1日3分!テレビを見ながらできる膣エクササイズ

スキンケア大学 / 2017年2月6日 8時10分

膣エクササイズで女子力アップ

膣エクササイズは「膣トレ」「骨盤底筋エクササイズ」「ケーゲル体操」など様々な呼び名がありますが、基本の考え方は共通。膣や骨盤底筋の筋力を鍛えることで、尿漏れや頻尿、子宮脱(子宮が骨盤底筋の衰えによって下垂し、外に出てくる症状)などのトラブルを予防したり、性交痛の改善、スムーズな出産をサポートするなどの目的で行われています。

軽い尿漏れであれば膣エクササイズを2〜3週間続けることによって、効果が感じられるとも言われています。

また骨盤底筋は腹筋や太ももの内転筋、背筋などに繋がる筋肉のため、ここを鍛えることで背筋がすっと伸び下腹部に脂肪がつきにくくなるなど、ボディラインを美しく整える効果も期待できます。

骨盤底筋は積極的に鍛えなければ、年齢と共に衰えていってしまいます。特にデスクワークが多い方は骨盤底筋も衰えやすいので、膣エクササイズを日常的に行うことをオススメします。

たった3分!「ながら膣エクササイズ」

膣エクササイズの方法はとても簡単。テレビを見ながら、お風呂の中で、通勤電車の中で…と、手軽に行えるのが魅力です。1日たった3分程度で良いので、自分のペースで継続していきましょう。簡単にできる、基本の膣エクササイズをご紹介します。

  1. まず、全身をリラックスさせた状態で、脚を肩幅程度に広げて立ちます。
  2. 息をゆっくり吸いながら、5秒ほどかけて、膣を上に引き上げるようなイメージで肛門付近を締めます。
  3. そのまま息を止め、膣をギュッと締めながら5秒間キープ。
  4. ゆっくりと息を吐きながら、5秒ほどかけて全身の力を抜いていきます。

これを5回繰り返します。

膣が締まる感覚が分かりにくい方は、肩幅に脚を広げずに内ももの間にクッションや巻いたバスタオルなどを挟んで行ってみてください。

また、寝ながらできる膣エクササイズもあります。仰向けで膝を立て足の裏を床につけた姿勢で、あとは基本と同じように膣を締めていきます。少し慣れてきたら脚をまっすぐに伸ばし、床から10cmほど浮かせて行うのも効果的。脚の筋力も鍛えられて一石二鳥です。ただし、あまり無理をすると腰に負担がかかってしまうので気をつけましょう。

20代の頃は10cmほどの厚みがあると言われている骨盤底筋ですが、年齢と共に薄くなり、筋力が衰えていきます。まだ困った症状を感じていないという方も、今から鍛えておいた方が良いでしょう。この手軽な膣エクササイズを、毎日の習慣としてぜひ続けていってください。

(この記事の監修: なおえビューティークリニック 院長 / 喜田直江 先生)

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