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岡崎公園 松のこもはずし

02月06日 12時28分

岡崎公園 松のこもはずし

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本格的な春の訪れを前に、愛知県岡崎市では、松の木に巻き付けた「こも」を取り外す作業が始まりました。
岡崎市では、貴重な松の木を害虫から守ろうと、冬の間、わらで編んだ「こも」を巻きつけています。
「こも」を取り外す作業は毎年、立春の前後に行われていて、今年も市内の公園や国道沿いにあるあわせて約400本で作業が始まりました。
市の中心部にある岡崎公園には、樹齢400年を超え、幹の太さが2メートルほどもある貴重なオオクロマツなど、あわせて150本が植えられています。
6日は、市が委託した作業員8人が慣れた手つきで「こも」を巻き付けた縄を次々とはさみで切って、取り外していました。
「こも」には、暖を求めて入り込んでいたカメムシやクモなどがいましたが松の幹を食い荒らす「マツケムシ」はこれまでのところ見つかっていないということです。
岡崎市公園緑地課の井澤一平主任主査は、「まだ寒いですが、こも外しの時期になると春の訪れを感じます。岡崎公園は、桜の名所でもあるので、春には、多くの人に訪れてもらいたいです」と話していました。

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