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【プロ野球】

楽天・岸、あるぞ開幕投手 128球熱投「いい感じで投げられた」

2017年2月6日 紙面から

ブルペンで投球練習する岸=久米島で

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 西武からFA移籍した楽天の岸孝之投手(32)が5日、ブルペンで128球の熱投を披露した。「自分では80球ぐらいと思ってた。気付いたら、その球数になっていた。バランス良く、いい感じで投げられた」。球数を気にしないで投げられたのは、それだけ調子が良い証拠だろう。

 岸がブルペンに入ると、森山投手コーチがドラフト1位藤平、2位池田ら5人の新人たちを呼び「このピッチングを見て何か感じろ」と指示。岸の後ろに立たせた。藤平が「テンポにこだわりを感じました。とにかく、すごい」と言えば、5位の森原は「バランスとタイミングが抜群」と目を丸くした。新人たちの尊敬のまなざしを背に熱投した岸は「手本になるかどうか分からないけど」と少し照れながら「やるべきことをやるだけですから」と涼しい顔だ。

 梨田監督は「構えたところに吸い込まれていく。テンポも間もリズムもまるで精密機械。新人には簡単にマネできない」と称賛を惜しまない。ルーキーイヤーから4年連続開幕投手の則本は、WBC要員。梨田監督は「WBCもある。13年は田中のマー君がWBCで、則本が開幕を務めた。その逆もある、かも」と岸の開幕投手も示唆した。

 (竹下陽二)

 

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