おはようございます! 小野寺です。
突然ですが、「過去のドキュメントでなんか同じようなもの読んだ気がする…けど、どれだっけ?」なんて経験ありませんか。
そういうときって、そのドキュメントを見つけようといろいろなファイルを開いて探したり。。そのドキュメントが分かったとしても、そのドキュメントのどこに欲しい情報が書かれているかわからずに、イチから読み直したり。。
とにかくめんどくさい!んですよね。
ただ、業務の幅が広くなれば広くなるほど、文章の数は増える。管理も煩雑になってくる。どうすればいいの?
今日は、そんな悩みを解決してくれるサービスを紹介します。
大量の書類をAIが自動で解析。タグ付けをおこない、文章を要約したり、ドキュメントをカテゴリ分けしたりしてくれる夢のようなサービス。その名も『TagDox』です。
TagDoxは、pdfなどのドキュメントの中身を分析→自動でテーマごとにタグ付けしてくれるドキュメント管理AIです。
例えば、契約書などの長い文章も、TagDoxが自然言語処理をおこない、構造化。どの部分になにが書いてあるのか解釈をして、それぞれのパートにタグ付けをしてくれます。
つまり、「勤怠について書いてあるところだけ確認したい」ってときは、「勤怠」みたいなキーワードで検索をすれば、TagDoxが「勤怠」とタグ付けした文章の部分だけを集めてくれるんです。
何度も読み返すことなく、必要なときに必要なところだけを確認できる。なんともスマート。
また、ドキュメントの要約文を自動で作成してくれたり、複数のファイルを統合した、文章を作成してくれたりするなど。便利な機能もたくさんあります。
個人だけでなく、チームでの作業効率改善にも繋がりそうですね!
TagDoxがわかりやすく説明した動画を見ると、少しイメージが湧くかもしれません。
どこに何があったっけ…? みたいなこともこのツールを使いこなすことで、解決しそうです。
なんだか文章を読んだだけだとピンとこないかもしれないので、実際に使って説明します。
システムログインをすると、下のようなページが出てきます。上のDrag&Dropの指示にしたがって、編集したいPDFをアップロードしてみます。(今回は、便宜上サンプル使って説明します。)
アップロードしたファイルを、TagDox上で開くと。
文章の中で、AIが自動で分類したワードに沿って、タグ付けされました。ちなみに、タグは自分でも作成することが可能です。
例えば、“MainPoint”のタグをみると、文章の中でそのタグに適した内容のところだけを抽出してくれていることがわかります。単なるキーワード一致ではありません。思った以上に高精度っぽい。
また、ユーザーが、抽出した結果に対していいか悪いかの評価ができるので、AIが学習して、今後の文章の分析を最適化でき、やればやるほど、ユーザーの意図に沿ったものができるよう。
その人にパーソナライズされたドキュメントのカテゴライズ。これこそAIならではという感じですよね。
いい点がある一方で、まだまだ改善が必要な点もいくつかあると思っています。Linkedinのアカウントがないと使えなかったりだとか、pdfにしか対応していなかったりだとか…。
あとは海外のサービスなので、日本語対応していない。。という部分も悲しいところ。日本語版、でないかな…。
pdfの文章を日頃大量に読む職業の方って結構いると思うんです。
弁護士や、法務担当などの方々もそうですし、あとは大学職員や研究機関の方もそうかもしれないですね。
そういう人たちにとって、このTagDoxは夢のようなツールなのかもしれません。色々な文章を自動でカテゴライズしてくれるわけですからね。しかも、ドキュメントの中身まで細かく。
デジマラボでも、AIライターを雇いましたが、もしかしたらこれからはロボットが文章をかくだけではなく、文章を要約、編集するような社会もすぐそこまできてるかもしれない…なんてこのツールを使いながら思いました。
日本語で使える日が楽しみです。
以上、小野寺でした。
