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管理者:mogmog
魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/15 (Thu) 22:57:57
魔法のピコピコハンマーが好評なようなので単独でスレを立ててみます。
第一話をちょこっと加筆しました。
魔法のピコピコハンマー その1 - あーるゆー
2016/12/15 (Thu) 22:59:52
ある日、僕が高校から帰ると家の前に段ボール箱が置いてあって
「これをあなたに差し上げます」
と書いた紙が貼ってあった。怪しい気がしたけど段ボール箱を家の中に運んで開けると
中には叩く部分の片方が赤、もう片方が青で柄の部分が黄色のピコピコハンマーが入っていた。
「なんだ、これ」
一緒に取扱い説明書と書いてある紙が入っていたので読んでみた。
・これは年齢を操作できる魔法のピコピコハンマーである。
・赤い部分で叩くと叩かれた人間は若返る。
・青い部分で叩くと叩かれた人間は成長する。
・柄の部分で叩くと叩かれた人間は元の姿に戻る。
・どのぐらい若返る(成長する)かは叩いた強さによって変わる。
・自分で自分を叩いても効果はない。
年齢を操作するピコピコハンマー?非現実的だ。試してみたいけど自分で自分を叩いても効果はないらしい。
そう思っているとピンポーンと家の呼び鈴が鳴った。
出てみると
「お兄ちゃん、遊ぼ!」
玄関先に美緒ちゃんが立っていた。隣の家に住んでいる小学3年の女の子だ。
小さい頃から家族ぐるみの付き合いをしていてお互いきょうだいがいないこともあって実の兄妹みたいに仲がいい。この子で試してみよう。
「入って」
「お邪魔しまーす。」
美緒ちゃんは自分のお気に入りの場所リビングのソファーに座った。
「ちょっとおもしろいことがあるんだけど試してみていいかな?」
「え、なになに!」
期待のまなざしを向ける美緒ちゃんの頭をピコピコハンマーの青い方で叩いた。
ピコン!
「痛っ!いきなり何するの~!」
美緒ちゃんの体が背が伸びてきた。平らだったおっぱいも膨らんでいき、存在を主張しはじめる。
丸っこくて幼い顔つきもほっそりとした大人の顔つきになっていった。
「あっ…んんっ…」
美緒ちゃんは色っぽい声をあげる。服は上下ともピチピチになってしまっている。
僕と同じ高校生ぐらいの美少女になったところで美緒ちゃんの変化が止まった。
「わ、私どうなっちゃったの!?」
美緒ちゃんはしばらくきょろきょろしていたが、母さんが使っている鏡に映った自分の姿を見て
「私、大人になっちゃった!」
驚愕の声を上げた。
「このピコピコハンマーの青い方で叩くと大人になっちゃうんだよ。」
「すごいね!でも服がきついよ~」
美緒ちゃんの着ていた服は今にも破れそうだった。
「母さんの服着る?」
「うん」
僕は美緒ちゃんの着替えの手伝いをした。白すぎず、黒すぎない健康的な素肌、たわわに実ったおっぱい、くっきりくびれた腰、しなやかな太ももなど
色々"見てしまった"が、精神年齢は子供のままのせいか、見られても恥ずかしくなさそうだった。
着替えが終わって母さんの鏡に自分を映して見回している。その姿がとてもかわいい。
母親の服だから地味目な服だけどとても似合っている。
「ふふ~女子高生になっちゃった!お兄ちゃんありがとうね」
僕はいいことを思いついた。
「ねぇ、美緒ちゃん。僕をピコピコハンマーの赤い方で叩いて」
「うん、いいよ」
「あんまり強く叩かないでね」
美緒ちゃんは僕の頭にピコピコハンマーを振り下ろした。
ピコン!
「か、体が熱い…」
僕の目線がだんだん下がっている。腕や脚は縮んで服の中に入ってしまう。
変化が止まったところで僕は鏡を見た。そこには成長させる前の美緒ちゃんと同じくらいの小学生の男の子が映し出されていた。
美緒ちゃんは僕に近づいてきた
「うわあ、お兄ちゃんが小さくなっちゃった!」
「うん、さっきのピコピコハンマーの赤い方で叩かれると若返っちゃうんだ。って、あ…」
僕は自分の声が声変わりする前の高い声になっていることに驚いた。
「ふふっ!お兄ちゃん、声もかわいくなっちゃった!本当にかわいすぎだよ~」
そう言うと美緒ちゃんは僕に抱き着いた。
「く、苦しいよ~」
美緒ちゃんは前から抱き着いたりしてきたが、体が大人になって力の加減がわからないらしく苦しい。
「お姉ちゃん、止めて!」
僕は思わず美緒ちゃんを「お姉ちゃん」と呼んでしまった。美緒ちゃんはちょっと驚いた様子で
「あ、ごめんなさい…今の私はお姉ちゃんなんだね!じゃあお兄ちゃんのことは智也くんって呼ぶね!」
「うん、いいよ」
僕たちの関係は逆転してしまった。
「智也君に何かお姉ちゃんっぽいことがしてあげたいなー」
美緒ちゃんは考え込んでいる。
「そうだ、マッサージしてあげる。いつもお父さんやお母さんにやってあげてるから上手なんだよ~。うつ伏せになって」
「うん、お願い。」
僕は床にうつ伏せになった。
「よいしょ、よいしょ」
美緒ちゃんは僕の肩や腰を揉んでくれた。腕力が上がったおかげか、ちょうど気持ちいい感じだ。
「気持ちいい?」
「うん、とっても」
「ふふふ~じゃあ次はくすっぐっちゃうよ!こちょこちょ~」
美緒ちゃんは僕の脇腹をくすぐりだした。
「や、やめてよ、お姉ちゃん。くすぐったいよ~。ふふふあははははは!」
「本当に智也君ってかわいいな~」
マッサージで気持ちよくなったからか、くすぐられて笑い疲れたからか、僕は急に睡魔に襲われた。
「ふああ~」
それを見たお姉ちゃんが
「智也くん眠いの?私が膝枕してあげる。こっちへ来て」
と言ってくれた。
「うん」
お姉ちゃんの膝の上に頭を乗せた。
膝の上からお姉ちゃんを見上げると大きく膨らんだ胸とお姉ちゃんの優しい笑顔が見えた。
「おやすみ、お姉ちゃん」
「おやすみなさい、智也くん」
僕は眠ってしまった。

しばらくして僕は起きた。膝枕をしているお姉ちゃんもソファーで眠ってしまっている。
時計を見ると夕方5時半になっている。
「お姉ちゃん起きて!お母さん帰ってきちゃう!」
僕は美緒ちゃんを揺すって起こした。
「う、うーん。ずいぶん寝ちゃったわ。私もそろそろ帰らなきゃ!」
「じゃあ元に戻すね」
「どうやって?」
僕はピコピコハンマーの柄の部分で美緒ちゃんを叩いた。
コツン!
「あ、あれ…体がポカポカするよ……」
さっき成長したのとは逆回しみたいに美緒ちゃんの体が縮んでいく。
大きく膨らんだ胸は風船の空気が抜けるように小さくなって、母さんの服がダボダボになってしまった。
背が縮んで少しほっそりとした顔は丸っこく幼い顔つきに戻ってしまった。
「元に戻っちゃった。今の私、智也くんと同じぐらいだね」
小さくなった美緒ちゃんはなんだかうれしそうだ。
「僕も元に戻して。ハンマーの持つところで叩くと元に戻るから」
「小さい智也くんももっと見ていたいけど、わかった!」
美緒ちゃんは余った袖から手を出してピコピコハンマーの柄の部分で僕の頭を叩いた。
コツン!
「また、体が熱く…」
僕もさっきとは逆に目線が上がっていく。腕や脚がダボダボになった袖から顔を出した。
僕も元の姿に戻れたようだ。
「お兄ちゃんは元の姿もかっこよくていいな」
美緒ちゃんは僕を見上げて言った。
僕はまた美緒ちゃんの着替えを手伝ってあげた。
「このピコピコハンマーのことは他の人には内緒だよ」
「うん、わかった。またこれで遊ぼうね、お兄ちゃん」
そう言うと美緒ちゃんは自分の家に帰った。
魔法のピコピコハンマーは本物だった。今度は誰で試そうかな…
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/15 (Thu) 23:51:43
まさかの中or長編化!?ですごく楽しみです。
収拾つかなくなるのを避けるために立場や知能の変化機能を付けなかったそうですが、そうすることによる縛りプレイ的な面白さもあると思います。
具体的には、周りの人間に対し、どれだけ自分なりに工夫して変化後の肉体年齢らしい振る舞いができるかという点ですね。
また、後に美緒とすることになる「実験」の詳細はやはり気になりますね。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/16 (Fri) 01:48:45
この2人の関係性がまた良いですよね(*‘∀‘)
加筆されてる部分もまた良い雰囲気でした。美緒ちゃんには高校生以上に成長してもらいたいですね!

またやろうと思えば幼稚園児くらいの状態で警戒されずに近づいて、30歳くらいの母親を0歳児に、0歳児の娘を20代後半くらいにして逆転させることも可能なんでしょうね。

2話で登場する母親との関係性もあり、今後どうなるのか気になりますね。

主人公が赤ん坊に美緒が母親みたいになったりしたり、主人公と美緒が夫婦で母親が子供になったり、父親が帰ってきたらこの生活が続けられなくなるので仕事のない週末だけ主人公と美緒が夫婦になって、母親が幼児、父親は0歳児になってその間は記憶があいまいになって口出しできないとか・・・・
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/17 (Sat) 00:02:41
>若丸さん
ご感想ありがとうございます。
マイシスターの時は自身と周囲の認識も着ていた服も変化するという設定だったので
楽に書けてたんですけど、この話の場合はそうはいかないので難しいです。

>ケンさん
ご感想ありがとうございます。
自分が子供になって周りの人を年齢操作するのは楽しそうですね。
美緒の母親化というか家族関係の変化はすごく書いてみたいです。
父親をどうするかはまだ考え中です。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/17 (Sat) 00:28:08
あーるゆーさん

母親は主人公の事をお兄ちゃんとして甘えたくなったりしていたので変化に対しては柔軟に対応して楽しむタイプだと感じたので、美緒が母親になることについても抵抗はあまりなさそうな気がしますね。
あとは父親を巻き込んで家族全員同意を得た状態(もしくは父親は反対したので2度たたかれて強制的に赤ちゃんされるなど)で新しい家族関係を楽しむってのもいいかな(*‘∀‘)

どういう展開に進んでいくのか楽しみですね
魔法のピコピコハンマーその2 - あーるゆー
2016/12/17 (Sat) 22:57:32
僕は人間の年齢を操作するピコピコハンマーを手に入れた。
説明書もよく読んだがまだ色々な人に使ってみるのは怖い。
また美緒ちゃんとピコピコハンマーの実験をすることにして、美緒ちゃんを呼び出した。
「お兄ちゃん、今日もピコピコハンマーで遊ぶの?」
「うん、色々試してみようと思って」
僕は美緒ちゃんにピコピコハンマーを渡した。
「僕を青い方で思いっきり叩いて。説明書には1回で最高30歳しか変化しないって書いてあるけど本当かどうか確かめたいから」
ピコピコハンマーの説明書には1回で最大30歳前後しか変化しない(0歳未満にはならない)と書いてあったが、試してみたかった。
「それでも30歳変化するってことはお兄ちゃんは17歳足す30歳で47歳になっちゃうの!?お兄ちゃんがおじさんになるのは嫌!やるなら私で試して」
美緒ちゃんはいつになく真剣だ。
「お婆ちゃんになっちゃうかもしれないんだよ」
「そうなったらお兄ちゃんがすぐに元に戻してね」
美緒ちゃんはニッコリ微笑むと僕にピコピコハンマーを返した。
「じゃあ行くよ」
「あ、その前に服着替えるね。お母さんの服持って来たんだ。体が大きくなるとやぶけちゃったりするから」
美緒ちゃんはだぼだぼの服に着替えた。
「じゃあ、お願い」
僕は覚悟を決めて美緒ちゃんに思いっきりハンマーを振り下ろした。
ピコーーーーーン!!!
「痛っ!体が熱い!」
この前のように美緒ちゃんの体が大きくなっていく。
背はぐんぐん伸びていき、胸は大きく膨らんで手足がワンピースから飛び出た。
女子高生の姿よりさらに成長しておっぱいもさらに大きく、体型がグラマラスになった。
「あ…あ…」
しかし30歳すぎから肌の張りや髪のつやが失われ、おっぱいも重力に負けて少し下がって、体も少し肉付きがよくなった。
「はあ、はあ。わ、私おばさんになっちゃったみたい…」
美緒ちゃんは自分の体を鏡で見まわしたり、余分な肉がついてしまった体を触っている。
アラフォーの美緒ちゃんは年を取ってしまったもののとても色気を感じる。
「これが30年後の私か~ちょっと嫌だな」
「ちょっと元に戻そうか」
「お願い」
僕は赤い方で少し力を入れて美緒ちゃんを叩いた。
ピコン!
「はう!」
さっきとは逆回しのように肌の張りや髪につやが戻っていき、おっぱいも持ち上がって、体も余分な肉が取れた。
美緒ちゃんは20代半ばぐらいまで若返った。女子高生にした時より色気があってそれでいて若々しい。完璧だ。
「こ、これが私なの!?とっても美人になっちゃった」
美緒ちゃんはまた鏡で自分の体を見ながら満足そうな顔をしている。
「じゃあ、美緒ちゃん。実験に付き合ってくれたお礼に僕を好きな姿に変えていいよ」
僕はピコピコハンマーを美緒ちゃんに渡した。若返らせる方の上限は他の人で試そう。
「じゃあ、ちっちゃくなっちゃえ~」
美緒ちゃんは赤い方で僕の頭を強めに叩いた。
ピコーン!
「うぅ…結構強めに叩いたね。」
僕の目線がどんどん下がっていく。鏡を見ると僕の体がどんどん小さくなっているのがわかる。
「あ…どんどんちいさくなっちゃうよ…」
僕の体が服に埋もれていく。前に小学生になったときよりさらに体が小さくなった。
僕は鏡で自分の姿を確認した。幼稚園児ぐらいの姿になってしまった。
「お兄ちゃん、前よりもっと小さくなっちゃったね~かわいい~」
美緒ちゃんは僕を抱きしめた。
「うわあ~おねえちゃん~やめてよ~」
声変わり前どころか舌足らずでうまくしゃべれない自分にびっくりした。
「あらあら、しゃべり方まで小さい子みたいね」
「うぅ~」
美緒ちゃんはずっとニコニコしている。
「この年の差なら親子みたいだね。今日は私のことはお姉ちゃんじゃなくてお母さんって呼んでね」
「う、うん。お母さん」
返事と同時に僕のお腹の音がくぅ~と鳴ってしまった。
「智也、お腹空いたの?いい時間だし、おやつにしましょうか」
「ほんとのお母さんがれいぞうこのシュークリーム食べていいって言ってたよ」
「もってきてあげるね」
美緒ちゃんは冷蔵庫からシュークリームを持ってきてくれた。
体が小さくなってワンピースのようになったTシャツを着てよちよち歩ぎながらソファーに座ってシュークリームを食べた。
いつもよりシュークリームが大きく感じるし、口は小さくなってて食べるのがなかなか難しい。
「もぐもぐ」
美緒ちゃんは僕がシュークリームをほおばる姿をじーっと見つめている。
僕はなんとかシュークリームを食べ終わった。
「ごちそうさまでした」
「もう、クリームが口の周りに付いちゃってるよ。お母さんが拭いてあげる」
美緒ちゃんはティッシュで口の周りを拭いてくれた。
「ありがと、お母さん」
「どういたしまして」
美緒ちゃんは時計を見て
「そろそろ帰らないと。元に戻して」
そう言うと僕にピコピコハンマーを渡した。
ハンマーを使うときは頭を叩かなきゃいけないという決まりはないはずだけど、しゃがんで僕に目線を合わせてくれた。
「よいしょ」
僕は小さな手を使ってピコピコハンマーの柄の部分で美緒ちゃんを叩いた。
コツン!
「あぁ…また体がポカポカしてきちゃった…」
また美緒ちゃんの背が縮んで、かなり大きくなったおっぱいも急速にしぼんでいく。
色っぽい顔つきも元の子供らしいかわいい顔つきに戻って、手足も服の中に隠れてしまい。美緒ちゃんは元の姿に戻った。
「元に戻れてよかった。ふふっ、まだ私の方がお姉ちゃんだね」
美緒ちゃんはニコニコしている。
「ぼくももとにもどして」
「うん」
美緒ちゃんは僕をピコピコハンマーの柄の部分で僕を叩いた。
コツン!
「うう…体が熱い…」
僕の目線がどんどん上がっていく。Tシャツの袖から腕が出た。
僕も元の姿に戻れた。
「お兄ちゃんも元に戻ったね。」
「うん」
僕たちは服を着替えた。
「美緒ちゃん、とてもお母さんみたいだったよ。幼稚園か保育園の先生に向いてるんじゃないかな」
「じゃあ、わたし、お兄ちゃんのお嫁さん兼先生を目指そうかなー」
美緒ちゃんは満面の笑みを浮かべた。あんなに美人になる女の子なら大歓迎だ。
「私、帰るね。また遊ぼうね、お兄ちゃん」
「気を付けて帰ってね」
美緒ちゃんは自分の家に帰った。
それにしても大人になった美緒ちゃんはとても綺麗だった。
若返る方の上限は…あの人で試してみよう。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/17 (Sat) 23:54:02
あーるゆーさん

てっきり以前の2話がそのまま掲載されて美緒との実験が回想として3話目にくるとばかり思っていたので、いきなり新作を見れて嬉しいです(*´ω`)

個人的な好みの範囲ですが【お母さん】じゃなくて【ママ】と呼ぶようにさせていたらより幼い子が母親を呼ぶ言い方になるのでさらに逆転のシチュとしては興奮するかなと思いました。

あと若返りの上限ですが、【使用者】が男と女で上限が変わるという機能があったら良いなと思います。

例えば主人公がピコピコハンマーを使用して両親を何度たたいても0歳児以下にはならないけど、美緒がピコピコハンマーを使った場合、リミッターが解除されて相手は0歳児を下回って【使用者】である美緒のお腹の中に入ってしまうとか・・・・お腹の上からたたいて小さくしたり大きくしたりなんてシチュも興奮しちゃいますね( ゚Д゚)

まぁ要するに女性限定で発動する裏機能みたいな扱いでしょうかね。

それにしても今回のラストで美緒ちゃんが主人公のお嫁さんになる宣言してるので、今後夫婦になるフラグも立ててるようで楽しみです(/・ω・)/
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/18 (Sun) 00:47:19
私もこんな早くに実験エピソードを書いてくれるとは思いませんでした(笑)
もう2回目の立場変換なのに、あっさりしていて2人とも照れが入ってる感じですねー。これからヒートアップしていくのでしょうか。
描写されなかった以上気にするべきではないと分かっていつつ、元に戻った智也の下半身ガードを心配してしまいました(笑)
実験が終わった上に次のターゲットも分かっているので、後気になることと言えば、やはりハンマーの出自ですかね。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2016/12/18 (Sun) 11:10:41
他にも【身分証明書】を本人が所持した状態で年齢を変えると一緒に変化するとか・・・

今だとマイナンバーとかあるけどそれだと味気ないので、大人だと免許証、大学生~小学生までは学生証、幼稚園だと名札、赤ちゃん~胎児だと母子手帳みたいに変わってしまうってのも興奮しちゃいます。

もしくはピコピコハンマーにスイッチが隠されていてそれを押した状態で使うと環境も変わるとか・・・
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/18 (Sun) 23:39:43
ご感想ありがとうございます。

>ケンさん
ケンさんのレスはいつも参考になります(*^◯^*)
自分が現実で母に「恥ずかしいからママって呼ばないで」と言われていたのでここでもお母さんと書いていましたが、
創作なんだから「ママ」でいいですよね(笑)幼児の感じが出ていいですし。
うまく書けそうならピコピコハンマーをアップデートして機能を増やす展開もやってみたいですね。

>若丸さん
書けそうだったので実験編先に書きました。
智也が元に戻った時、確かに下半身丸出しですね(笑)自分で書いてる時も気付いたんですけどさらっと流してしまいました。
魔法のピコピコハンマー その3 - あーるゆー
2016/12/20 (Tue) 23:34:01
「ただいまー」
「おかえりなさい」
高校から帰ってきた僕を笑顔で迎えてくれた小学校高学年ぐらいの少女は僕の母親である。
魔法のピコピコハンマーで若返らせてしまったのだ。

数日前のこと。
「ねえ、お母さん。お母さんは若返りたいと思う?」
僕が問いかけると母さんは戸惑った表情で
「え、そりゃ若くなれるなら若くなりたいと思うけど」
と答えた。それを聞いた僕は魔法のピコピコハンマーを思いっきり振り下ろした。
ピコーン!!!
「痛い!びっくりするじゃない!」
そう叫んだ母さんの体が変わっていく。
肌がきめ細やかになりロングヘアの髪の毛が艶を取り戻していく。
少し垂れていた胸が重力に逆らって持ち上がった。
「ああああぁ…んんんんん!!!!!!」
20代前半の姿まで戻った母さんが今度は小さくなった。
顔つきは幼く、大きく膨らんだ胸は急速にしぼんでいく。背もどんどん低くなっていく。
「はあ…はあ…」
母さんは服に体が隠れてしまうぐらいの小学校高学年ぐらいに若返ってしまった。
この前の実験で1回で30歳前後しか変化しないことはわかっていたから4○歳の母さんを思いっきり叩けば10代前半になるのは計算通りだ。
10代前半にしたのは家事に支障がでない程度に若返らせたかったから。父さんは単身赴任中で不在だ。

「帰ってきたばかりで悪いんだけど一緒に買い物についてきて欲しいの」
母さんは上目づかいで僕を見てくる。
「いいよ」
「ありがとう。この姿だと昼間に外出ると『学校はどうしたの?』って聞かれると思うし、重い物を持つのが大変だから」
「荷物は持ってあげるよ」
僕がそう答えると母さんは頬を膨らませて
「っていうか、女子高生とか20代前半ぐらいにしてくれればいいのに!」
と言った。
「だって、小学生ぐらいの方がかわいいじゃない」
僕は悪びれずに答えた。
「もー!お父さんが単身赴任から帰ってきたから元に戻してね!」
「父さんと母さんは幼馴染なんだから若返った母さんだってわかってもらえるよ」
「はぁー」
母さんはため息をついた。
「何を言っても無駄みたいね。買い物へ行こう…兄さん」
母さんは恥ずかしそうに僕のことを兄さんと呼んだ。
「なんで兄さんって呼ぶの?」
母さんはちょっと顔を赤らめながら
「だって、子供の頃、お兄ちゃんが欲しかったんだもん。でもお兄ちゃんじゃ子供っぽいから兄さんって呼んだの」
とつぶやいた。そんなことを思ってたなんて母さんがとてもかわいく思えた。
「じゃあ行こうか、優子ちゃん」
僕は母さんを下の名前で呼んだ。
「うん!今日は兄さんの好きなハンバーグにするね!」
母さんは機嫌がよさそうに玄関から外へ飛び出した。

僕達は近所のスーパーで買い物した。
「お肉だけはお肉屋さんで買う方がおまけしてくれて安いのよ」
母さんは元(?)主婦の知恵を披露した。
肉屋さんのお婆さんは母さんが子供のころから付き合いらしい。ただ今の母さんは子供に若返っているのだが。
「お婆ちゃん、ハンバーグ用にひき肉ください」
「あら、お嬢ちゃん。いつも来てくれてありがとう。ひき肉だね」
お婆さんはひき肉を包んでくれた。
「お嬢ちゃんはいつも来てくれるからおまけしておくよ」
「ありがとうございます!」
本当におまけしてもらったようだ。母さんがお金を払った後、お婆さんが母さんをじっくり見て言った。
「それにしても小さい頃の優子ちゃんそっくりだねぇ」
「し、親戚だからそっくりなんですよ。よく言われます~」
母さんは苦笑してごまかしている。親戚ということにしているようだ。そっくりって同一人物だろ。
肉屋さんに美緒ちゃんと同じ位の年の少女がやってきた。
「お婆さん、エビフライをたくさんください!」
女の子は元気よく注文した。
「舞ちゃんは本当にエビフライが好きだねぇ」
「うん、今日はお兄ちゃんが来るからエビフライパーティするんだ!」
舞ちゃんと呼ばれた女の子はとても嬉しそうだ。
「じゃあ、私たちは行きますね」
「またおいで」
僕達は肉屋を後にした。
「さっきの子可愛かったね」
僕は母さんに言うと
「お兄ちゃんが来るからエビフライたくさん買うって言ってたね。お兄ちゃん想いのいい子みたいだね」
母さんはニコニコしだした。
「私達も仲良くしましょう、兄さん。おいしいハンバーグたくさん作ってあげるね」
「うん、優子ちゃんのハンバーグとってもおいしいから楽しみだよ」
僕は母さんの小さな手をとって一緒に家に帰った。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/21 (Wed) 14:56:29
リメイク回でまさかの新キャラ登場でびっくりしました。
といっても美緒とキャラが被って動かし辛そうだから、あくまで話の展開上出しただけですかね。
その辺の答えが分かる時が楽しみです。
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/21 (Wed) 22:47:51
>若丸さん
ご感想ありがとうございます。
舞は昔に書いた幼グレットの登場人物です。せっかくなのでゲスト出演させました。
相変わらず幼女化してるし、エビフライが好きなようです。
期待させて申し訳ないのですが本筋には絡まないです。
次から新しいところ入るんで書くのに時間かかりそうです。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2016/12/23 (Fri) 05:21:50
え…あ、あの舞ですか?
素で気づきませんでした。ファンサービスだったのですね。
新展開楽しみにしてます。
魔法のピコピコハンマーその4 - あーるゆー
2016/12/31 (Sat) 23:44:46
母さんのハンバーグを食べた後、美緒ちゃんからメールが来た。
「お兄ちゃん、明日のお昼にうちに来れる?ピコピコハンマーで遊ぼ!」
美緒ちゃんの両親は家を空けることが多く、携帯を持たせてもらっている。
「もちろん行くよ」
僕はすぐに返信した。

翌朝、僕は期待に胸を膨らませ、ピコピコハンマーを持って美緒ちゃんの家に行った。
玄関のインターホンを鳴らして美緒ちゃんの部屋へ入ると美緒ちゃんの他にもう一人女の子がいた。
美緒ちゃんより色白で華奢でおとなしそうな女の子だ。
「お兄ちゃんに紹介するね。この子はクラスメイトの理恵ちゃん。」
「智也さん、はじめまして。美緒ちゃんからよくお話は聞いてます。」
理恵ちゃんはとても礼儀正しい子のようだ。
「はじめまして、理恵ちゃん」
僕も挨拶した。美緒ちゃんが僕に近づいて耳打ちした。
「理恵ちゃんを大人にしてあげて。高校生ぐらいでお願い」
大人にしてあげるというのは少々意味深だけど、この子が成長するとどうなるのか、僕も気になる。
「いいよ」
美緒ちゃんは理恵ちゃんの方に近づいた。
「理恵ちゃん、服脱いで」
「え、何で?」
「いいから服脱いで!」
「う、うん」
理恵ちゃんは服を脱いで下着姿になった。
「お願い、お兄ちゃん」
「な、何をするんですか…」
理恵ちゃんは怯えている。
「ちょっと痛いよ」
僕はハンマーの青い方で理恵ちゃんを叩いた。
「あう!な、何するんですか…」
理恵ちゃんは叩かれた頭を手で抑えた。
すぐに理恵ちゃんの体に変化が起きた。
背がすらーと伸びていく。胸は少し膨らんだぐらいで成長が止まってしまったが、きゅっと腰がくびれた。
「あぁ…下着が食い込んで痛いです…」
大きくなった体に小さな下着が食い込んでしまっている。
理恵ちゃんは女子高生ぐらいの姿になった。
「やった~!理恵ちゃん想像どおり美少女になったよ!じゃあ着替えようね」
「え…なんで私、体が大きくなったの…」
「さっきのハンマーで叩かれると大人になっちゃうんだよ!着替えさせるからお兄ちゃんはちょっと外出ててね」
僕は言われた通り、美緒ちゃんの部屋の外に出た。
しばらくすると
「お兄ちゃん入っていいよ」
美緒ちゃんに呼ばれて部屋に入った。
理恵ちゃんは高校の制服に着替えていた。とても似合ってる。
「自分で着る用に近所のお姉さんに借りたんだけどサイズが合ってよかった」
美緒ちゃんは成長するとグラビアアイドルみたいにムチムチで色っぽい感じだけど、
理恵ちゃんはほっそりとしててモデルさんみたいだ。
「あんまり見ないでください。恥ずかしいです」
理恵ちゃんは恥ずかしがっている。
「なんで私を大きくしたの?」
「ん~、大人になった理恵ちゃんが見てみたかったから!」
「そ、それだけ理由なの?」
「うん、それだけ」
「じゃあ、元に戻してくれる?もう大人になった姿は見られたでしょ?」
「ん~ん。これから近くのおいしいケーキ屋さんにお兄ちゃんと三人で行きましょ?」
「ケーキ!私も行きます!私、甘いもの大好き!」
僕を置き去りにした会話がやっと終わった。
「え、ケーキ食べに行くの?」
僕が聞いた。
「そうだよ。お兄ちゃんもあのおいしいケーキ屋さん知ってるよね?」
「う…うん」
「じゃあ、決定!お兄ちゃん、理恵ちゃんいこっ!」
「よ…よろしくお願いします、智也さん」
僕達はケーキ屋に行くことになった。
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2016/12/31 (Sat) 23:45:36
なんとか今年中に間に合いました。来年もよろしくお願いします。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/01 (Sun) 22:29:33
あけましておめでとうございます。
いよいよ新エピソード突入ですね。今回は導入部っぽいので、年も明けたことだし、これからに期待大ですね。
何気に、理恵との対比で美緒がムチムチ系だと分かって俺得です。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/04 (Wed) 01:20:07
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます&更新お疲れ様です。

今のところ主人公の未来の嫁候補?である美緒ちゃんが今回の友達の成長と比較することでムチムチな美女であったことが相対的にも分かり良いですね(*‘∀‘)

ちなみに今の状態で出かけたら3人の関係ってどう見えるのでしょうね。主人公と理恵ちゃんがカップルで美緒ちゃんはどちらかの妹とみられるか、もしくは2人の兄と姉についてくる妹の美緒ちゃんと見られるか・・・まぁ後者だとは思いますが(笑)

直接的な変化だけでなくその状態で外に出て周りの反応を楽しむというのも一つのやり方でしょうね。

美緒ちゃんが20代半ばくらいの年齢で主人公とデートしたならば、美緒ちゃんの友達はその姿に気が付かないだろうし、逆に主人公の友達は年上の美人のお姉さんとデートしていることを非常に羨ましがるでしょうね。
美緒ちゃんが男女ともに憧れの的に・・・・中学生や高校生たちから見ても魅力的な大人の女性として憧れの対象になってしまうようなのもいいなぁ(*´ω`)
美緒ちゃんから見れば本来は年上の中学生高校生から憧れの眼差しで見られるのってさぞ気分もいいだろうし、そういうシーンがどこかであるといいですね。

新キャラは出てきましたがやはり今のところは主人公と美緒ちゃんそれぞれの両親などの家庭環境がどう変化していくかというところが一番気になってしまいますね!

今後とも更新楽しみにしています(/・ω・)/
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2017/01/05 (Thu) 00:11:14
>若丸さん
いつも感想ありがとうございます(*^◯^*)
理恵は前にうまくいかなかったクールキャラを書こうとしているんですが、やはり動かしづらくて難しいなと思っています。

>ケンさん
感想ありがとうございます。
他の作品ではAPすると巨乳でスタイル抜群になることが多いので理恵はスレンダーなモデル体型にしました。
この3人は確かに変わった関係ですよね。理恵と主人公は初対面ですし。
色々シチュエーションの参考になりました(*^◯^*)
魔法のピコピコハンマーその5 - あーるゆー
2017/01/09 (Mon) 23:36:56
僕と美緒ちゃんと理恵ちゃんの三人でケーキ屋へ向かった。
「ちょっと歩きづらいです…」
理恵ちゃんは大きくなったせいか、慣れない革靴を履いているせいか歩きづらそうにしていた。
「大丈夫?」
「智也さん、私は大丈夫です。がんばって慣れますから」
理恵ちゃんは僕を見つめて答えた。
「二人ともカップルみたいでずるいよ!私も女子高生にしてもらえばよかった!」
美緒ちゃんは頬を膨らませて不機嫌そうにしている。
「美緒ちゃんとは今度また遊んであげるから」
僕は美緒ちゃんに謝った。
「約束だよ、お兄ちゃん!」
美緒ちゃんは少し機嫌を直した。
「あ!あのお店がケーキ屋さんですか?」
「そうだよ~」
美緒ちゃんは先頭を切ってケーキ屋に入っていった。
「フルーツタルトがいいなぁ~」
美緒ちゃんはショーケースのフルーツタルトを見つめている。
「私は普通のショートケーキがいいです」
美緒ちゃんと並んで理恵ちゃんもケーキを見ている。
歳の離れた姉妹みたいですごくいい。
「僕はチーズケーキがいいかな」
僕達はケーキを買ってテーブル席に座った。
「おごってもらってすいません。」
理恵ちゃんは申し訳なさそうにしていた。
「いいんだよ。じゃあ食べよう」
「いただきます!」
理恵ちゃんはさっきまでのクールな印象とは違ってニコニコしながらケーキを食べていた。とてもかわいい。
「あれ?体が大きくなったせいかもう食べ終わってしまいました…」
理恵ちゃんは残念そうにしている。
「もう一個食べる?」
僕は勧めると
「え、悪いですよ…」
「遠慮しなくていいんだよ。どのケーキが食べたい?」
「では、チョコレートケーキが食べたいです」
僕はチョコレートケーキを買ってきてあげた。
「ありがとうございます!いただきます」
理恵ちゃんはまた幸せそうな顔をしながらケーキを食べていた。
「理恵ちゃん、そんなに食べてると太るよ。私もおばさんになると太っちゃったんだよ」
美緒ちゃんが呆れ顔で言った。
「え、そうなの!?というかさっきのハンマーでおばさんになっちゃったことあるの?」
理恵ちゃんは驚きの表情を浮かべていた。
「そうだよ。お兄ちゃんとどれぐらいまで成長するのか実験したんだよねー」
美緒ちゃんはちょっと得意げだった。
「わ、私はそんなに成長したくないです…」
理恵ちゃんの表情が少し曇った。
美緒ちゃんが一個ケーキを食べ終わるのと理恵ちゃんがケーキを二個食べ終わるのとほぼ同時だった。
「ごちそうさま。お兄ちゃんありがと」
「ごちそうさまでした。おいしかったです」
二人とも満足してくれたようだ。

ケーキ屋から出ると
「あれ?石田君?」
女性の声で呼びかけられた。そこにいたのは同じ高校の田中先輩だった。
「あ、先輩?」
田中先輩とは委員会で知り合った。おっとりしていて面倒見がよくてお姉さんのような人だ。
「あら、女の子を二人も連れてケーキ食べに来たの?美人さんとかわいい女の子で両手に花ね。」
「え、ええ」
「お兄ちゃん、このお姉さんは誰?」
ちょっと怒り気味に美緒ちゃんが聞いてきた。
「私は石田君が通っている高校の先輩よ。」
優しい表情で答えた。
「ところで、この二人とはどういう関係なの?」
田中先輩は興味津々そうに聞いてきた。
「こっちの美緒ちゃんは近所に住んでる女の子で、こっちの理恵ちゃんは美緒ちゃんの友達です」
嘘はついていない。というか真実そのままだ。理恵ちゃんは高校生に急成長してしまっているが。
「そうなんだ~ずいぶん年の離れた友達なのね」
田中先輩は一応納得してくれたようだ。
「私はこれからケーキを食べるの。また学校でね」
「はい、先輩。」
田中先輩はケーキ屋に入っていった。

「さっきの人も美人だったね。お兄ちゃんはひどいよ!私がいるのに!」
やっぱり美緒ちゃんは怒っていた。
「先輩は委員会が一緒の知り合いなだけだから…」
「あの先輩は多分、お兄ちゃんのことが好きなの!女の勘だよ!」
勘違いでやきもちを焼いているようだ。
「あの…そろそろ家に帰らないといけないので元に戻してください」
理恵ちゃんが申し訳なさそうにしている。
「そうだね。おうちに帰って理恵ちゃんを元に戻してあげよう」
僕の家に帰って理恵ちゃんをハンマーの柄の部分で叩いた。
コツン!
「はぅ!」
理恵ちゃんのすらっとした体が急速に小さくなっていく。
少し膨らんでいた胸も平らになって、腕は制服の中に隠れて、スカートはするっと落ちてしまった。
理恵ちゃんは元の姿に戻った。
「元に戻れました!よかったです」
理恵ちゃんが喜んでいると
「スカートも下着も脱げちゃってるからお兄ちゃんに見られちゃうよ」
「あっ!」
美緒ちゃんが慌てて僕を部屋から追い出した。
「お兄ちゃん、入っていいよ」
美緒ちゃんに言われて部屋に入ると理恵ちゃんは元の服に着替えていた。
「私はこれで帰ります。今日は色々ありがとうございました」
理恵ちゃんはペコリとお辞儀した。
「お兄ちゃん、私も帰るね。一緒に遊ぶ約束、忘れちゃダメだよ!浮気もダメだよ!」
美緒ちゃんはそう言って二人とも僕の部屋から出て行った。
とても楽しい一日だった。成長した理恵ちゃんもとても美人だった。
美緒ちゃんと遊ぶ約束したし、何か考えておかないと…
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/10 (Tue) 16:17:51
あーるゆーさん

やきもち美緒ちゃんが可愛いですね(*´ω`)
大人の身体で主人公を誘惑してきたり、今回登場した先輩を思いっきり叩いて産まれた直後の赤ん坊にしてしまったりなどの暴走?などもやっちゃいそうな気がしてしまいます(笑)

例えば同じような理屈で、主人公がいつも美緒ちゃんの相手をしてくれているのでお礼にケーキかお菓子でも食べに来ないかと美緒ちゃんの母親に呼ばれて行くと、1児の母とは思えないほど色気がありおっぱいも大きい美緒ママに鼻の下を伸ばしているのに嫉妬して母親を赤ちゃんにして、美緒ちゃん自身は大人になったり・・・
「ママにデレデレしてたみたいだけど、赤ちゃんになったママと大人になった私を前にしても同じ反応ができるのかな?」
みたいな(笑)

他にも今回のケーキを食べる量などについても子供の方が大人よりも少ない量で満足できるというメリットも見いだせたので、主人公より年上の人物でも自分から小さくしてほしいと言う人が出てきても面白そうですね(*´ω`)
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2017/01/11 (Wed) 22:45:40
ケンさん感想ありがとうございます。

美緒ちゃんは独占欲が強いようです。
ヤンデレ暴走期待していてください(笑)
美緒が自分の母親にまで嫉妬してしまうという展開はよさそうです。

若返って子供料金で遊園地入ったりとか映画とかを見てしまうとかいいですね。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/11 (Wed) 23:07:12
暴走する美緒ちゃんってのもまた面白そうですね(*‘∀‘)

母親に主人公を取られることはないと分かっていても、嫉妬が抑えられず・・・そういう時って力が入って全力で叩いてしまう、もしくはつい何回も叩いてしまって母親が産まれた直後の赤ちゃんになってしまうのも自然かなと思いました(笑)
今後そういう展開を見れたら嬉しいです。

それから年齢の変化だけでなく環境にまで影響を及ぼす効果については、免許証や学生証などを絡めたら・・・なんてのはどうだろうかと話したことがありましたが、もっと自然な方法を思いついたのでひとつ・・・

今までの年齢変化って長くても数時間で1日以上経過したことはありませんでしたが、ある一定期間を年齢変化した状態で過ごすとその年齢に見合った社会的な立場に自動的に置換されるというのはどうですかね?
これならば隠し機能だとかアップデートだとかは必要ないですし・・・連休の3日間だとか春休みや夏休みなどの長期休暇で1週間そのままで過ごしたら、久しぶりに知り合いに会ったら反応が変わっていて、そこで変化した年齢に見合った社会的立場になっていることに気が付くみたいな(笑)
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/12 (Thu) 01:17:00
もしかして、この話は数話毎にゲストとして新キャラを出すという構成なんですかね。
美緒は元々年の割にどこか余裕のある母性キャラで、それがAPすることによって爆発するというのが興奮ポイントだと思っていたのですが、優等生寄りなゲストの登場が続いたからなのか、年相応に押しの強い所を描写した箇所が見られるようになりましたね。

環境変化要素を取り入れるかどうかは作者さん次第ですが、もしやるのであれば、同じ学校に通う者同士の年齢逆転なんていうのはどうでしょうか。環境変化機能を持つハンマーなら、超弱く叩くことによって、物語においてステレオタイプなりがちな先輩or後輩キャラを崩壊させることができます。
これは最近考えたシチュですが、したらばBBSにはあったネタ出し専用スレがここには無いので、どさくさに紛れて提案してみました。
もっとも、AR/APというよりは立場交換というフェチに近いからか、リバワ時代から振り返ってもやってる人は恐らくゼロだったし、そもそも自分で書けよって話なので、ピンと来なかったら聞かなかったことにして下さい(笑)
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2017/01/14 (Sat) 00:36:18
>ケンさん
美緒は「お母さんなんてちっちゃくなっちゃえ!」とか言って母親を若がらせそうですね(笑)

ずっと若返っているor成長していると精神年齢が今の姿に寄ってしまうというのは想像していましたが、
立場が変化するというのも考えてみますね。

>若丸さん
美緒は大人に変身中は美女になって自信がついて余裕があるようですが、
普段の姿の時お兄ちゃんをとられそうになるとあわててしまうようです(笑)

立場交換は別の人(例えば女性)が魔法のピコピコハンマーを手に入れたら…という話か別の話で書いてみようかなと思っています。
魔法のピコピコハンマー その6 - あーるゆー
2017/01/15 (Sun) 23:24:50
【登場人物おさらい】
智也 主人公。17歳。年齢を操る魔法のピコピコハンマーを手に入れた。
優子 智也の母親。40代前半。智也にピコピコハンマーで10歳ぐらいに若返らされたまま生活している。
美緒 智也の隣の家に住んでいる少女。9歳。智也とは兄妹のように仲が良い。たびたびピコピコハンマーで成長している。成長するとグラマラスな美女になる。
理恵 美緒の友達。9歳。おとなしい少女。ピコピコハンマーで成長するとスレンダーなモデル体型になる。

理恵ちゃんと遊んだ次の週の休日に僕は美緒ちゃんをメールで家に誘った。
「美緒ちゃん、今日うちに来れる?またピコピコハンマーで遊ぼう」
「うん、いいよ~」
美緒ちゃんは隣の家に住んでいるからすぐ来てくれた。
「お邪魔しまーす」
「いらっしゃい」
僕は美緒ちゃんを迎え入れた。
「美緒ちゃん、いらっしゃい」
キッチンから恥ずかしそうに母さんが出てきた。
「お母さんもこんにちは。小さくてとってもかわいいですね」
美緒ちゃんは若返った母さんを見て
「美緒ちゃんの方がまだ小さいでしょ」
10歳ぐらいの母さんの見た目は美緒ちゃんよりかは年上だ。
「僕の部屋においでよ」
「うん!」
美緒ちゃんを僕の部屋に連れて行った。
「今日はどうしようか。美緒ちゃんが決めて」
僕は美緒ちゃんに任せることにした。
「まず私を20代前半ぐらいに成長させて」
「わかった」
「服脱いじゃうね。服が破けちゃうから」
美緒ちゃんは下着姿になった。
「行くよ」
僕は青い方で美緒ちゃんを叩いた。
ピコーン!
「はぁはぁ…体が熱くなってきた…!」
美緒ちゃんの体が大きくなっていった。何度見てもずっと見入ってしまう。
胸が風船のように膨らんでいった。お尻も大きくなって、腰はきゅっとくびれができる。
出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいる理想的な体型に変化した。
顔つきも丸っこくて幼いものから、大人びた顔つきに変わった。
「あははっ、成長完了だね。ありがとうね、お兄ちゃん。すぐ着替えちゃうからあっち向いてて」
美緒ちゃんは成長した自分の姿を見まわしながら僕の部屋に用意してあった母さんの服に着替えた。
「こっち向いていいよ。ちょっと胸がきついかも」
最初に成長させた時も地味めな母さんの服だったけど、逆に年相応の落ち着きがあるように見えていい。
「次は僕を変化させて。どうするかはお任せするよ」
僕はピコピコハンマーを美緒ちゃんに渡した。
「お兄ちゃんは、こうしてあげる!」
そう言うとハンマーの青い方で僕を軽く叩いた。
ピコン!
「え?」
今までは僕は赤い方で若返ってたけど、成長させられるのか!?
でも、成長期を過ぎてしまっているから僕の視点からではあまり変化がわからない。
美緒ちゃんは驚いた顔で
「お兄ちゃんも大人っぽくなったね。かっこいいよ~」
僕は鏡を見た。確かに少し顔つきが大人っぽくなっている。ちょうど美緒ちゃんと同じ20代前半ぐらいになったみたいだ。
「それじゃ、お兄ちゃんと私が同い年ぐらいになったから夫婦ごっこしようよ!」
美緒ちゃんは満面の笑みで僕に語りかけた。こんな美女に成長した美緒ちゃんと僕が夫婦になる。
もちろん大歓迎だ。
「うん、いいよ」
「やった~!じゃあお互いなんて呼ぶ?嫁にちゃん付けは変だから『美緒』って呼び捨てにしてもらおうかな。
私からは智也さんがいいかな?それともあなたがいいかな?」
美緒ちゃんははしゃいでいる。見た目は大人っぽいのにしぐさは子供っぽい。
美緒ちゃんが一人で盛り上がっていると僕の部屋のドアをノックされた。
「ジュース持ってきたよー。って美緒ちゃんが大人になってる!!兄さんもちょっと大人っぽくなってるし、どうなってるの!?」
部屋にジュースを持ってきた母さんは僕たちの姿を見て驚いた。
魔法のピコピコハンマーの細かい効果を母さんは知らないからだ。
「ふふ~いいところに来たね、優子ちゃん。」
美緒はジュースの乗ったお盆を受け取って置くと、ピコピコハンマーを手に取った。
「えい!」
美緒ちゃんは手に取ったピコピコハンマーの赤い方を母さんに振り下ろした。
ピコン!
「な、何するの…あぁん!」
10歳になっていた母さんの体がさらに小さくなっていく。
背が縮んで幼児体型になってしまって10歳用の服もサイズが大きくなってしまい脱げてしまった。
母さんは幼稚園入りたてぐらいの幼児になってしまった。
「わたしもっとちいさくなっちゃった!」
母さんは舌足らずなしゃべり方で袖の中に入ってしまった腕をバタバタさせながらしゃべった。
「優子ちゃん、私達はこのピコピコハンマーで成長して夫婦ごっこしてるんだ。それで、優子ちゃんは私達の子供役になって!」
美緒ちゃんはすごい提案をした。
「え!ともやとみおちゃんがけっこんしたら、わたしはしゅうとめになるはずなのに…」
母さんが戸惑っていると美緒ちゃんは
「智也と美緒ちゃんじゃなくて、パパとママでしょ」
と言い出した。
「え、そんなのいや!わたしがおかあさんだもん!」
母さんに拒否された美緒ちゃんはもう一度ハンマーを持つと
「ママって呼ぶの嫌ならしゃべれないぐらい小さくしちゃおうか?」
とニコニコしながら脅した。
「ご、ごめんなさい、ママ!」
母さんは美緒ちゃんをママと呼ぶようになった。
「ふふっ、優子ちゃんとってもかわいいよ。いいこいいこしてあげる」
美緒ちゃんは優子の頭をなでた。
「智也さん、優子ちゃんに合う服ががないから今から一緒に買いに行きましょう。優子ちゃんはおうちでお留守番お願いね」
美緒ちゃんは本当の母親のように振舞いだした。
「うん、ママ。ゆうこ、いいこでまってるね」
本心からかはわからないけど母さんも子供のように振舞っている。
「優子、すぐ戻ってくるからね」
僕も母さんを自分の子供のように扱った。
「はやくかえってきてね、パパ」
優子に見送ってもらって美緒と買い物へ出かけた。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/16 (Mon) 23:39:11
前から話題に上がっていた子持ち夫婦ネタをまさかここで消化するとは(笑)
しかも美緒の方が智也の母を若返らせるとは、ちょっと変化球で来ましたね。
返信見る限り、やりたいことは既に結構決まっていると見えます。あまり悩みすぎず、ガンガン投稿してくださいね。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/17 (Tue) 00:42:31
以前から言われていた夫婦状態になるのはいいですね(*´ω`)

主人公の母親はこの程度ですが、美緒ちゃんの母親は本当に産まれたばかりの赤ちゃんなどになってほしいものですね。
ご都合主義でもいいので授乳とか・・・・

あとせっかく夫婦状態を楽しんでいるので、カップルたちが集まるスポットを通った時に周囲の人たちがみんなキスしたり抱き合ったりしてるので美緒が主人公に自分たちもやりたいとせがんでみたり・・・・
なんて展開もありそうですね(*´ω`)

ちなみに出かける目的は幼児になった優子の服を買いに行くことですが、服のサイズなど測っていないまま出てきてしまったので、いざ買ってから帰るとサイズが合わないなんてこともあるかもですね。その時は服が小さすぎて入らないなら身体をもっと小さくして合わせればいいという感じでさらにひとまわり小さくしてしまうっていう調節の仕方もいいなと思います

いやはや今後の展開が楽しみすぎて妄想がはかどりますね(*‘∀‘)(笑)
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2017/01/18 (Wed) 00:02:28
ご感想ありがとうございます。

>若丸さん
成長した二人が夫婦になって、母親を自分の子供にしてしまうという展開をやってみたかったので行きました(*^◯^*)
智也より美緒が子供が欲しさで優子を若返らせた方がいいかなと思ってこういう展開になりました。

>ケンさん
優子はコミュニケーションが取れるぐらいに若返ってもらいました。
いちゃいちゃしてるカップルを見て私達もやろうよ!というのはおもしろそうですね!
服が合わなくてもう一度変化させてしまうのも楽しそうですね。
うまく書けそうなら書いてみます(*^◯^*)
魔法のピコピコハンマー その7 - あーるゆー
2017/01/21 (Sat) 00:25:19
美緒と街中を肩を並べて歩いた。
「今まではどっちかが大きくてどっちかが小さかったけど今は二人とも大人で買い物って新鮮だよね」
僕が美緒に言うと
「今度は二人とも子供になって外に出てみる?」
美緒もはにかんで答えた。
その直後、高校生カップルとすれ違った。二人は手をつないでいた。
二人を見た美緒は
「ねぇねぇ、私達も手をつなごうよ!」
「うん」
せがまれるままに僕は美緒の手を優しく握った。
「智也さんの手ってあったかいね。」
「美緒の手も柔らかくて握り心地がいいかも」
僕達は恋人を通り越していきなり夫婦になってしまったけどこういうやり取りもいい気がする。
「あんまりお金もないし、スーパーで子供服を買おう」
「うん、いいお嫁さんになる為に節約しないとね」
僕達はスーパーで優子の服を買ってあげた。
「優子ちゃんは普段こんなフリフリの服は着ないだろうから、どういう反応するか楽しみだね~」
美緒は買った服を見てニコニコしている。大人になった美緒は結構Sっ気があるようだ。
「優子が待ってるし早く帰ろう」
「はい、あなた」
僕達はまた手をつなぐと帰路についた。
その途中に、女の子の声で
「智也さん…ですよね…」
と呼び止められた。
声がする方を見ると理恵ちゃんがいた。
「あ、理恵ちゃん…」
「ふふ~私が誰だかわかる?」
僕が理恵ちゃんに声をかけてからすぐ成長した美緒が理恵ちゃんに声をかけた。
「え、お姉さん誰ですか?」
理恵ちゃんは困った顔をしている。
「私、美緒だよ。あのピコピコハンマーでこんなに大きくなったんだよ!」
美緒はそういうと理恵ちゃんに合わせてしゃがんで頭を撫でた。しゃがんだ時に大きくなったおっぱいがたゆんと揺れた。
「お姉さんが美緒ちゃんなの!?こんなに色々大きくなっちゃって…」
理恵ちゃんはびっくりしている。
「しかもね、私達夫婦ごっこしてるんだ~」
「えぇっ!夫婦って…」
理恵ちゃんはさっきよりももっと驚いている。
「それじゃ子供も待ってるから帰る。じゃあね。」
「こ、子供!子供ってどういうことなんですか!?」
理恵ちゃんは顔が真っ赤になっている。クールでおとなしい理恵ちゃんが取り乱している。
「ご、ごめんね。今度ちゃんと説明するからまたね」
僕はそう言うと美緒を追いかけた。
「あんまり理恵ちゃんを混乱させちゃダメだよ」
僕は美緒に追いついて注意した。
「ごめん、理恵ちゃんをちょっとからかってみたかったんだよね~。」
美緒はいたずらっぽく笑った。かわいい。
「優子ちゃんいいこに待ってるかな」
僕たちは家に帰ってきた。
家のドアを開けるとドアを開けた音に反応して優子が玄関まで来た。
「パパ、ママおかえり!」
「ただいま、いい子で待ってたみたいね」
美緒が優子の頭をなでた。
「さっそく、買ってきた服に着替えてみようか」
美緒が優子の着替えを手伝った。
「あれ?ちょっとふくがおおきいよ」
服が大きいようだ。優子は
「うーん、じゃあ体の方を大きくしよう!」
美緒はピコピコハンマーを持ってくると優子を青い方で叩いた。
ピコン!
「ママ!何するの!」
優子の背が伸びていく。
「んんっ!服がきつい!」
小学校低学年ぐらいの姿になった。服がピチピチになってしまっている。今度は体が大きくなりすぎてしまったようだ。
「大きくしすぎだよ!っていうかこのままでいいよ!」
優子はちょっと怒っている。
「でもそうすると買ってきた服がもったいないから、えい!」
今度は赤い方で優子を軽く叩いた。
ピコン!
「はう!また小さくなっちゃう!!」
優子の体がまた縮んでいく。優子は小学生低学年から幼稚園の年中さんぐらいに若返った。今度は服のサイズがあったようだ。
「わたしのからだであそばないで~」
4歳、7歳、5歳と体を変化させられて優子は少し泣きそうだ。
「ごめんね、ちゃんと体のサイズを測ってからお洋服買いましょうね」
美緒はニコニコしながら答えた。
「そういうもんだいじゃないの!」
優子は頬を膨らませた。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/22 (Sun) 00:05:17
あーるゆーさん

以前話にあがっていた変化した状態で知り合いとの遭遇って点が今回のに使われていたみたいですね。
肉体の変化に驚き、夫婦状態になってるのに驚き、そして子供という単語をあえて使うことで誤解させるシチュはまたいいですね(*´ω`)

服に合わせての変化もまた良かったです。
そのうち「あのベビー服可愛い!優子ちゃんに似合いそうだよね」みたいなノリで買ってきた服に合わせて肉体を変化させたり・・・

美緒の母親の場合は以前言っていた主人公を取られそうになって向きになって最大限若返らせるというシチュもいいなと話しましたが、他にも少し思いつきました。

美緒の家に遊びに行くとちょうど美緒の母親が押し入れを片付けていて美緒が赤ん坊の時に使っていた服や道具もろもろが出てきて、もう使わないから捨てようとしていると、もったいないからまた使ってみよう的なノリで母親を生まれたての赤ん坊にして・・・・みたいな(笑)

娘が赤ん坊の時に着ていたベビー服を母親が着せられてしまうというシチュもまた興奮するし、感慨深いなと思いました( ゚Д゚)


新しい展開が起こるのも楽しみだし、このまま夫婦状態がもう少し続くのも面白そうで、毎回の更新がとても楽しみですよ(/・ω・)/
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/22 (Sun) 00:06:19
投稿ペースが安定してていい感じですね。
理恵は何かのフラグでしょうか。
今回の個人的ハイライトは「たゆん」です(笑)
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/22 (Sun) 00:08:01
感想書いていたらケンさんと投稿タイミングが被ってしまった(笑)
理恵の登場はフラグじゃなくてフラグ回収だったんですね。
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2017/01/23 (Mon) 00:14:23
>ケンさん
ご感想ありがとうございます(*^◯^*)
理恵が美緒に子供がいると聞いて顔を赤らめているのは子供がどうやってできるのか知ってるからかもしれません(笑)
ケンさんのレスは本当に参考になるのでありがたいです(*^◯^*)

>若丸さん
ご感想ありがとうございます(*^◯^*)
胸が揺れる描写は美緒があまり成長している感じがなかったので書きました。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/23 (Mon) 00:55:44
あーるゆーさん

参考にしていただけるのなら幸いです。
私のコメントの多くは妄想が占めているので五月蠅かったら注意してくださいな(汗)

美緒の母親の赤ちゃん化は後日また別の機会にとも思いましたが、一旦2人は元の姿に戻って幼児の優子を主人公の妹として連れて美緒の家に遊びに行くのもカオスでよさそうですね。
そこで美緒の母親を優子よりもさらに小さく産まれたばかりの赤ちゃんにして、再度2人は夫婦状態になって・・・みたいな(笑)

美緒の母親が美緒が赤ん坊の時に使っていた服や哺乳瓶などの道具を捨てようと片付けるのと同時にアルバムも一緒に出して思い出にふけるってのも・・・・美緒が産まれてから今に至るまでのアルバムを見てるうちに、美緒の母親の幼いころはどんんな風だったのか写真を見てみたいという流れになるけど、写真は実家のアルバムに入ってるので見せられなくて・・・・

なら今の母親を直接若返らせればいいや的な(笑)

最大限若返らせて産まれた直後の状態になった母親に美緒が赤ん坊だった時の服を着せてみるとややダボダボでサイズが大きいとかいうのもロマンですね(*‘∀‘)

例えば産まれた直後の状態を比べると美緒が3500gとか大きめなのに対して母親が2500gとか小さめで・・・産まれた直後の娘よりも小さい存在になってしまうシチュも私的には好みです( ゚Д゚)

美緒が直接母親に授乳できればベストですが、できない場合は哺乳瓶を利用して飲ませるために、粉ミルクやオムツを買いにまた出かけるとか・・・
ベビーカーとかも押し入れや倉庫にありそうだし。
夫婦状態の主人公と美緒、幼児の優子、赤ちゃんの美緒ママで出かけるというのも面白そう(/・ω・)/

気づけばまた長々と妄想を語ってしまいすみません(汗)
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/23 (Mon) 05:11:33
便乗して私も何かテコ入れ臭くないネタを提案できないものかと考えてみたら、シンプルに智也が美緒・理恵コンビと同い年になるか、それより少し幼くなればグッと来るかもしれないことに気が付きました。確か理恵の前ではまだ若返ってないですよね?
本当は1日を小学校で過ごすのが理想ですが、立場変換無しだと放課後遊びに行くのが精一杯でしょうか。
その後に理恵(と美緒)を再び女子高生化させるとより俺得です。美緒をお姉ちゃんと呼ぶ智也に驚き戸惑う理恵が目に浮かびます。
因みに、若返るのは田中でも面白いと思います。何なら智也とセットでもよろしいかと。

夫婦ネタやってる最中にこんなこと言っても混乱させるだけかもしれませんが、今やりたいと思っている事を全部やった後にでも是非。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/23 (Mon) 23:52:46
あーるゆーさん

少し今までの流れからは脱線しますが、主人公の両親と美緒の両親をそれぞれ産まれた直後まで若返らせて、理恵か誰かにシャッフルしてもらって誰が誰か当てるようなゲームみたいなものも面白いかなと思ってしまいました(笑)

産まれた直後の赤ちゃんって髪の毛もほとんどないし、股間を隠してしまえば男か女かも分からないので、ほくろなどの特徴がない場合ちゃんと当てるのは難しいなと思ったのでゲームみたいにできちゃうんじゃないかと思ってしまって・・・・

あと以前書かれていた『マイシスター』の時みたいに母親を若返らせた時に色々行ったことが元の年齢に戻した時に影響を及ぼすようになっていたら良いなとも・・・・(*´ω`)

今のところ会話ができる程度の年齢ならば元々の意識はしっかり残っているようですが、産まれた直後~生後数か月までの間は元の意識がはっきりせず、その時に受けた影響が後々残りやすいなどの効果があると面白そうです。

何かまたメチャクチャな事言ってすみません(汗)
魔法のピコピコハンマーその8 - あーるゆー
2017/01/25 (Wed) 23:51:29
買い物へ行って優子の着替えをしていたらすっかり夕暮れになっていた。
「ねぇ、智也さん。今日は智也さんのおうちに泊まっていきたいんだけどいい?」
美緒がおねだりしてきた。
「もちろんいいよ」
僕が答えると
「わーい!うちのお母さんにメールしておくね!」
美緒はとてもうれしそうに携帯でメールを打っていた。
美緒がメールを送った後、優子が美緒のところに来て
「ママ、わたしおなかすいた」
と元気がなさそうに話しかけた。
「そうね、そろそろ晩ご飯にしよう!」
美緒が答えた。
「美緒、料理作れる?」
僕は聞いてみた。
「う…私、料理作れないよ!」
美緒はうつむいている。すかさず優子が
「わたしをおおきくしてくれれば、おりょうりつくれるよ!」
目を輝かせて舌足らずながら一生懸命アピールした。
「それはダメ」
「そんな…」
今度は優子も落ち込んでいる。
「それじゃカップラーメンにしようか」
僕が提案した。
「うん。ちゃんと花嫁修業して料理を作れるようになるから」
美緒はやる気を出している。美緒の料理を食べてみたい。
僕はお湯を沸かしてカップラーメンを3人分作った。
「晩ご飯には寂しいけど、食べよう」
「いただきます」
僕達はカップラーメンを食べ始めた。
「あついっ!」
優子がカップラーメンが熱かったのか思わず声をあげた。
「あら、熱いよね。お椀にとってあげるからふーふーして食べてね」
美緒はお椀に麺やスープを移してあげた。本物のお母さんみたいだ。
「ママ、ありがと」
優子はふーふー冷ましながらラーメンをすすっていた。
頬を膨らませてる姿がとってもかわいい。
僕達はカップラーメンを食べ終えた。
「ごちそうさま」
「わたしにはちょっと多かったかも」
幼児になったせいか優子はお腹いっぱいのようだ。
それから僕達はしばらくテレビを見て休憩していた。
「お風呂入れてきたよ。優子ちゃん、一緒にお風呂入りましょ」
美緒がお風呂を入れてきたようだ。
「え!わたし、ひとりでおふろはいれるよ」
優子は一緒にお風呂に入るのが恥ずかしいのか首を横に振っている。
「じゃあ、一人でお風呂に入れないぐらい小さくしちゃおうか」
美緒はまたピコピコハンマーを手に取った。
「それはいや~!ママ、いっしょにおふろはいろ」
「うん。背中あらいっこしようね~」
二人は一緒にお風呂へ向かった。
しばらくすると二人が出てきた。
「智也さんお待たせ。優子ちゃんはドライヤーで髪をかわかしちゃおうね」
「うん、ママお願い!」
すっかり優子は美緒になついてしまっている。
僕は美緒と優子のやり取りをほほえましく思いながらお風呂へ入った。
僕がお風呂から出た後、
「ね、ねむい…」
優子はすっかり眠そうにしていた。
「そろそろ優子ちゃんはおねむかな。子供部屋で寝ようね」
「うん…パパ…ママ…おやすみ。」
優子は子供部屋へ行った。
「私達も寝ようか」
美緒がニコニコしながら聞いてくる。
「うん」
「あっちの部屋で寝よう!」
美緒は僕を引っ張りながら歩いていく。着いた先は父さんと母さんの寝室だ。
「こ、ここで寝るの?」
僕はちょっと戸惑った。
「そうだよ。私達は夫婦なんだもん!」
美緒は僕の手を引いて寝室に入った。そこにはダブルベッドがあるわけで…
「どうしたの?」
美緒ちゃんが不思議そうな顔をしている。中身が子供の美緒にとっては異性と一緒に寝るのはなんでもないことなんだろう。
「う、うん」
僕達はダブルベッドに一緒に入った。
「真っ暗になるの嫌だから電球だけつけとくね。」
美緒は蛍光灯は引っ張るとオレンジ色の灯りだけつけた。
僕はベッドの外側を向いて横になったが、
「あなた…こっち向いて…」
美緒ちゃんに呼ばれてベッドに真ん中の方に向きなおした。
「私ね、一回お兄ちゃんと同年代になりたかったんだ。私が将来大人になってもお兄ちゃんとの年の差は縮まらないでしょ。」
美緒がそんなことを考えているなんて…
「うん。僕も美緒ちゃんが僕に合わせて大きくなってくれて嬉しいよ。」
僕は素直に僕の気持ちを美緒ちゃんに伝えた。
「お兄ちゃんも同じこと考えてたんだね。嬉しいな~」
薄暗い中、美緒が今までで一番の笑顔をしている。
「ねぇ、お兄ちゃん。チューしよ?」
「え!?」
美緒の急な提案に僕はびっくりした。
「今の私達は夫婦なんだよ。チューぐらいするよ!」
美緒はすごく積極的だ…
「う、うん」
美緒ちゃんの顔が近づいてきた…とその時、急に寝室のドアが開いた。
「パパ…ママ…。ひとりじゃこわくてねむれないの。いっしょにねていい?」
ドアの方を見るとそこには優子がいた。
「いいよ。私と智也さんの間に入って」
優子は僕達のベッドに入ってきた。
「パパとママのおふとんあったかいね!」
「親子3人で川の字になって寝るって理想の家族像だね」
「そうね。優子ちゃん、あったかくして寝るんだよ」
僕達はいつの間にか眠ってしまった…

「パパ~ママ~おきて~もう9じだよ~」
僕は優子に揺すられて起きた。
「う、う~ん」
美緒も起きたようだ。
「結構いい時間になっちゃったね。元に戻っておうち帰らなきゃ」
美緒は時計を見て言った。
「元に戻してあげるね」
「うん、お願い」
僕はピコピコハンマーを持ってくると美緒をハンマーの柄で叩いた。
コツン!
「あ…小さくなっちゃう…」
美緒はみるみる小さくなっていく。大きく膨らんだ胸はすっーとしぼんでいき、背も低くなって、母さんのパジャマに体が隠れてしまった。
美緒ちゃんは元の9歳の姿に戻った。
「はぁ~元に戻っちゃった」
美緒ちゃんは僕の視界から消えるとさっと着替えて戻ってきた。
「次はお兄ちゃんを元に戻さないとね」
美緒ちゃんはピコピコハンマーを持つと僕を柄の部分で叩いた。
コツン!
「んんっ!」
僕からはわからないが、20代前半から10代後半に戻ったようだ。
「お兄ちゃんも元に戻ったね」
「わ、わたしも元に戻して」
優子がピョンピョン跳ねてアピールしている。
「僕がやるね」
僕はピコピコハンマーの青い方で優子を叩いた。
ピコン!
「あっ、あっ!おおきくなっちゃう!!」
優子は体が大きくなっていく。幼児用の小さい服がサイズが合わなくなってピチピチになった。しかし、10歳ぐらいで成長が止まった。
「ま、また小学生に戻っただけじゃない!大人に戻してよ~」
優子はまた怒ってる。
「でも優子ちゃんは子供になってる方がかわいいよ」
「うん、僕もそう思うよ」
美緒ちゃんと二人でからかった。
「そんな~。とりあえず着替えてくるね」
優子も10歳用の服に着替えた。
「いつになったら元に戻れるのかしら…」
優子がつぶやいた。

「お兄ちゃん、昨日は夫婦になれて楽しかったよ!またね!」
「うん、またね」
「え、朝ご飯食べていかないの!?」
美緒ちゃんは母さんの声を聞かずに帰った。
急成長して僕のお嫁さんになった美緒ちゃんも若返って娘になった母さんもとてもかわいかった。
今度は何をして遊ぼうかな。
Re: 魔法のピコピコハンマー - 若丸
2017/01/26 (Thu) 06:28:12
優子が元の大人に戻っていないことと、美緒ではなく智也がハンマーを使ったことに対して疑問を抱いてましたが、柄ではなく青い方で叩いてたんですね。地味にひどいですね(笑)

一度同年代になってみたかったという台詞にグッときました。これにて夫婦エピソードは一旦完結でしょうか。次の展開も楽しみです!
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/01/26 (Thu) 23:16:16
あーるゆーさん

今回のはかなり楽しめましたよ(=゚ω゚)ノ

前回の理恵が夫婦になった2人から子供というワードを聞いて赤くなったことから理恵は大人の知識を持ってることが分かるのに対して
美緒の方は夫婦になっても手を繋いだり『チュー』する程度の事しかまだ考えられないあたり、身体は魅力的な大人の女性になっていても精神的にはまだまだ幼いところが可愛く感じられますね(*‘∀‘)

あと優子の扱いも可愛いですね。
元々こういう変化に順応しやすいタイプの性格という事もありますが、それ以上のものも感じますね。
この生活に慣れてきて気兼ねなくパパとママに甘えられるようになってきて、精神的にも行動的にも幼くなってきてる気がします。

しばらく元の年齢に戻っていない影響が出てきているのか、それとも元に戻りたいと口にはするけれど心の奥では今の生活を楽しんでおり気づかないうちに精神退行しているのか・・・

どちらか気になるところですが後者の場合なら徐々に自分から積極的に甘えにいったり、パパとママになった主人公と美緒に甘えたくて変化させてほしいと言ったり、つい日常的にも大人になってない主人公や美緒のことをうっかりパパ・ママと呼んだりする可能性もありそうだなと思ってしまいました(笑)


次は美緒の家で遊ぶ展開だったら嬉しいですね。
ちょうど今回主人公の家に泊まることを美緒が母親に連絡しているので、『先日娘を泊めてもらったお礼』ということで主人公が招待される方向にもできそうだし・・・・


このシリーズの今後を予想するのが楽しみすぎますね(*‘∀‘)
Re: 魔法のピコピコハンマー - あーるゆー
2017/02/01 (Wed) 22:54:16
すいません。パソコンが入院してました(ヽ*´◯`*)今日やっと帰ってきました。

>若丸さん
ご感想ありがとうございます。
智也は優子を元に戻す気はないようです(笑)
美緒の同い年発言ですが、本人が言っている通り美緒が成長しても普通なら智也との年の差は埋まらないのに
魔法のピコピコハンマーで同い年になれて嬉しいんだろうなあと思って入れました。

>ケンさん
ご感想ありがとうございます。
美緒は中身が子供のままなのでチューしようとしたのでしょう(笑)
智也も知らないことをいいことに…ということはしないようです。

優子はしばらく子供のままでいてもらいます。
自分も優子を元に戻らせるかわからなくなっています(笑)
ずっと子供でいるせいで精神的に幼くなったり、智也や美緒に甘えるようになる展開はいいですね。
パソコン復活したのでこれから続きを書きます。
Re: 魔法のピコピコハンマー - ケン
2017/02/01 (Wed) 23:54:55
あーるゆーさん

パソコンの故障って困りますよね。治ったようでなによりです。

優子についてはずっとこのままで元の年齢に戻さないというのは私的にも大いにアリだと思っています(笑)

夏休みの間とか学校に長期間行かなくていい時に主人公と美緒がその間ずっと夫婦として暮らし続けたり・・・なんて展開があるといいですね。

もちろんそれを可能にするには美緒の両親に口出しされないように産まれたばかりの赤ん坊にする必要はありそうですが・・・

こんな感じで長期間過ごしているうちにそれぞれが肉体に合わせて精神が変化していったり・・・母親たちが幼くなるだけでなく、美緒も大人の精神となり夫婦として一緒のベッドに寝たりすることがどういう意味を持つのかなど気づき始めたり、美緒や自身の母親のことを自分の娘のように感じるあまり母性が増して母乳が出るようになったり・・・などなど(笑)

最大限若返らせた状態で美緒と手を繋がせてピコハンを使うと美緒のお腹の中に移動させられたり・・・・なんてのは興奮しますが、あーるゆーさんの作品であまり無茶言うといけないのでそこは自粛しておきます(*´ω`)
魔法のピコピコハンマー その9 - あーるゆー
2017/02/05 (Sun) 23:48:28
僕と美緒が夫婦になった次の土曜日にまた美緒ちゃんと遊ぶ約束をしようと前日に美緒ちゃんにメールを送った。
「ごめんね、パパとママとお出かけするから明日は遊べないの」
と美緒ちゃんから返事が来てしまった。
色々遊びを考えていたんだけどなあと思いながら土曜日を過ごしていると、
「ピンポーン」
と急にインターホンが鳴った。
優子ではなく僕が出た。モニターに映っていたのは理恵ちゃんだった。
「どうしたの?理恵ちゃん」
「あの…ちょっとお話しませんか?」
急にどうしたんだろう?
「いいよ。入って」
僕は理恵ちゃんを家に招き入れた。
「お邪魔します」
理恵ちゃんはリビングに入ってきた。
「あら、その子は誰?」
リビングにいた優子ちゃんが聞いてきた。
「お邪魔します。私は理恵と言います」
理恵ちゃんは礼儀正しくお辞儀した。
「理恵ちゃんは美緒ちゃんの友達なんだ」
僕が説明した。
「そうなんだ。ってその子に変なことしようと思ってないでしょうね!」
優子ちゃんは慌てながらちょっと怒っている。相変わらずかわいい。
「そんなこと考えてないよ。僕の部屋に行こう。」
理恵ちゃんを僕の部屋に連れて行った。

「二人きりで会うのははじめてだよね」
「はい。えっとさっきの子は?」
「僕の妹だよ。本当は母親なんだけどピコピコハンマーで若返らせて子供にしてるんだ」
「えぇっ!そうなんですか!」
理恵ちゃんは驚いている。
「そ、そうだ!この前二人が大人になってた時の子供ってなんだったんですか!?」
理恵ちゃんは興味津々に聞いてきた。
「それもうちの母さんだよ。僕達が夫婦になった時、母さんを幼児にして娘役をやってもらったんだ」
「そうなんですか…。なんだかお母さんがかわいそうです…」
理恵ちゃんはうつむいている。
「ひょっとして魔法のピコピコハンマーを使って美緒ちゃんが子供を産んじゃったのかと思って…」
理恵ちゃんは恥ずかしそうにしている。
「あのまま夫婦でいたらコウノトリさんが勘違いして赤ちゃんを連れてきたかもね」
と僕はふざけ気味に言った。
「あの…コウノトリさんじゃなくて…その」
理恵ちゃんは顔を赤くして恥じらっている。とてもかわいい。
「ところでピコピコハンマーを使って遊ばない?」
「は、はい。また大きくなってみたいです…」
「この前と同じぐらいでいい?」
「はい」
僕がハンマーを手に取った。
「あ、服脱がないとですね」
理恵ちゃんは服を脱いで下着姿になった。
「恥ずかしいです…」
僕は恥じらう理恵ちゃんをハンマーの青い方で叩いた。
ピコン!
「はぁ…はぁ…大きくなっちゃう」
理恵ちゃんの背がどんどん伸びていく。おっぱいも少し膨らんで腕も脚もほっそりとしたスレンダーな体型になった。
幼児体系だった腰にはくっきりくびれができた。
顔つきも子供のまるっこい顔からほっそりとした大人になった。
理恵ちゃんは女子高生ぐらいに成長した。下着が体に比べて小さくなって理恵ちゃんは腕で胸を隠している。
「下着がきついです…着替え持ってなかったです…」
「ごめんね。僕は向こう向いてるから母さんの服に着替えて」
「はい。ありがとうございます」
僕は本当に着替え中の理恵ちゃんを見ないようにした。
「着替え終わりました」
理恵ちゃんの方を向くと、母さんの服に身を包んだ理恵ちゃんがいた。
前に成長させた時は美緒ちゃんの持っていた高校の制服だったけど今日は母さんの落ち着いた服がよく似合っている。
「とってもよく似合ってるよ」
僕はストレートに褒めた。
「はい、ありがとうございます!」
理恵ちゃんは嬉しそうにしている。
僕はあることを思いついた。
「これで僕を子供にして。美緒ちゃんとか理恵ちゃんと同じぐらいで」
僕はピコピコハンマーを差し出した。
理恵ちゃんは驚いた表情で
「いいんですか?」
「うん、お願い。赤い方で叩いて。叩く強さによって若返り具合が変わるから強すぎず弱すぎずでね」
「わかりました。えいっ!」
理恵ちゃんは僕にハンマーを振り下ろした。
ピコン!
「ううっ、いい感じの強さだったと思うよ」
僕の目線が少しずつ下がっていく。
「あっ…あっ…」
服の袖に腕が隠れてしまい、ズボンが落ちてしまうのをなんとか手で押さえた。
僕は成長前の理恵ちゃんぐらいの姿になってしまった。
「うまくいったね。ありがとう、理恵ちゃん」
僕がお礼を言うと
「智也さん、本当に小さくなっちゃいましたね。声もかわいらしくなってしまって…」
理恵ちゃんは僕を見つめた。
「僕も着替えるね」
僕は若返った時用の子供服にすぐ着替えた。
「お姉ちゃん、そろそろおやつの時間だから何か食べようよ」
「お、お姉ちゃん!?え、えーと智也君、おやつ食べましょうか」
立場が逆転した僕達はリビングへ向かった。

「わわっ、智也は子供になって、理恵ちゃんは大人になってるよ!しかもすごく美人!」
リビングに戻った僕達を見た優子ちゃんがいつも通りいいリアクションをしている。
「何かおやつないかな」
と僕は優子ちゃんに聞いた。
「ホットケーキの材料はあるよ」
母さんが答えた。
「私、お菓子作り得意なんです!一緒に作りましょ?」
理恵ちゃんは急にテンションが上がった。
この前のケーキを食べに行った時もそうだけど、理恵ちゃんは甘いものが好きなようだ。
「うん、一緒に作ろう」
優子ちゃんと理恵ちゃんは一緒にホットケーキを作り出した。
「ボールに牛乳と卵を入れてかき混ぜるんだよ。」
「はい。成長したから力を入れて混ぜられます!」
二人で料理をしている姿が姉妹のようでとってもいい。
「できました。3人で一緒に食べましょう」
しばらくすると母さんが円形で適度に中心が茶色になっててはちみつがかかったホットケーキをテーブルの上に置いた。
「おいしそう。いただきます」
僕はホットケーキをほおばった。
ふんわりしていてとてもおいしい!
「お姉ちゃん、とってもおいしいよ」
「お菓子作りには自信があるんだ」
理恵ちゃんは得意げだ。
「いいお嫁さんになれそうね~」
優子ちゃんもおいしそうに食べている。
「お、お嫁さんなんてまだ早いです」
理恵ちゃんは照れている。
「ごちそうさまでした」
僕達はホットケーキを食べ終わった。