先日ディズニーシーへ行ったところ、ダッフィー人気が加速していると感じました。
子供よりも大人がダッフィーと一緒に楽しんでいるようでした。
なぜそんなに大人が夢中になるのか考えてみましたよ。
出典:http://www.tokyodisneyresort.jp/
「ダッフィー」とは
出展:http://www.tokyodisneyresort.jp/
ディズニーシーでしか手に入らない、テディベアのぬいぐるみです。
サイズはL,M,Sとあり他にも小さなキーチェーンのついたタイプもあります。
なぜディズニーでテディベア?と思いますよね。
ストーリーはこうです。
ミッキーが船旅で寂しくないようにミニーがテディベアを作ってプレゼント。
ダッフルバックに入っていたので「ダッフィー」と名付けて可愛がったそうです。
この時点でちょっと無理があるんじゃないかと思いましたけども。
この後ミニーはダッフィーの彼女を作ります。
それが「シェリーメイ」というベア。ダッフィーにまつ毛が付いたようなベアです。
そして更に「ジェラトーニ」という猫の友人も登場します。
そのうちジェラトーニの彼女も登場するのではないかと予想してます・・・
今、ディズニーシーではこの3つのぬいぐるみが大人気。
ここでそれぞれを語るとややこしいので、以下にはダッフィーなどとします。
ダッフィー人気が凄まじい
私はテディベアは好きな方です。
でもこのダッフィーがディズニシーに登場した時、違和感があったんですよ。
可愛いけどこの世界とはちょっと違うんじゃないかって。
ディズニーシーはどちらかというと大人が楽しむ雰囲気です。
「海」がテーマでイタリアやアメリカの街並みが美しいパークで、お酒も飲めます。
▼ゴンドラや船でゆったり周遊
オー・ソレ・ミオ~♪と歌いたくなります。
そこに、テディベアのキャラを導入して成功するの?と思ったんですよね。
これは大きな賭けに出たなぁ!と。
当時、ディズニーシーに行かなきゃ買えないものも有る事は有ったんですが・・・
お菓子缶やちょっとしたキャラグッズだけでした。
ディズニーシーといえばこれ!みたいなものって無かったですから。
そこで考え出されたキャラクターだと思われます。
海なんだから、リトルマーメイドやドナルドなどにチカラを入れても良かったはず。
そこをあえて外してのテディベアとは驚きの発想。
今やこの3体のぬいぐるみキャラ、大人気なのです!!!
ますます加速する感じです。
どれほどの人気なのか以下に少し書きます。
既に人気ぶりをご存知の方はこちらへどうぞ。
(ページジャンプします)
ご存知ない方のために、先日の様子を少しだけ書きますね。
入店や購入に整理券
▲バレンタイン前のSHOPにて
(全て限定販売ものです)
これらのぬいぐるみを販売しているSHOPに人が殺到します。
そこで1回限り当日のみ有効の整理券が入り口でひとりずつ配られます。
購入するときも、その整理券が無いと買えません。
出口から入っても買えない、ひとり1度だけ買うという仕組みになっています。
購入はひとり3体までだそうです。(2017年2月現在)
そんなに売れるなら制限しちゃ勿体ないと思うでしょう?
・・・1人で何十体も購入する方がいるために、他のお客さんが買えないそうです。
実際に入ってみましたが、皆様迷わずじゃんじゃんカゴに入れていました。
凄すぎます。
自宅からダッフィーを連れてくる
両手にこの3体を持って連れて歩いている方が沢山いました。
連れているのは、ほとんど大人。
男性も小さいサイズをバックに付けていたりして。
可愛がって撫でて、服を整えたり着せ替えたりしている姿も見かけましたよ。
ご自身もテディベアっぽい服を着て、お尻に丸いしっぽが付いたりしてます。
MYダッフィーをあちこちで記念撮影
▲他人のダッフィーを撮影する大人たち
上の画像は私が撮影したものです。
お花の近くに3体のぬいぐるみがあるでしょう?
パーク内のどなたかがご自宅から連れてきて、ここで撮影しようとしていた時。
さささーっとカメラを向ける大人たち!!!
自分のぬいぐるみじゃないんですよ。知らない人のぬいぐるみですよ。
ここには3人位しか映っていませんが、もっと沢山カメラの数がありました。
男性も夢中で撮影していますね。
限定撮影コーナーは長蛇の列
▲係りの人に撮影してもらえる場所
こちらも私が撮影したもの。
こんな風に飾り付けしてある場所があちこちにあります。
ここはバレンタイン限定のコーナーで、グリーティングと呼ばれていますよ。
ミッキー、ミニー、先ほどお話しした3体のぬいぐるみキャラがいますね。
ここは係りの人に撮影してもらえます。
右側にシェリーメイ(ダッフィーの彼女)を抱えた女性が見えますよね?
こうやって、自分のダッフィーと一緒にここで撮影してもらうわけです!
もちろん何も持ってなくても良いんですよ。
撮影して欲しいお客さんで長蛇の列が出来ています。
ダッフィーの着せ替え服は限定販売
出展:http://www.tokyodisneyresort.jp/
3体のぬいぐるみには、着せ替えコスチュームもあります。
私の服より良いお値段のもあります・・・
デザインは色々で限定も多く、上の画像は2017年のバレンタイン限定もの。
逃すともう2度と手に入らないので、気に入った方は迷わず買いに来ます。
可愛い・・・;つД`)
欲しいけど高い!きりがないです~!
グッズやお菓子が充実しすぎて追いつかない
出展:http://www.tokyodisneyresort.jp/
白い入れ物はポップコーン入れです。
パーク内を歩きながら食べるための入れ物ですよ。
他にも限定ものが沢山あって、全部揃えていくには到底追いつかないです。
いえ全て揃える方もいらっしゃるかもしれませんが・・・私には無理です。
ダッフィーについて詳しくご覧になりたい方はこちらへどうぞ
▼公式サイト
なぜ大人がぬいぐるみにハマるのか
長々書いてしまいました~!
まだ沢山あるんですがキリが無いのでやめました。
(+_+)本題入りますね。
なぜ、大人がぬいぐるみにハマるのか・・・。
こんな理論を見つけました。
ハリー・ハーロウの愛着理論
愛着理論(人と人との親密さを表現しようとする愛着行動についての理論)という考え方があって、公式には1958年に出版された二つの論文が起源なんだそうです。
そのひとつに「ハリー・ハーロウ」という心理学者の論文がありました。
Harry Harlowの「愛の性質」という論文である。それは、幼い子供のサルは、手触りのよい布切れの代理母には愛着の結びつきを形成したが、ミルクを出すが手触りの悪い針金の代理母には愛着を形成しなかったという実験に基づく論文である
▼絵で示すとこうです。
ようするに、赤ちゃんは柔らかい手触りを求めたという事。
これはわざわざ理論にしなくても分かることかもしれませんよね。
幼い頃を思い浮かべてみると自分もそうでした。
子供は優しい温もりやスキンシップを通して安心するもの。
だからすぐ、一緒に寝る~とか抱っこして~ってなるんだと思います。
子供は納得できます。
それじゃ、大人はどうやって心地良さや安心感を得るんでしょうね?
別の安心感と心地良さで童心に
子供の頃、柔らかいものに触れて安心した心地良さは誰にでもあると思います。
その気持ちを記憶しているから欲しくなるんじゃないか。
ぎゅうっとしたり撫でているとほっとする。
単純にテディベアが好きだからという理由の方もいらっしゃるでしょう。
だけど、そういう方だけじゃないように思えたんですよね。
日頃の慌ただしい日常や辛い事から少し離れ、夢の国で一緒に時間を過ごす。
夢の国は誰も責めたり煽ったりしません。
気持ちを穏やかにしてくれる場所です。
そんな場所で、心地良いダッフィーを抱えていたら童心に返りやすいんじゃないかと。
見た目も可愛らしく笑って見えるダッフィー。
ストレス社会の大人にとって何よりの癒しになっているんじゃないかと思うんです。
優しさに触れて、気持ちをリセットする大人もいるかもしれません。
▼あの羽生結弦君もぬいぐるみ好きみたいですね。ダッフィーではないけれど。
色々書きましたが、ダッフィーを非難しているつもりはありませんよ。
むしろ大好きですし欲しいなと思います。
(断捨離したいので我慢中)
大人のぬいぐるみキャラへの熱意に圧倒されちゃって記事書きました。
夢の国は優しくて好きです。
どのキャストと会話しても笑顔と思いやりに溢れています。
勇気と魔法で解決できる世界っていいですね。
読んでくださってありがとう~
オトナンでした。
ではまた (╭ರᴥ•́)☆
植物に関するブログも書いています。
▶Grimo[ぐりも]|グリーンをもっと。優しいガーデニングスタイル。