突然だけど、私はアフィリエイトが嫌い。
といっても、ここでいうアフィリエイトっていうのはアドセンスとかじゃなく、はっきりと、ブロガーが、自分の意志で商品を選んで貼ってるタイプのやつ。
例えばこんな感じ。
初心者おすすめのカメラはこれ!
(いかにカメラがいい商品かの説明が並ぶ)
本当にこのカメラおすすめです!使いやすい!
いかがでしたか?カメラ選びの参考になったら幸いです!
こんなの。
そしてここまでがつがつ来ないタイプも一例あげると
最近はこんなサイトで資産運用してます
最近は余剰資金を使ってこんなサイトで資産運用してます。
眠らせとくのももったいないですからね。
今から運用しとけば複利効果で将来お金の心配しなくて過ごせるんじゃないかな。
興味ある人はぜひ。
こんな感じ。ちなみに下の方の「こんなサイト」のリンクは私のブログに飛びます。
上はホントにアマゾンに飛びます。
最近こんなサイトホントによく見る。下は有名ブロガー(らしい)、ある方のマネ。
確かにアドセンスも同じアフィリエイトなんだけど、ブロガーが自分で選んで貼ってるアフィリエイトとは悪質さがまるで違うと思う。
アドセンスは、基本的にはブロガーが貼っているのは広告「枠」であって、その中にどんな広告が表示されるかは貼ってるブロガー自身は分からないし、実際に表示されるのはグーグルが検索履歴とかから選んだその人にマッチする広告。
けれどブロガーが直接商品を選んで紹介するアフィリエイトは違う。
ブロガーは紹介する商品やサービスが売れたり利用されるとお金が入るから、ブログの内容もその商品やサービスを売ろうとする書き方になる。
こうなると、もう本当に商品・サービスが良くて、みんなに使ってもらいたい(そしてあわよくば小金も欲しい)のか、そもそも金が欲しいだけでリンクを踏ませることが出来れば本当にいい商品なのか、便利なサービスなのかなんてどうでもいいのか、読んでいる人にははっきり言って判断できない(雰囲気とか文体で大体分かるけど、100%断言できない)。
具体的例を出して言うと、「最近はこんなサイトで資産運用してます」みたいなブログを書いて、そのリンクから口座を開設して運用を始めたら8000円くらいそのブロガーに入る。
この8000円くらいっていうのは私がさっき見つけたアフィリエイトプログラムの紹介料だから、多分金融系のアフィリエイトはそのくらい儲かるんだろう。
こういう直接商品を売ったりサービスを使わせて自分が儲けようとしているブログが大量に出てきたおかげで、ネット上の口コミブログとかは正直私の中では信用できなくなってきている。
比較的信頼できるのは、どんな評価をしても金にならないアマゾンのレビューとかくらいだ。
これから先、こういうモノとサービスを紹介してくるブログを読んでいく中で必要なのは、「この人はどういう意図でこの紹介記事を書いているか」という読み方だと思う。
例えば、めちゃくちゃに投資サイトをほめてるブログを見て、「これはすごい!すぐリンクから飛んで登録しなきゃ!」っていうんじゃなくて、「こんなに褒めちぎるのは怪しいな、きっと登録させたらキャッシュバックが入るんだろうな」って自衛的に考えたほうがいいと思う。
(ていうか、普通に考えて、本当に紹介したいだけならリンクを張る必要もないし、検索してみてねでいいわけだから、リンクが貼られた時点で裏があるよね)
もちろん、全部の文章を読むときにそんな懐疑的になってたら疲れるから、文章中にリンクが出てきたらちょっと考えてみるくらいでいいと思う。