美智子ママと上客の明仁氏の出会い(このママきれいだな・・)
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美智子ママと同伴する明仁氏
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なぜか皇族に混じった美智子ママ
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お客様にボトルをねだる美智子ママ
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お客様にサービスする美智子ママ
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同僚のイメルダさんと
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新たな上客を見つけた美智子ママ
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お客さんを店の外までお見送り
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お客さんまた来てね
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一九六四年五月のメキシコ訪問の「返礼晩餐会」で、明仁皇太子がスペイン語でスピーチをした。同行記者団の通訳の日系二世アナ・マリアが「板垣さん、皇太子殿下のスペイン語はメキシコ大統領のスペイン語よりもお上手だという評判でした」と教えてくれた。帰国後の記者会見でご夫婦にそのことを披露したら、ゴマすりの侍従が「そりゃあ板垣さん、メキシコ訪問が決まってからの殿下のお勉強ぶりはたいへんなもので・・・」と言った。その追従が気に入らなかったので、僕は言った。「まあ語学なんていうのは、習い始めは怖さ知らずというか、平気で喋れちゃうのですが、深く極めるとなかなかそううまくはいかないもので・・・」また侍従はムッとし、明仁皇太子の笑顔も消えた。気まずくなって僕は煙草をくわえた。

その時、美智子妃がそばのマッチをすりながら「本当にそうですネ、そこが語学の怖いところというか、面白いというか」と言った。僕は「殿下、失礼します」と皇太子に挨拶をして、火をつけてもらった。同席したある舎の記者が「皇室の民主化もいいが、キャバレーやバーのホステスじゃあるまいし、煙草の火をつけるとは・・・」という内職原稿を週刊誌に書いた。会見でヒトコトも発言しなかった奴だ。ホステスへの差別歴然だし、話の流れの中で自然に発生したことがらを、したり顔の皇室民主化話に仕立てる精神の愚劣さは、近ごろのマスコミの手口と同じで、ひっぱったいてやりたかったが、我慢した。美智子妃が聖心女子大学時代にグループ交際をしていた男がいる。ある新聞社に入り皇室担当にされそうになったら「僕はそんなことをするために、この会社を受けたのではない!」という啖呵を切った侍だ。「どうして、あんないいお嬢さんと付き合うのやめたの?」と聞いたら「彼女はすばらしい人だよ。しかし常に100点満点を求められて、俺のようないい加減な男には重荷だった」と答えた。

美智子妃が、まだ幼い三人のお子様を連れて外出されたとき、当時、爆発的な人気だった「ほかほか弁当」を四個買われた。宮内庁当局に知れて「軽い言動は今後お慎みになるように」と注意されたとき、美智子妃はサラリと「国民のみなさんと同じものを、なぜ私や子供たちが食べてはいけないのですか?」と、たったヒトコト答えられたという。美智子皇后は、母校の聖心でテニスをなさるらしい。「あっ!やばい!」「よし!やるぞ!」と下世話な掛け声でやっているのだそうだ。定年後に大学生たちに作文と時事問題を教える機会があったのだが、聖心の後輩がそっと教えてくれた。10年も前のことだから、いまは知らない。しかし皇后が「あっ!やばい!」なんて、とってもいい。いまもやっていてほしい。
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