米大リーグ機構が今季からの導入を求め、敬遠とストライクゾーンに関するルール変更を選手会に正式に提案したとスポーツ専門局ESPN(電子版)が6日に報じた。
敬遠は、試合時間短縮などを目的に、投手はボールを4球投げなくても意思を示すだけで打者を一塁に歩かせられるルール。実現する可能性があるとESPNは伝えている。
ストライクゾーン下限5センチ高く
ストライクゾーンは、膝頭の下部までになっている下限を膝頭の上部まで引き上げることを要望。ゾーンの下限が約2インチ(約5センチ)高くなる見込みで、打者有利になる変更に投手を含めた選手たちの反応が注目される。
機構は敬遠とストライクゾーン変更を昨年から検討しており、競技委員会と規則委員会では既に承認されているという。選手会が合意すれば採用される。(共同)