- ママチャリが必要になった理由
- YAMAHA PAS Babby XL の特長
- 坂の名所で使ってみた
- 保育園の送迎で使ってみた
- 通勤で使ってみた
- 飯田橋の契約駐輪場について
- 充電タイミング
- YAMAHA PAS Babby XL の欠点、それは駐輪
- 傷害保険または自転車保険の加入について
- まとめ
ママチャリが必要になった理由
ついに我が家でもママチャリを購入しました。購入したのは、YAMAHA PAS Babby XL 2016年モデルです。購入して2週間、毎日乗り続けたのでレビューしたいと思います。
電動アシスト自転車 PAS Babby XL 20インチ 2016年モデル マットグリーンアッシュ
- 出版社/メーカー: YAMAHA(ヤマハ)
- 発売日: 2016/02/17
- メディア: スポーツ用品
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購入した理由としては、日々の生活で不便を感じていたからです。昨年、江戸川橋から白山へお引っ越ししてからの悩みですね・・・。
- 坂道がとにかく多い
- 保育園の送迎が大変
- 保育園から職場までの移動手段が欲しい
- バスを待つ間がとにかく寒い
- 子連れで買い物が大変
YAMAHA PAS Babby XL の特長
坂道が多く、子どもの保育園送迎で自転車が必須の我が家にとって、PAS Babby XLはぴったりでした。
- 大容量12.8Ahリチウムイオンバッテリー搭載
- リヤチャイルドシートを標準装備
- 買い物も楽々こなせる大きめのカゴ
- 安定走行ができるファットタイヤ
- 坂道が多くても20インチタイヤだからペダルを漕ぐのが楽
- 三段変速付き
金額
購入金額は14万5千円になりました。近くのモーターショップで購入したので割引は一切無かったです。既に2017年モデルが出ているのに、この段階で2016年モデルの人気が出たそうです。理由は後述します。
何故、敢えて2016年モデルを選んだのか
YAMAHAは、2017年モデルからはブリヂストンとの提携を解消したらしく、2016年モデルのPAS Babby XLは本体、パーツともに国産だったものが、2017年モデルでは一部パーツとして中国製を採用。2017年モデルの一部でプラスティック製のカゴを採用したことにより大幅な軽量化が図られたようです。(そのため、2017年モデルのラインナップからPAS Babby XLは消え去っています)
よって、軽量化された2017年モデルを選ぶのか、重たいけど国産で頑丈な2016年モデルを選ぶのか、好みの問題だと思います。我が家は、敢えて2016年モデルを選びました。同様の理由で我が家以外にも2016年を選ぶお客さんも多いようです。
坂の名所で使ってみた
5歳の息子を乗せて、実際に走行してみました。
真砂坂
春日から本郷三丁目まで続く緩やかな坂道。とにかく坂道が数百メートル続きます。ここも、電動アシストをオンにして走行してみたところ、ビックリするぐらい前に進む!納車して初日に行ってみたので、感動しました。
赤城坂
江戸川橋から神楽坂に続く坂道。普通に歩くだけでも坂道きついなーと思ってしまう坂道ですが、こちらは電動アシストをオンにしてアシストレベルを「強モード」に変更して楽々進めました。
ちなみに赤城坂の途中には、モジョコーヒー神楽坂店がありますので、休憩がてら行ってみてはいかがでしょうか。
播磨坂
桜の名所とも言える播磨坂。白山から小石川を抜けて茗荷谷へ向かうためにはこの播磨坂を上る必要があります。緩やかな坂道なので、アシストレベルは標準で楽々クリア。
播磨坂の途中に、かの有名なラーメン店「播磨坂もりずみ」がありますよ。(過去、ミシュラン一つ星に輝いた「ちゃぶ屋」のオーナーが再起して始めたお店です。)
小日向の坂道
小日向から江戸川橋へ続く坂道。下り坂ですが、ブレーキを使いながら加速しすぎず進むことができました。帰り道はもちろん上り坂でしたが、こちらもアシストレベルを強にして楽々クリア。
こう見てみると、文京区は坂道が多いですね。電動アシスト自転車じゃないと厳しいかもしれません。
保育園の送迎で使ってみた
PCが入っているリュックを背負って、かつ子どもをリアに乗せて自転車に乗ってみましたが、リュックが子どもにぶつかることもなく、楽々と自転車を走らせることができました。ちなみに、風が冷たいので常時風よけを使用しています。
使用しているリュックはこちら、VENQUEのリュック。以前のエントリーを参照してね。
息子の保育園のリュックは前かごへ。荷物が多くなっても、カゴが大きめなので助かりました。
通勤で使ってみた
保育園へ預けた後、通勤で使用してみました。
オフィスのある飯田橋へ行く際は、春日から水道橋へ向かって真っ直ぐの道を進み、水道橋駅手前で右に曲がって、そしてまた直進するとすぐに飯田橋です。
保育園~オフィスまで1.5km程度の道のりになるので楽々と自転車通勤できますよ。
飯田橋の契約駐輪場について
飯田橋では自治体の定期駐輪場を契約しないと駐輪場が確保できないと思って良いでしょう。
契約駐輪場の年間申込みは、4月1日~3月末までの契約のようです。ただし、どの自治体も2月初旬で締切なのでギリギリ間に合いました。飯田橋は千代田区・新宿区・文京区の区境になるので、いずれかの区で申し込んでみましょう。 文京区が年間2万4千円で、他の区は3000円~7000円になります。
千代田区ならまだ間に合う。2月13日まで必着!
飯田橋の一時利用の駐輪場について
飯田橋のプラーノ駐輪場があります。
最初の1時間は無料で、6時間ごとに100円かかります。職場から少し離れているけど、ここしか駐輪できないので仕方無く駐輪してます。
春日・後楽園の一時利用駐輪場について
文京シビックセンター近くに一時利用できる駐輪場があります。最初の2時間は無料なのでここが一番良心的。しかも有人監視・防犯カメラありです。セキュリティを考えるとここが安心。後楽園から飯田橋まで1駅なので、ここに駐輪して飯田橋まで行く方法もアリですよ。
充電タイミング
保育園の送迎、職場への通勤などあって1日の走行距離はトータル7km程度になります。
電動アシストをオンにして坂道を上り続けると、電池の消耗が激しいのが分かりました。坂道が多い道を毎日走ると、充電は4日に1度、平坦な道メインなら1週間に1度ぐらいのタイミングで充電で問題無さそうです。(日々、坂道は避けられませんが)
カタログ値では、一充電当たり標準モードで56km走行できることになりますから概ねカタログ値は信用できるかと思われます。
YAMAHA PAS Babby XL の欠点、それは駐輪
PAS Babby XLの欠点は、タイヤが太くて有料駐輪場に駐輪するのがとても大変な点。また車体も大きいので隣接する駐輪自転車があると駐輪すること自体厳しいです。
写真のようにタイヤをロックするタイプの有料駐輪場に駐輪することがとても苦手なタイプになると思います。駐輪できない訳ではないのだけど、時間を取ってしまいますね。(ちなみに、この写真は春日の地下駐輪場です)
それ以外は、大変満足しているモデルになるので買って良かったと思います。
傷害保険または自転車保険の加入について
傷害保険または自転車保険については必ず加入した方が良いかと思います。自分が気を付けていても、もらい事故があるかもしれませんので・・・。
我が家は、損保ジャパン日本興亜の傷害総合保険に自転車特約をつけています。家族単位の加入で10年払いをしているので、10年分で42万円ぐらいかかりますが自転車事故以外の怪我(転んで怪我をするのも含む)場合の治療費にも保険が使えるので助かっています。(加入したのは6年前なので、あと4年間は有効です)
傷害保険は月払いよりも年払い、そして最大10年払いができる場合もあるので、長く自転車に乗るのなら値引率が高い方法を検討してみるのも良いでしょう。
まとめ
電動アシスト自転車にして良かった点を改めてまとめます。
- 通勤ラッシュに悩むことが無くなった
- 保育園の送迎のためバスを待たなくて良くなった
- きつい坂道を子どもを抱いて駆け上らなくてよくなった
- スーパーで気軽に買い物できるようになって、ネットスーパーに依存しなくて良くなった
日々の買い物や、保育園の送迎などママの負担が減ったことによって、私自身はすごく楽になりました。複数の悩みが減って、以前よりもストレスが減ったことを実感しています。
少し遠い場所にも行けるようになった
あと、もう一点嬉しかったのは、行動範囲が広がって今まで行けなかった少し遠い場所まで行けるようになりました。ちょっとした息抜きで、美味しいピッツァの店に行きたかった。駅から離れていて歩かないと行けない場所にも行けるようになりました。
小石川の青いナポリに行ったよ。
タクシー代の節約になった
子どもがぐずって仕方が無くタクシーを呼んだり、お仕事が終わって急いで帰宅して料理をするためにタクシーを呼んだり、子どもが「疲れた。歩きたくない」と動かなくてタクシーを呼んだりする訳ですから、不要なタクシー代が無くなりました。なんで、もっと早くママチャリを買わなかったのだろう。少し後悔しています。
これからの課題
課題としては、夜道の坂道は怖いので、自転車を運転するのは明るい道を選ぼうかな・・・というところでしょうか。文京区は細い道が入り組んでいて街灯が少ない裏道も多くて、ちょっと危険な場所もありますので、安全な道を選んで気を付けて走行していきたいですね。
以上、初めてのママチャリレポートでした!