『勝ち方の良し悪し』 1日5分の自己投資 人生を経営するための100の経営術 能力の70 我が子に残す100の経営学
皆様こんにちは。
本日も5分で成果の向上ができる。
5分間コンサルティングを始めたいと思います。
前回は私たち経営者が経営を行うということは戦である。
そして、戦である以上必ず勝たなければならない。
それこそ、比喩でなく生死がかかっている。
このようなことも少なくない。
よって、必ず勝利をしなければならない。
このような話でした。
今回は、勝つことを前提とした上で。
しかし、ただ勝てばよいというわけではありません。
戦いには、良い勝ち方と、良くない勝ち方があるのです。
そして、これを隔てる考え方をテーマに書いていきたいと思います。
戦いとは、自らと相手がしのぎを削る行為であるといえます。
そして、その結果にたとえ勝利を収めたとしても、
自らが壊滅的な被害を被っての勝利では、
それを決して良い勝ち方であったとはいえません。
つまり、いかに被害をなくして勝つのか。
このことが重要であるといえます。
そして、より良く勝つために。
4つの順番というものがあります。
今回は、その考え方をご紹介致します。
では早速、
その順番とは。
1.相手の作戦を攻撃して勝つ
これはつまり、相手の戦意を奪い戦わずして勝つことを目指す。
このようなこととなります。
これが可能であれば、自らは何の被害もなく勝利を収めることが可能です。
且つ、勝利の恩恵も大きいものとなります。
2.相手と話し合いをして勝つ
これは交渉です。
交渉とは、実践の前段階にあります。
ここで勝利を収めることができれば、自らも相手も大きく疲弊することを避けることができます。
実際には戦わずして、大きな譲歩を獲得することが可能です。
3.ゲリラ的に勝つ
これは、自らの得意分野で戦うことを意味します。
この段階では、自らの消耗を避けることができません。
そうであるならば、できるだけ自らに有利な環境に持ち込まねばなりません。
なるべく自らの被害を抑えて勝利することが目的となります。
4.消耗戦を行って勝つ
これは、相手の得意分野に持ち込まれるという無能を除外するならば、
いかにこちらに有利な戦力差があろうと、最も避けなければならない勝ち方です。
不要に被害を出すことほど愚かなことはありません。
自らの被害も大きい上に、相手も被害甚大のため奪えるものも知れています。
これらが、より良く勝つための4つの方法となります。
このように言葉で書くと、なんだそんなことか!と思われてしまうかもしれません。
しかし、いざこれらを実行するとなると、とても大変なことなのです。
たとえば、
自らが大きな力を持たない会社であるとき、
自らよりも大きい会社に対し、戦わずして勝つことができるでしょうか。
これをいかに考え、実行するか。
これこそが経営者の仕事であり、必要な能力と言えます。
これは、あくまでも私が経験上ではありますが、
常日頃から、3や4の選択肢を考えている経営者様はとても多くいらっしゃいました。
しかし、1や2の選択肢を日常的に考えておられる方は滅多に居ないのです。
つまり、
常日頃から、これらの考えに基づいた戦略を意識するだけで、
今後の戦いにおいて、とても大きなアドバンテージを持つことが可能である。
私はこのように考えるのです。
いかがでしょうか。
この記事が、少しでもあなたのお役に立てたのでしたら幸いです。
次回は、より良く勝つための戦い方について書きたいと思います。
人生も経営も選択の連続です
あなたは今日、何を決めますか?
護国経営コンサルティング
臼田 寛
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