訪米の沖縄県知事「沖縄の事情理解してもらえた」
アメリカを訪れている沖縄県の翁長知事は、一連の日程を終えて現地で記者会見し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設の見直しを訴えたことについて、「多くの方に沖縄の事情を理解してもらえた」と述べました。
沖縄県の翁長知事は、トランプ政権の発足にともない、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設の見直しを訴えたいとして、先月31日からアメリカのワシントンを訪問しています。
翁長知事は、日本時間の4日朝、一連の日程を終えて現地で記者会見し、「13人の下院議員と面談し、1人、2人は、『両政府の合意はしかたない』と話していたが、多くの方からは、『沖縄の実情が理解できた』という話があった」と述べ、訪問の成果を強調しました。
また、アメリカ訪問の期間中に、安倍総理大臣とマティス国防長官が、辺野古への移設が唯一の解決策だと確認したことについて、「日本政府は、焦っているのではないか。沖縄県民に対して失礼なやり方だ」と批判しました。
そのうえで、「新辺野古基地建設を絶対に阻止するという決意はむしろ強くなっている」と述べ、今後も計画の阻止を目指す考えを示しました。
翁長知事は、5日の夜、沖縄に戻る予定です。
翁長知事は、日本時間の4日朝、一連の日程を終えて現地で記者会見し、「13人の下院議員と面談し、1人、2人は、『両政府の合意はしかたない』と話していたが、多くの方からは、『沖縄の実情が理解できた』という話があった」と述べ、訪問の成果を強調しました。
また、アメリカ訪問の期間中に、安倍総理大臣とマティス国防長官が、辺野古への移設が唯一の解決策だと確認したことについて、「日本政府は、焦っているのではないか。沖縄県民に対して失礼なやり方だ」と批判しました。
そのうえで、「新辺野古基地建設を絶対に阻止するという決意はむしろ強くなっている」と述べ、今後も計画の阻止を目指す考えを示しました。
翁長知事は、5日の夜、沖縄に戻る予定です。