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「田の神祭り」の花笠づくり
02月05日 12時19分
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岐阜県下呂市で今年の豊作を祈る「田の神祭り」が行われるのを前に、祭りで使う花笠作りが行なわれました。
田の神祭りは、下呂市の森水無八幡神社で毎年2月14日に行われる豊作を祈る祭りで、中世以来の田楽の伝統を受け継いでいることから、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
祭りでは、花笠を持った踊り子たちによる「笠組」と呼ばれる優雅な舞を奉納しますが、5日は、4つある笠組のうち、3つの組みで花笠作りが行われました。
作業は、竹で編んだ笠に紅白や黄色の和紙をていねいに貼り付けます。
飾りつけられた花笠は稲や蚕が丈夫に育つようにという願いが込められているということです。
宮本笠組の奥田一成さんは「いよいよ祭り本番が近づきみんなで力を合わせて作っていますが祭りの当日がいい天気であることを祈っています。」と話していました。
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