Japanese
沼倉愛美
2017年02月号掲載
インタビュアー:吉羽 さおり
2016年にシングル『叫べ』でデビューした沼倉愛美の2ndシングル『Climber's High!』がリリースされる。放送中のTVアニメ"風夏"のオープニング・テーマであり、カップリングの「星の降る町」と共に作品中でも大事な役割を果たす曲となる。"風夏"は音楽をモチーフにした作品で、沼倉自身が声優を務める"たま"は、カリスマ的ロック・バンド HEDGEHOGSのヴォーカリスト。それゆえ音楽、歌、サウンドにこだわり、レコーディングにはSHO(MY FIRST STORY)、T$UYO$HI(The BONEZ/Pay money To my Pain)、高橋宏貴(ELLEGARDEN/THE PREDATORS)、ピアニスト 伊賀拓郎が参加。豪華な組み合わせのバンド・サウンドを背に、パワフルな歌声を響かせる曲となった。
-2ndシングルの表題曲「Climber's High!」(Track.1)はとても力強いロック・サウンドによる、熱い曲となっていますね。
私、音楽は好きなんですけど、実はロックとかバンド・サウンドというものを通ってきてなくて、全然わからないんです(笑)。その私でも、この曲はエッジが効いていて、尖っていて、かっこいいなと思っていて。アニソンというよりは、音楽性を大事に作ろうとしているんだなという印象があったんです。最初にこれをもらったときは、まだ私が歌うと確定してなかったんですよ。でも、もしこの曲をもらえるのなら、どうしようって思うくらいにかっこよかったですね。頑張らなきゃって思いました。
-この曲は、アニメ"風夏"のオープニング曲でもあり、劇中のカリスマ的なロック・バンド HEDGEHOGSの曲でもあるんですよね。
そうです。CDの名義は私なんですけど、"風夏"というアニメ作品の中でも重要なポジションにある曲で。HEDGEHOGSは主人公たちが幼いころから聴いて育ってきて、「Climber's High!」も「星の降る町」(Track.2)も大好きで、作品の中にも何度も曲名が出てくるんです。私はアニメの中で、HEDGEHOGSのヴォーカルの"たま"という役をいただいて、声も担当しているんですが、彼女が歌っているシーンがもしあったとして、アニメの中でそれが流れたとしても違和感のないものにしなきゃいけないというのはありました。1stシングルの表題曲「叫べ」もアニメ("魔法少女育成計画")のオープニング主題歌としてやらせていただいたんですが、そのときとはまた違ったプレッシャーと言いますか、私にできるんだろうかっていうのはありました。
-より作品の一部としてある曲ですね。
そういう気持ちがすごくあって、最初は心配が大きかったです。
-HEDGEHOGSというバンドやそのヴォーカルの"たま"という人物像について、沼倉さんはどうアプローチしていったんですか。
たまは、あまり多くを語らない人なのかなと思っていて。どちらかというと、歌詞とか関係なく、発した音とかステージに立っているその立ち姿とかだけで、何か人に感じさせることのできる、カリスマ性を持っている人なんです。だけど、私のイメージですけど、それが最高だとはあまり思ってないのかなという感じなんですね。ただ、それを当たり前のようにやってしまう人で、だからこそみんなが憧れて今でも聴き続けられる曲を歌った人になるのかなって思います。
-役としては難しさもありましたか。
そうですね、最終的には沼倉愛美の曲にしたかったので、そことのバランスの取り方はすごく考えて、悩んで、レコーディング中もずっと"これでいいのかな?"って思いながらやってました。それは終わってもずっと思っていましたね(笑)。
-そうだったんですね。
ディレクターとはずっとディスカションや相談をしながら録っていって。音のプロなので、最終的には向こうがOKと言ったものを信じてました。自分は精一杯、持っているものを全力でぶつけることしかできないなと思って、すべてを出し切って、あとはうまく料理してくださいみたいな気持ちでしたね。
-沼倉さん自身は、この「Climber's High!」はどのような曲だと解釈して歌っていきましたか。
"風夏"の原作者である瀬尾公治先生が歌詞を書いてくださったんですけど、すごく風景が浮かぶ歌詞だなと思っていて。オープニングで流れるとしたらこんな映像になるんじゃないかなというのが、自分の中に浮かんできましたね。なんとなく、なあなあで日々生きていて、これでいいのかな、でもやりたいこともやるべきことも見つからないしなって悩むなかで、"いや、でも何かあるはずだ"って、ある日思うんですよね。で、何かやるからには高みを目指さなきゃ意味がないよねっていう、何かを変えたい歌なのかなと思うんです。ところどころにそういうもどかしさみたいなものがあって。開き直りかもしれないけど、もうパーッといっちゃおうぜっていう部分もあって、でも最後には希望があるような、光が先にあるのが見えて終わる歌だと思います。
-自分の歌にしていくうえで、ここで描かれるもどかしさや葛藤、走っている感覚は、共感するところは大きかったんですか。
映像が浮かんできたということは、そのワードは絶対に自分の中にあるものだろうと思っていて。テクニックでそういう曲にしようというよりは──そんな力は私にはないと思っていたので、最初にオーダーであったのは"ライヴ感が欲しい"ということだったんです。初めは、たまというキャラクターやHEDGEHOGSというバンドのこともあったので、もう少し大人っぽい静かなものを歌うイメージが私の中ではあったんですけど、"たまは全身で歌う人で、魂を歌う人だから、もっとぶつける感じがいい"とオーダーがあって。なるほど、と。だとしたら、私の出せるものをすべて出し尽くしてやるしかないので、なりふり構わない感じで歌いましたね。偶然や、奇跡的に出たいいテイクを選んでもらった結果、私の必死感よりも、激しさとか疾走感をきちんと際立たせたものになりました。私がこうしようというふうに作った曲というよりは、結果こうなったというか。
-内側を引っ張り出されたような。
そういうイメージが強い曲ですね。
-今回のシングルは3曲収録されていて、「もっと一緒」(Track.3)という曲のキュートなヴォーカルと、この「Climber's High!」が違って、それにも驚きました。
そうですね(笑)。
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