と、思わず本音を伝えてしまいそうな出来事。
Chromeに表示される文字、汚くなっている気がしましたか？
ええ、気のせいじゃないです。

どうやら自動更新されるアップデートで、デフォルトフォントが変更されているようです。
正確には、せっかくキレイになったのに、また元に戻ってしまった状態。
「メイリオ」ベースから「MSゴシック」系へ変更されています。
下の画像でビフォア・アフターを再確認してみましょう。

 クリックで拡大後、左右キーで比較

サイト運営者にとっては『そのサイト内でのフォントファミリーの固定表示設定』をすることで解決出来ますし、使用テーマによっては既に設定されていたりします。

でも、これじゃあ普段使いする気になれない人も多いでしょう。Google検索結果画面も、WordPress管理画面もそこらじゅう『ほっそりジグザグ』。テンションが上がらない！

そんな”違いの分かるアナタ” に、表示フォントをサクッと元に戻す方法を紹介します。

Chromeデフォルト「フォントとエンコード」設定で解決

いくつか改善方法はありますが、一番簡単な方法で解決しましょう。
ブラウザで新規タブを開いて、下記文字列（URL）を検索窓に貼り付けて画面遷移して下さい。

chrome://settings/fonts

画面遷移すると「フォントとエンコード」画面が現れます 

上記はどこかの外部サイトではなく、『今使っている自分のChrome』の設定画面内にある項目ですので、心配不要です。

ブラウザ右上にあるメニューアイコン→「設定」→下部にある「詳細設定を表示」→「フォントをカスタマイズ」でもたどり着けます。

ここで設定したら、もうフォント変更完了。
基本的に「メイリオ」に設定すれば、『あーコレコレ！』という表示に戻ります。
もちろん自由にカスタマイズすることも出来ますよ。

設定して「完了」ボタンを押せば基本的には即時反映されますが、変更が適用されてなさそうであれば、一度開いているウィンドウを全て閉じ、Chromeを再起動しましょう。

では改めて確認！

 クリックで拡大後、左右キーで比較

『コレコレ！』ですね。キレイになりました。
好みにもよりますが、後の画像のフォントのほうが見やすくなっています。
ちょっとしたことですが、ブラウジングする際の気持ちよさが大きく変わりますよね。

おまけ – Macのデフォルトフォント設定

Macの場合はRetinaディスプレイ対応などの都合でフォントが制御されているので、上記とはまた違ったデフォルト設定になっています 

カスタマイズして元に戻せなくなった…なんて人はこちらを参考にしてください。
もちろんOSやブラウザのアップデートにより変更があるだろうことも添えておきます。

サイト運営者側の視点

注意しておきたいのは、【設定変更をしていない訪問者】からは見え方が変わるわけではないので、サイト運営者にとっては根本的な解決にはなりません。

自サイトでの表示が気になるようであれば、このような事態に備えて、サイトで表示されるフォントファミリーを固定設定しておくべきでしょう。