馬鹿は、「運さえあれば近代化できた」と恥も知らずに簡単に騒ぐが、世界はそんなに笑えるようなところではない。
大衆の妄想とは異なり、現実は非常に真剣な場所である。
コメディを見たいならTVのブラウン管から見ればよい。
現実に対して真剣にでたらめを言うことほど、おぞましいコメディもない。
国家主導の近代化というものは、国のすべての財源を投資する大規模な財政活動であり、資本主義の行為であって、財源がなければ、たとえ能力のある人物が政権を握ってあがこうが、目標を達成することは不可能である。
あなたがロトに当選したとしても、大企業の財閥の総帥になることができないのと同じ理屈である。
まして現実では、近代化のための大規模な資本が空から落ちてくることなどない。
この世の中に、キリスト教の神の施しのようなマナ(manna)はない。
小農社会について扱った教授とか、東アジア経済を扱った中村哲の著書など、各国の財政規模の違いを比較するデータを見れば、なぜ日本が近代化して、韓国ができなかったのかということについて、良い目安を与えてくれる。
理由は簡単である。
朝鮮は、日本の一介の「藩」にも劣る田舎だったということである。
小農社会の成立には差がないと言い訳はできるが、資本主義の発展の前提となる前近代商品経済の発達と、村落の公権力の信頼性については、比較ことすらきまりの悪いレベルだった。
単純な人口の比較では、日本は朝鮮の2~3倍程度だが、財政規模はすさまじい差であり、さらに、清、後にロシアとの競争を可能としたのが、日本の潜在力だった。
データを引用すると、明治維新の直後の日本の歳入は1255万石であるのに対し、朝鮮は96万石で、朝鮮は日本の総歳入の13分の1だったので、少しでもプライドがあるのなら、比較することに恥ずかしさを感じるべきだというのが当時の状況だった。
自称大中華な中国も、達成すべき経済目標に比べると、領土と人口が多いだけで、歳入は約1000万石で、日本よりも劣っていた。
日本は明治維新当時、すでに財政規模において、朝鮮はもちろん清も圧倒していたし、こういった財政によって、社会への間接資本投資に焦点を当てることができたし、それを通じた迅速な産業の発展をして、1900年ごろにはロシアと競うことができる力を持てるようになった。
さらに、継続的に発展した日本とは異なり、朝鮮は停滞している状況で、日露戦争の時期になると、最初からゲームさえできなかったというところは、示唆が大きい。
国内のマスメディアや中国のメディアが、ドラマや自称歴史チャンネルなどでいつも扇動しているのとは異なって、当時の中華圏の行政は悲惨などんぶり勘定レベルだったし、行政に対する信頼性など底辺の底辺だったのだ。
だから、中華圏が前近代の王朝を指して誇る中央集権というのはフィクションである。
中華圏の中央集権化というものは、ただの権力のいたずらであって、中華圏の権力構造は、ヨーロッパの中央集権化のような結果、すなわち資本主義をもたらさなかった。
すでに江戸時代、大阪コメ市場を中心にして、全国に市場経済システムを構築し、発展し、経済的な意味において中央集権、すなわち資本主義を成し遂げていた日本とは異なり、果物や野菜を作ってそのまま消費するレベルから朝鮮は脱することができなかった。
資本主義はおろか私有財産の保証さえもない堕落した中華圏の実態だったのに、これが中央集権だと主張するのは、人類の歴史に対する冒涜である。
朝鮮より条件が良い清もまた近代化に失敗したのは、すでにこの時期、清の財政と行政力が劣っていて、全国的な改革が不可能な状況だったからである。
人によっては、このような言葉は、おぼつかない感じがして不快だろう。
しかし現実は違う。
誰でも簡単に直接的に現実を直視できる結果が存在する。
まさに武装(軍備)である。
日清戦争当時、日本陸軍の動員可能兵力は12万人だったし、すべてが西洋式に訓練されていた。
また陸軍は、歩兵の主力火器さえ混用されて雑多だった朝鮮や中国に比べて、1884年村田經芳砲兵中佐によって改良された村田小銃で武装していた海軍は、速射砲を装備していて、基本的な28隻の軍艦だけで5万7千トンを超えていた。
朝鮮は、滅びる日まで日本と比較すること自体が不可能であった。
日清戦争当時だけではない。
日露戦争のときは、日本軍の兵力は30万で、最大動員兵力は50万に達した。
海軍も大幅に拡大していて、日本は日露戦争前、海軍計画(六六艦隊計画)を立てた1896年から1905年にかけて、10年で「三笠」「初瀬」「朝日」戦艦3隻、現巡洋艦二等巡洋艦9隻、三等巡洋艦3隻、駆逐艦15隻以上、またその他水雷艇数十隻など、これにかかった費用は2億円を超えていて、これだけでも日清戦争に消費された戦費に匹敵する規模だった。
軍艦の建造と購入、小銃と弾薬の生産能力は、日本が成し遂げた近代化の成果といえる。
それなら朝鮮はこの時に何をしていたのか。
国防に力を入れることはしていた。

高宗陛下の作品、ヤンムホ(揚武號)
軍艦…いやボロ船。
南下するロシアと敵対する力どころか、近代化に失敗した清と戦って独立を維持する能力すらなかったのが朝鮮の能力だった。
朝鮮が近代化できた?
それなら、上記に提示した日本軍の軍事力を朝鮮が持つことができたことを証明しなければならない。
清と戦って勝利する能力があったことを立証しなければならない。
当然のことながら、現実には、そのようなものはなく、実際の現実は、ボロ船を一つ買っておいてオナニーしていたのが朝鮮の現実であり、地方で起きた農民反乱でさえ防げなかったのが朝鮮であり、他国に戦場を提供するだけの境遇だったので、滅びたのだ。
ボロ船一隻で自主国防の妄想をしまくって、あきれた扇動に騙されて、竹槍で突進する無知蒙昧な農民反乱でさえ防げなかった国が近代化?コメディをやりたいのか?歴史を語りたいのか?
日本も、近代化は簡単ではなかった。
上から下まで血を絞る苦痛だったし、国家の運命をかけた日露戦争も、見た目とは異なって順調ではなかった。
日露戦争は、一回の戦闘だけで小銃220万以上、砲弾約3万5千を消費して、各部隊はいつも弾薬不足に悩まされたし、いくら現地の軍隊が本国に弾薬補給を忙しく要求しても、日本本国の工業力はヨーロッパに比べて不足しており、軍隊が必要とする弾薬をすべて生産できなかった。
非ヨーロッパ圏の地域で最も優れたケースだった日本も、近代に必要とされる工業能力はきわどいレベルだったのだ。
なのに、日本は運で近代化できたとタワゴトを言いながら、朝鮮も簡単にできたかのように騒いでいる奴らは一体何なんだ?
こいつらは、資本、技術力、製造業を、「運」と同一視する狂った奴らである。
「運」があれば、30万人の近代式兵力を持ち、兵器を製造して普及させる工業力、数万トンの戦艦を生み出すことができるのか?
朝鮮は、自力で近代化するどころか、清の干渉を脱することでさえ日清戦争の結果だったというのに、何が近代化だ?
現実をおこがましく見るにも程がある。
無知は勇敢だという。
確かに正しい言葉だ。
「無明」というブログの人
引用ソース
http://blog.naver.com/zero53/220704483985