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お伊勢参りと鉄道の歴史展

02月06日 09時38分

お伊勢参りと鉄道の歴史展

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三重県の伊勢神宮に参拝に訪れる人のために建設された鉄道が、地域の発展にどう関わったか紹介する企画展が、伊勢市で開かれています。
伊勢神宮の外宮にある資料館で開かれている企画展には、明治30年に現在の伊勢市駅までの鉄道が開通してからの歴史が写真やパネル、模型などで紹介されています。
このうち、大正時代の現在の伊勢市駅前の写真には、昭和30年代まで走っていた路面電車と建ち並ぶ3階建ての高級旅館が写っていて当時のにぎわいを伝えています。
伊勢市出身の画家、橋本鳴泉が昭和初期に描いた「神都鳥瞰図」には、当時の国鉄など3つの鉄道と、観光地を結んでいた路面電車の路線が描かれています。
展示を企画した伊勢神宮の赤尾洋輔さんは、「鉄道を利用して栄えた伊勢市の当時の様子を知ってもらいたい」と話していました。
企画展は、伊勢市の「せんぐう館」で3月27日まで開かれています。

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