東京 葛飾区 路面電車の導入検討 貨物列車の線路活用
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東京・葛飾区は区内の公共交通機関の利便性の改善を目指し、現在、貨物列車専用となっている線路を活用して、路面電車を導入できないか、検討を始める方針を決めました。
葛飾区は、JR常磐線や総武線など区内を東西に結ぶ鉄道は整備されている一方で、南北を結ぶ公共交通機関はバス路線しかなく、住民からは、長年利便性の改善を求める声が出ています。
これを受けて、区は区内を南北に走るJRの貨物列車専用の路線「新金線」に、路面電車を導入できないか検討を始める方針を決めました。
新金線は鉄道貨物の減少などによって、現在1日に数本しか運行されておらず、区では、この線路を活用することでコストを大幅に削減したい考えです。
路面電車は、ヨーロッパで都市の新たな交通機関として導入が進んでいる「LRT」と呼ばれる新しいシステムを軸に検討しているということで、区は新年度予算案に2000万円を計上し、需要予測の調査などを行う方針です。
葛飾区の青木克徳区長は「採算性や踏切箇所をどうするかなど問題はあるが、区内の南北交通の課題を解決するため、JRなどの関係機関と検討をすすめていきたい」と話しています。
これを受けて、区は区内を南北に走るJRの貨物列車専用の路線「新金線」に、路面電車を導入できないか検討を始める方針を決めました。
新金線は鉄道貨物の減少などによって、現在1日に数本しか運行されておらず、区では、この線路を活用することでコストを大幅に削減したい考えです。
路面電車は、ヨーロッパで都市の新たな交通機関として導入が進んでいる「LRT」と呼ばれる新しいシステムを軸に検討しているということで、区は新年度予算案に2000万円を計上し、需要予測の調査などを行う方針です。
葛飾区の青木克徳区長は「採算性や踏切箇所をどうするかなど問題はあるが、区内の南北交通の課題を解決するため、JRなどの関係機関と検討をすすめていきたい」と話しています。