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都市コロブログ

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亜人ちゃんは語りたい アニメ5話感想

2017年冬アニメ アニメ アニメ・亜人ちゃんは語りたい アニメ・ネタバレあり感想

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第一章 第二章 第三章

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※この記事には、多くのネタバレが書かれています。

 

 2017年冬アニメ『』の感想、あらすじ、オススメ記事を纏めました。

 

 

雪女の性質


 雪女のデミである日下部雪は、(自分の性質が、人を傷つけてしまうのではないか)と悩んでいました。

 

「デミである事を周知されなければ、物珍しさで近づいてくる人もいないだろう、と」

 

「人と接触しなければ、私の体質で危害が及ぶこともないだろう、と」

 

 自分が他人にどういう影響を与えるか分からないというのは、僕らが想像する以上に恐ろしいことだと思う。
 他の人にも相談できなかったから、自分一人でどんどん思い詰めていったんだろうなぁ。

 

「高校に上がるまでは、雪の多い田舎町に住んでいたんです。自分の雪女である体質に、疑問を持った事はありませんでした」

 

「引っ越して直ぐの事だったのですが、その時の私はすごく気が滅入っていました。新しい環境での生活を思うと不安で一杯で…」

 

 デミじゃない人にも、よくある事です。ここで、ストレスをため込み過ぎたんでしょう。

 

「怖いんです。結局、自分がどれくらい危険なのかが分からない」

 

 ここから高橋先生は、湯船に浮き出た氷が人に害を与えるのかどうかを調べていきます。
 一教師である彼が亜人の体質を調べているという事は、作中の世界では亜人の研究があまり進んでいないようですね。
 そういえば1話で、人道的云々と言っていました。

 

「日下部は、普段どうやって風呂に入るんだ」

 

「えっ(怯え)」

 

「ああいや、風呂の温度とか家族と一緒なのかな…って」

 

 自分達以外に誰もいない部屋で、大男にこんな事言われたら、身の危険を感じるよねw

 涙が凍るという雪女の性質から、汗が凍ったのではないかと推測する高橋先生。

 

「汗はどうだ? 入浴時にかいた汗は凍ったとか?」

 

「実は私、汗は殆どかかないんです。というよりも、かけないという方が正しいですね」

 

 今、かいとるがなw
 生物準備室でかいていた汗は、アニメ的な表現なんでしょうけど、スタッフは狙ってやってそうですw

 

「汗腺というんですか? それがすごく少ないそうです。全くかかないという訳ではないのですが」

 

「汗が凍った事は今まで一度もないんです。あの時だけ凍ったのは変かなって」

 

 

亜人オタク・高橋鉄


「高橋先生のところってことは、何か相談してたの?」

 

「うん。でも、変な話して余計な心配かけちゃったかなって」

 

「まぁ、それは大丈夫。先生は、いつだってデミちゃんと語りたいんだから。ね?」

 

 少なくとも、迷惑になることはないでしょうね。一日中でも語りたそうですしw
 雪は、「今日、帰りアイス食べにいかない?」と町に誘われましたが、まだ壁を作っているのか、答えを保留しました。
 この時、ひかりは笑顔をすぐに引っ込めて、真顔になりましたね。何気なく誘ったように見えても、実は色々と気を使っていたんでしょう。

 

雪女ジョー


 体から発せられる冷気で、湯の温度は下げずに氷だけ生成する…のはおかしい。そう考えた先生は、一生懸命原因を調べます。
 そして、緊張すると彼女の足が冷える事に気づきました。

 

冷え性なんですかね」

 

 雪女の亜人ジョークなんですかね?

 

「そうか…」

 

 突如、一人でかってに納得して姿を消した大男。帰ってきた彼は、湯を入れたタライを持っていた。
 うーん。不審な行動だ。

 

「うん、足湯。じゃぁ」

 

 彼は生徒に足湯をさせ、緊張を強いる文章を朗読させます。
 高橋先生も、朗読を指示する事に抵抗があったみたいですね。強く握りしめていた手の描写から、彼の感情が伝わってきました。

 

「うん。間違いなく氷だな。やはり」

 

 雪が、雪女にまつわる悲しい話を読んでいると、湯に氷が浮かび上がりました。

 

「これは精神的負荷によってかいた、いわゆる冷や汗だ」

 

「冷や汗は、額、手のひら、足の裏といった場所によくかく」

 

 ストレスで出た汗が凍るって訳か。冷気も人を傷つけない程度のものでしたし、普通の日常生活を送れそうですね。
 雪女の性質に関する考察は興味深かったです。無理矢理こじつけたような理由ではなくて、自然に納得できる理由でした。

 

「解決でいいんですよね?」

 

「雪女の性質がネガティブな感情に起因して起こるのなら、嬉しさや安堵といった感情では発言しない」

 

「温かい涙は凍らない。これからは、そんな涙がたくさん流せるといいな」

 

 毎回、後味よく綺麗に締めてくれます。

 

「まさに!! 汗と涙の結晶だな!!」

 

 はい。滑りましたね。
 それと高橋先生、生徒の体液が凍った氷を、無断で分析しようとしちゃイカンよw

 

「絶対ダメです!!」

 

「別にいいじゃないか。冷たい奴だなぁ…」

 

 それに対して彼女は、「わたし、雪女ですから!」と気持ちのいい返事をしていました。上手く亜人の性質とかけているのもそうですけど、堂々と雪女だと言えるようになった良いシーンだと思います。

 雪は、自分からひかり達を誘っていたし、雪女の性質の事がなければ普通の子ですね。かなり明るい性格になりました。というより、元の性格に戻ったんでしょう。

 

 

アイスを食う雪女を「かじかじする」リス女


「ユッキーと出会ったばかりの時は、よくくっついたりしてた。でも、そういうの好きじゃない感じだから、すこし距離をおいちゃって」

 

 ぎこちない態度で接しあう雪とひかり。本当の友人になる途中と言った感じです。

 

「小鳥遊さん。私が人と触れ合うのを避けてたこと、気づいてたでしょ?」

 

「もう大丈夫だから。なんて言うか、人と触れ合うことについて、自分の中で折り合いがついたの」

 

「だからね。これからは、どんどん触ってきてくれていいから」

 

 あー、そんな事言っちゃうと…。

 

「ユッキー!!」

 

 感動のシーンかと思いきや、首もとを噛みたがり出すひかり。

 

「うん。いいよ」

 

「ホントっ!? じゃぁ失礼しま、かじかじかじかじ」

 

いや実際に心から嬉しかったんだろうけど、シリアスを完全に放り投げて、「かじかじ」し出したひかりには笑いましたw

 ひかりのリスみたいになった顔w まさかの顔芸でしたねw

 

「私も、ずっと日下部さんと仲良くなりたいと思ってて、だから嬉しい」

 

 3人が友人になったので、ここからが本番という感じです。

 

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不意打ちのイケボ・エコー


(デミの伝承は、まだ差別や対立構造があった時代、デミに対する畏怖とも取れる感情を礎にして形をなした)

 

 やっぱり作品世界でも、過去に差別なんかがあったみたいですね。

 

「ひまりー、かじかじぃ」

 

「んっ」

 

「かじかじかじかじかじかじ」

 

 なんだコレw ひまりも適当に腕を出すし、姉は妹をかじりながらページをめくるし、変な光景だw

 

「仲がいいのは結構だが、あまり羽目を外し過ぎんようにな。日下部と町は大丈夫そうだが、ひぃかりぃ~、お前はちょっと注意だなぁ~」

 

 友達の腕をかじるしねw
 一人だけ名前呼びのひかり。彼女は他のデミちゃん達よりも、自然に高橋先生と親しくなった気がする。コミュ力が高いのも理由の一つだろうけど、二人の相性がいいという事もあるんじゃないかな。

 

「じゃぁ別に、京子の事を名前で呼んで上げても、いいんじゃないでしょうか?」

 

「まぁ別に、俺はかまわんが。京子、きょうこ、キョウコ、キョウコ…」

 

「ボォオオオオオォオオオオオオッ!!」

 

 不意打ちのイケボ・エコーと、不意打ちの首炎・エコーにも、ちょっと慣れてきたw
 雪が町の恋愛を応援していました。雪が加わった事で、新しい関係が作られつつありますね。

 

「他の先生はちゃんと呼ばれてるのに、何故俺はセンセーなんだ?」

 

「ええ? だって、先生はセンセーって感じだから」

 

 これは、よく分かるw
 佐藤先生の事を「サッキー」と呼ぶひかりに、高橋先生が「友達なの?」と言っていましたけど、高橋先生とひかりの方が友達っぽい関係に見えます。

 

「日下部ってあんなに明るかったっけ?」

 

「さぁ?」

 

 女の子に全く興味のないモブ君好き。もうちょっと興味を持ってもいいと思うけど、なんでそんなに淡泊なんだw

 

「じゃぁ、俺も行くな」

 

「あっ」「なんでもないです」

 

「そうか…」「じゃぁ、またな」

 

「雪」

 

 よく高橋先生が、「天然タラシだ」とか言って人がいるけど、上のやりとりは「天然」って感じじゃない気がするw もう、完全に狙って落としにいってるよコレw

 

○○くんは、名前を覚えてもられない

 

「なぁ小鳥遊、俺にもあだ名付けてくれよ」

 

「ゴメン、名前なんだっけ?」

 

 これは酷いw と思ったけど、クラスが別なら仕方ないか。

 

「佐竹君。せっかく遊びに誘ってくれたのに、邪険にしてしまって…」

 

「それでね。放課後、遊びに行かない?」

 

 瞬時に落ちた佐竹君、よかったねw
 でも最後に、別の落ちが待っていました。そりゃ、いきなり二人りっきりにはなれんわな。ああいう風に誤解をさせるのも、雪女の性質なのかもしれないw
 「さぁ?」のモブ君は、カラオケに来ませんでした。やっぱり女の子に興味がないんだ。
 それと、カラオケに行くメンバーには、雪の陰口を叩いてた二人がいました。仲良くなれたようで何よりです。


 今回も構成が頑張っていました。原作の数話を前後しているのに、違和感がまったくなかったです。
 キャラクターの表情も豊かでしたね。

 

 問題があっても高橋先生があっさり解決してくれるから、気分良く番組を見終える事ができます。

 

 来週は、小鳥遊姉妹回のようです。

 

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