釜山少女像の移転要望=韓国民団が尹外相に
2017年02月06日 19:26 発信地:日本
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【2月6日 時事通信社】韓国の尹炳世外相は6日、ソウルを訪れた在日本大韓民国民団(民団)の呉公太団長らと外務省で会談した。団長らは、慰安婦問題をめぐる日韓両政府間の合意の忠実な履行や、南東部・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦を象徴する少女像の移転を求める要望書を提出した。外務省が会談内容を公表した。
呉団長は席上、「昨年末、少女像が設置されて以降、日本国内で韓国に対する世論が急速に悪化し、在日同胞社会はかなり難しい状況にある」と指摘した。
これに対し、尹外相は「重く受け止める」と答え、韓国政府としても解決に向け努力していることを説明。「政府は韓日関係の安定的発展のため、不断の努力を続けていく」と強調した。(c)時事通信社
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