僕はホント小学生の頃から漫画が好きで、お小遣いを貯めたら古本屋さんに行って漫画本を買いためていました。
そのおかげで実家には父親、兄のも含めて大量の漫画本がストックされているという事態なのですが、ここ最近になると本は専ら電子書籍で読むようになり「もう古本は邪魔だから売っちゃおうかな・・・?」と思い始めました。
しかし、最新刊ならまだしも、古本なんて正直そんなに高く売れるイメージもありませんし、とにかく大量にあるので古本屋に持ち運んで査定してもらい、安かったら次の店に行く・・・というのも面倒ですので、事前に「どこなら一番高く買い取ってもらえるのか?」という部分を調べてから行こうという事になりました。
と言う訳で、あくまでネットで調べられる範囲ではありますが、公式HPの買取価格や口コミを参考に、漫画を高く売れるであろう買取業者を調べてみました。
漫画本はそもそもどこで売る事が出来るのか
漫画本を売るとなると、やはり一番最初に思い浮かぶのがブックオフなどの中古本専門店です。
ブックオフだけでなく、街の古書店でも良いと思いますが、それ以外の方法となるとネットオークションくらいでしょうか。
まずは漫画本を売る事が出来るのはどこなのか?選択肢を洗い出す事にしてみました。
ブックオフは比較的買取価格が安い?
まず一番最初に思い付くブックオフですが、買取価格が非常に安いという事で有名です。
僕自身もブックオフでまとめ売りした事がありますが、漫画本の買取価格は大体1冊10円以下ですし(新刊は若干値が付きます)、販売価格も相応に安いので仕方がない部分はあると思います。
ブックオフでは宅配買取を行っており、送るだけで本・ゲーム・CD・DVDを買い取ってくれます。
参考:ブックオフ唯一の宅配買取サービス「宅本便」 │ ブックオフオンライン
ブックオフ宅配買取の注意点が1点あって、こちら側から商品を送る際には集荷に来てくれるので送料は無料なのですが、査定金額に納得いかず返送してもらう際は送料がかかってしまいます。
ネット上の口コミを見るとこの点に納得いかない人が多く、漫画本を大量に返送してもらうと1,000円~2,000円近い送料を取られてしまい、それなら処分してしまった方が・・・となるみたいです。
ネットオークションなら一番高く売れるがデメリットも
おそらくどんなものでもそうですが、高く売ろうとするならネットオークションが一番良いと思います。
というのも、中古書店に売ったとすると、中古書店はそこから更に販売する訳ですから、その間の中間手数料みたいなものがかかってきてしまいます。
しかし、ネットオークションの場合、売り手と買い手がダイレクトに繋がる事が出来るので、そりゃ売り手側から見れば一番高く売れるよねというのは当然ですね。
ネットオークションは高く売れる一方で、いくつかのデメリットがあります。
一点目は漫画をまとめて売るのに適していない事。
売りたい漫画タイトルが数個あったとしても、買い手側は1つのタイトルを欲しくて購入する為、ネットオークションでは基本的に1タイトルずつ出品していかなければならず、手間がかかってしまいます。
二点目が取引や発送が面倒だという事。
ネットオークションはサイト毎に取引方法に若干差があるものの、自分とお客間で取引交渉などをし、自分自身で発送などをする手間が必ずありますので、若干面倒ではあります。
三点目が取引に手数料が掛かってくる事とすぐには売れない可能性がある事。
ネットオークションは月額利用料や販売手数料を取られるので、落札価格を丸々もらえる訳ではないという事と、オークションなので落札されない限りはいつまでも本の処分が出来ません。
取引相手との連絡が取れなくなったりする事も多々ありますので、引越しなどで早く処分したい場合にはネットオークションは向いていませんね。
ネットオークションだとどれくらい高値で売れる?
ネットオークションと言えば大手「ヤフオク!」が思い浮かびますが、実際に漫画本はどれくらいの金額で取引されているのでしょうか?
まず、今人気のコミック「ワンピース」の取引を見てみると、以下のようになっています。
全巻セットで見れば1冊100円以上で入札が入っているのも多々見つけられますし、やはり中古書店などで買い取ってもらうよりも高く売れそうな気はします。
続いて、最近人気急上昇中の「メルカリ」でワンピースの取引を見てみました。
メルカリは出品から発送の手軽さから、最新刊などの1冊売りが多々出品されていて、平均300円~400円近くで落札されています。
最新刊を買って読んですぐ売るのであればメルカリはかなり良いかなと思いました。
Amazonの買取サービスを利用する
実はAmazonでも買取サービスをやっているのですがご存知でしょうか。
売りたい商品を箱に詰めて送るだけの簡単宅配買取なのですが、正直高く売りたい人向けのサービスではありません。
Amazonの買取サービスでは基本的に商品の買取価格がリストで検索出来るのですが、試しに先程検索したワンピースで見てみましょう。
基本的に買取価格は1円、最新刊でも30円近くと非常に格安料金で買い取ってくれます。
「いやぁ、これなら処分しちゃっても良いよな・・・」というのが正直な感想ですよね。
宅配買取サービスを利用する
上で説明しているブックオフやAmazonも宅配買取サービスですが、同じようなサービスは結構沢山あって、中には高額買取を行っているものもあるんです。
例えばですが、ゲーム古本の通販ショップとして有名な駿河屋。
参考:駿河屋公式サイト
駿河屋では送料査定料無料で、箱に詰めて送るだけとAmazonの買取サービスと一緒なのですが、買取価格は全く違います。
こちらもワンピースで買取リストを検索してみると・・・?
全巻セットで7,000円だけでなく、一巻売りでも200円近い値段が付くものもあります。
もちろんワンピースが人気という事もあるのですが、これくらいの値を付けてくれるのであれば、他のタイトルもまとめて売ってしまっても良いかなと思いますよね。
当然、ワンピース以外のタイトルも買取価格のリストを確認する事が出来ますので一度確認してみてください。
「駿河屋あんしん買取検索(コミック) – 駿河屋公式サイト」
漫画を高く売る為のコツやポイント
上記で説明した通り、売る場所選びはかなり重要ではありますが、漫画を高く売る為にもいくつかのコツやポイントがあります。
漫画は基本的に全巻セットで売る
当たり前っちゃ当たり前の話ですけど、漫画は全巻セットで売った方が高く買い取ってくれます。
ネットオークションだけではなく古本書店などでも同様で、全巻買い取ればそのまま全巻セットで販売する事も出来ますし、買い手側からしても全巻セットの方が嬉しいのは当然です。
既に完結している漫画を持っているけど、途中の一巻だけ失くしてしまったという方は、その1冊だけでも他の中古書店で探して買ってから売った方が良い場合もあるので注意しましょう。
最新刊は買って読んだらすぐに売る!
メルカリの部分で説明していますが、最新刊は買ってすぐに売る事でかなり高値で入札が入ります。
古本屋で売る時も同様で、ブックオフなどでも最新刊の場合はそれなりの値段が付きます。
売る事を前提にするなら最新刊に限って言えば紙の方が電子書籍よりも安く読む事が出来るという事になりますね。
漫画の保存場所では喫煙しないようにする
喫煙者の人なら分かると思いますが、タバコを吸っていると部屋の壁紙と同様に漫画本は煙やヤニで黄色くなってしまいます。
そうなってしまうと買取価格が下がるだけではなく、買取業者によっては買取不可になってしまう場合もあるので、漫画の保存場所では喫煙しないようにする事が大事です。
喫煙しながら漫画を読みたいという人もいるかもしれませんが、売る事を前提にするならやめた方が良いでしょう。
まとめ売り買取キャンペーンなどを活用する
買取業者によっては「30冊以上の買取で買取価格にプラス1,000円!」などのキャンペーンを行っている場合があります。
数は少ないですが、こういったキャンペーンを見つける事が出来れば、1冊毎の買取価格も高くなっている事になるので、結果的にお得に漫画本を売る事が出来ます。
多くのキャンペーンでは宅配送料、返送料無料といったものばかりではありますが、宅配買取の方が手間がかからず楽なので活用しておいて損はありません。
結論、高く売りたいならネットオークション!手間が面倒なら宅配買取!
色々と調べた結果、高く売りたいならネットオークション、手間が面倒なら宅配買取が無難ではないでしょうか。
僕はネットオークションに何故か不信感があり、何となく利用したくないので箱に詰めて送るだけの宅配買取が一番良いかなと。
箱に詰めて送るのすら若干面倒ではありますが、値段が付かなくても最悪処分してもらえば良いやという気持ちでやってみたいと思います。
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