>  >  > りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!

りゅうちぇるの激論番組での意見が真っ当すぎる! 空気を読んだ保守的主張だらけの中で多様性を肯定し続ける勇気

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sukikakiraika_170205.jpg
TBS『好きか嫌いか言う時間』公式サイトより


 ワイドショーやニュース・情報番組のコメンテーターにお笑い芸人らが進出しバラエティ化が進み、松本人志の『ワイドナショー』(フジテレビ)、激論スタイルが受けている『バイキング』(同)など、バラエティのニュース・情報番組化も進行。バラエティとニュースの境界があいまいになっている。そこでもてはやされるのは、坂上忍や松本人志に代表されるようなマッチョ親父的説教トークや、小藪千豊やブラックマヨネーズ吉田敬のように世間のネトウヨ的空気に媚びるようなものばかり。

 そんな状況のなか、孤軍奮闘している意外な人物がいる。それは、りゅうちぇるだ。りゅうちぇるは、討論バラエティ『好きか嫌いか言う時間』(TBS)に論客としてレギュラー出演しているが、そこでのりゅうちぇるは、同じくレギュラーの坂上忍やブラマヨの吉田らが支配している番組全体の空気に抗い続けている。

 たとえば、「いじめの加害者は実名報道すべき」というアジェンダのときもそうだった。坂上やブラマヨ吉田はもちろん大半のパネラーが「賛成」を掲げるなか、りゅうちぇるは「反対」と主張。「捕まっちゃうだけでやっぱ食らうと思うし、実名出したらこの人(加害者)の人生も絶対更生できないし、直していけないよ人生」とその理由を語った。

 ブラマヨ吉田や、スタジオの一般参加者たちから反論されても、意見を変えることなく、「やっぱり更生しないといけないじゃん? 『自分が悪い』とまず思わないといけないじゃん。実名出した瞬間、(加害者が)ひねくれちゃうと僕は思っちゃう」「実名よりも、捕まっただけで反省できるんじゃないかな」と主張し続けた。

 また、日韓関係について討論した回では、デヴィ夫人や評論家・古谷経衡が「竹島はサンフランシスコ条約で国際法的にも日本の領土」「韓国の人は竹島に行ったことがあるの?」などと竹島問題についてケンカ腰で韓国を批判。それに対し、一般参加者の日本人学生が「半分半分じゃダメなんですか?」と言うと、りゅうちぇるは「そう!めっちゃ言おうとしてた!」と“竹島半分こ論”に同調した。

リテラのSNS

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!
2 音楽教室も…JASRAC強欲の歴史
3 安倍が国民の年金をトランプに献上!
4 ゴルフ場が「女性」「在日」排除の差別
5 『夫のちんぽが入らない』の深い意味
6 沖縄ヘイトデマを暴くドキュメンタリー
7 『ニュース女子』長谷川幸洋の正体
8 不倫女性が告白する本音と日常とは?
9 松尾スズキが『夫のちんぽ〜』著者に
10 極右ヘイトの企業経営者総まくり(後)
11 医療亡国論の曽野綾子が夫の認知症で…
12 国谷裕子がクロ現降板の舞台裏を告白!
13 極右ヘイトの企業経営者総まくり(前)
14 SMAP最後の日に中居と木村が
15 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
16 「晋ゴジラ」炎上の吉田照美の思い
17 キムタク最大のタブーとは?
18 有働由美子を勇気づけた山口智子の言葉
19 トランプ入国禁止令で安倍のポチぶり
20 トランプ以前から米は日本を守る気ない
PR
PR
1星野源を生んだ自由の森学園の教育
2山本太郎が安倍に「大企業ファースト」
3国谷裕子がクロ現降板の舞台裏を告白!
4「晋ゴジラ」炎上の吉田照美の思い
5安倍が「云々」を「でんでん」と読み恥
6『ニュース女子』長谷川幸洋の正体
7沖縄ヘイトデマを暴くドキュメンタリー
8安倍首相が天皇のおことばを事前漏洩
9安倍が国民の年金をトランプに献上!
10宮根誠司がアパホテルを擁護し中国攻撃
11窪塚洋介が映画の舞台挨拶で政権批判!
12キンコン西野批判こそ「お金の奴隷」だ
13極右ヘイトの企業経営者総まくり(後)
14極右ヘイトの企業経営者総まくり(前)
15トランプ入国禁止令で安倍のポチぶり
16安倍と一体化する極右オカルト教師集団
17百田尚樹が今度は被害妄想的テレビ攻撃
18統一教会が安倍トランプ会談を仕掛けた
19音楽教室も…JASRAC強欲の歴史
20松方弘樹がマグロの乱獲規制を訴え
PR
PR

カテゴリ別ランキング


人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」