アートコーポレーション株式会社
ART CORPORATION
本社
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種類 |
株式会社 |
市場情報 |
非上場(以下は過去のデータ)
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本社所在地 |
日本
〒574-0024
大阪府大東市泉町二丁目14番11号 |
設立 |
1977年(昭和52年)6月14日
(寺田運輸株式会社) |
業種 |
陸運業 |
事業内容 |
引越事業 |
代表者 |
代表取締役社長:寺田千代乃 |
資本金 |
22億2857万円 |
発行済株式総数 |
1089万1000株 |
売上高 |
連結:671億1482万2千円
単独:439億9210万4千円
(2010年9月期) |
営業利益 |
連結:28億9900万4千円
単独:18億4003万6千円
(2010年9月期) |
純利益 |
連結:12億7306万6千円
単独:7億4440万6千円
(2010年9月期) |
純資産 |
連結:171億9699万4千円
単独:147億7301万7千円
(2010年9月30日現在) |
総資産 |
連結:430億9475万5千円
単独:380億5119万1千円
(2010年9月30日現在) |
従業員数 |
連結:2743人 単独:1,767人
(2010年9月30日現在) |
決算期 |
9月30日 |
主要株主 |
寺田 千代乃 20.63%
寺田 寿男 14.17%
寺田 政登 8.76%
(2010年9月30日現在) |
主要子会社 |
アートバンライン(株)
100%
アートプランニング(株)
100% |
関係する人物 |
寺田寿男(元会長、創業者夫妻) |
外部リンク |
http://www.the0123.com/ |
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近年も
[いつ?]全員女性スタッフという女性向けの引越プランや60歳以上を対象とした高齢者向けのシニアパック、耐震マットの提供、食器を簡単に整理して収納できるエコ楽ボックスの貸し出しなど、新たなサービスを次々と打ち出している。同じく大阪に本社を置く、
センコーや
フットワークエクスプレスと並ぶ、在阪総合運送業社の一つ。
TOKYUポイント加盟店。
ラジオ関西で2015年から日曜の昼3時前のみ時報CMをOAしているが、そこではチャイムの代わりに「ゼロ、イチ、ニ、サ~ン」という女性のアナウンスが流れるという独特なものである。
- 1968年9月 -
寺田寿男の個人事業として寺田運輸を創業。
- 1972年
- 3月 - 大阪府で区域貨物事業免許を取得。
- 6月 - 免許取得を受けて(旧)寺田運輸株式会社を大東市で設立。
- 1976年
- 2月 - 引越事業を開始。
- 6月 - (旧)寺田運輸内にアート引越センター事業部を開始させる。
- 1977年6月 - アート引越センター事業部を独立させてアート引越センター株式会社を東大阪市で設立(現在のアートコーポレーションの創業年度はこのアート引越センターの独立を基点としている)。各サービスセンターの加入者電話番号を0123で統一し、職業別電話帳に掲載するようになる。
- 1985年
- アマチュア無線を業務通信に使用した(不法無線局)として近畿電気通信監理局の摘発・処分を受ける。11月にアート運輸株式会社設立。
- 1986年
- 2月 -
アメリカ事務所を開設し海外展開を開始。
- 5月 - (旧)寺田運輸株式会社がアート引越センター株式会社と合併。アート運輸株式会社が(新)寺田運輸株式会社に社名変更。
- 1990年
- 6月 - 事業多角化を目指し社名を「アートコーポレーション株式会社」に改める。
- 9月 - 大阪市に輸入車ショールームを開設する(その後1995年に東京ショールーム開設)。
- 1991年
- スポンサーとなりル・マン24時間レースに参戦する。
- 1993年6月 - ワンストップサービス事業(引越の諸手続きを代行)開始。
- 1995年12月 -
ドラえもんをイメージキャラクターに起用する(2008年頃まで)。
- 1997年8月 - 物流事業強化を目指しアートバンライン株式会社設立。
- 1998年
- ISO 9000シリーズを千葉支店で取得。住宅関連事業の会社・株式会社ABCジャパン(現・アートプランニング株式会社)を買収。
- 2001年
- 5月 - 無許可で高級外車を貸し出すレンタカー事業を営んだとしてアート商事とアートコレクションが摘発される。
- 10月 - (新)寺田運輸、アート商事、アート引越センター四国の3社をアートコーポレーションが吸収合併。またアライドインターナショナルと業務提携を結ぶ。
- 2004年10月22日 - 引越業界では2番目(サカイ引越センターが第1号)となる株式上場(東証2部、大証2部)。
- 2005年10月 - 東証、大証1部へ指定。
- 2007年10月 -
SBSホールディングスより株式会社ダックの発行済み株式の90%を取得し、子会社化[3]。
- 2010年
- 6月 - 創業者・会長の寺田寿男が代表取締役会長と取締役を辞任。
- 9月 - 保育事業のパンプキンガーデン、株式会社コティ、株式会社グレースを統合し、アートチャイルドケア株式会社発足。
- 2011年2月 - 経営陣による自社買収(MBO)を実施すると発表。創業家が出資するCTトータルトランスポート株式会社が株式公開買付けを実施、同時に俳優の佐々木蔵之介をイメージキャラクターに起用した企業CM(2014年頃まで)を新たに上場廃止直前に放映開始。
- 2011年6月27日 - 現在の東京証券取引所での上場廃止。
- 2011年9月 - 子会社であったダックを合併する[4]。
2トントラックを中心に全国で1500台以上を保有する。”独創的な引っ越しサービス”の一環として特別車両の開発にも力を入れていて、家財道具と家族を1台の車で輸送できる「客室付き引っ越し専用車」はそのひとつである。現在の客室付き専用車は
三菱ふそう・ファイターをベースに運転席と客室を
三菱ふそう・エアロクィーンI風とした「ファミリーサルーン」で、かつては
ネオプラン製
観光バスをベースにした「ドリームサルーン・ナイス21」、
日野・レンジャーをベースにフロントを
日野・レインボーRR風とした「カーゴサルーン」などが導入されている。引っ越しに伴う自家用車の輸送を家財道具と同時に輸送できる「カーゴキャリー」や自家用車積載用のトレーラー「カーキャリー21」なども開発された
[5]。
提供番組(過去に提供された番組も含む)[編集]
イメージキャラクター(架空のキャラクターを含む)[編集]
- ドラえもん、ドラミ(1995年-2008年)
- ドラえもんの絵柄は大山のぶ代時代を引用している。千葉県習志野市にあるアート引越センターの事業所では巨大なドラえもんを電車から眺めることができるが、2011年頃に別の絵に変わっている。
- 一時期、コマーシャルでドラえもんが最後に「電話してね」と締めるのでドラえもんと話せると信じた子供による間違い電話が多かったという[6]。
- 主な契約促進グッズとして「ドラえもん冷温庫」がある。期間限定で「ドラミちゃん冷温庫」(CMのドラミの声は2代目ドラミ役の千秋が担当)や、クリスマス前には無彩色の「ホワイトドラえもん冷温庫」になる場合もある。入手できる条件はキャンペーン期間内の契約・規定額以上の契約・同社が販売する防災商品の購入特典などで、時期によって異なる。
- 佐々木蔵之介(2011年-2014年)
- C-3PO、R2-D2(映画「スター・ウォーズ」シリーズより。2015年-、)
- 葵わかな(2015年-、)
不祥事[編集]
会長による16歳少女へのわいせつ事件[編集]
2009年8月に芸能プロダクションに所属する16歳の少女にわいせつな行為をしたとして、
2010年6月、警視庁が東京都青少年健全育成条例違反(淫行)の容疑で同社の会長であった寺田寿男を書類送検。寺田は容疑を認めており会長職を辞任した。
寺田は「昨年7月に芸能プロダクション社長から『会長の力で(女子生徒を)芸能界入りさせてほしい』と頼まれ、女子生徒を紹介された」と話し、携帯電話で女子生徒を呼び出し、わいせつ行為に及んだ後、小遣いとして女子生徒に3万円を手渡したという
[7][8]。なお、この芸能プロダクション事務所の社長が、「誠意を見せないとマスコミにばらす」などと示談金名目で寺田から現金800万円を脅し取ったとして、大阪府警に恐喝容疑で逮捕されている
[9]。
引っ越しゴミの不法投棄[編集]
極端な長時間労働と労働基準法違反[編集]
2012年3月から4月にかけて、アートコーポレーション株式会社は、千葉支店の従業員5人に対し、月45時間の
時間外労働上限を定めた
労使協定を無視して月101時間から179時間の
残業を命じ働かせた。2013年4月18日、労働基準違反を捜査した船橋
労働基準監督署は、アートコーポレーション株式会社と実行犯の千葉支店長を千葉地裁に
書類送検した。
[11]。
引越作業員による窃盗事件[編集]
2015年4月、アート引越センター西宮支店に所属するアルバイト作業員(当時45歳)が、引越作業を請け負った西宮市内の住宅で女性客の荷物から高級ブランドのバッグ4点(時価総額、約500万円相当)を盗んで神戸市内のリサイクルショップに売却し、兵庫県警
西宮警察署に逮捕された。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]