蹴球探訪
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【ゴルフ】松山、首位と1打差の3位 それでも前半苦戦に不満2017年2月5日 紙面から
◇フェニックスOP<第2日>▽3日、米アリゾナ州スコッツデール、TPCスコッツデール(7266ヤード、パー71)▽晴れ、22度、南西4メートル▽賞金総額670万ドル、優勝120万6000ドル▽131選手 【スコッツデール(米アリゾナ州)テッド・ムース】昨年覇者の松山英樹(24)=レクサス=は4バーディー、1ボギーの68で回り、通算9アンダーで首位と1打差の3位につけた。石川遼(25)=カシオ=は予選通過に1打届かなかった。韓国の安秉勲(アン・ビョンフン)とブレンダン・スティール(米国)が通算10アンダーで首位に並んだ。 68で回って3つ伸ばしても、松山は満足しない。ホールアウト直後は「もうちょっとできると思う」と、不満いっぱいの表情。昨年優勝するなど相性のいい大会だけに、もっと伸ばしたかったのが本音だ。 前日から右肩を回すしぐさが目立ったが、第2ラウンドは右首筋にテーピングをしてプレー。スイングで痛がることはなかったが、首筋に何度も手をやった。前半はティーショットに苦戦。出だしの1番から右ラフ、3番パー5も右ラフに入れた。だが、第3打を2・5メートルにつけてバーディー。その後もピンにつくことはなかったが、2メートル前後のパーパットを何度も沈めてボギーを打たない。後半は11番で2・5メートルを沈めてバーディーを追加、15番パー5もティーショットを右ラフに打ち込んだが、好リカバリーでバーディーを奪った。 スタンドが取り囲む名物の16番パー3はピン左5メートルにオン。ギャラリーから「ヒデキ!」の声がかかるなど、人気も上々だ。ただ、18番パー4は完璧なティーショットでフェアウエーをとらえながら、残り132ヤードがグリーンにわずかに届かず手前のバンカーへ。これを2メートルに付けたがパットが決まらず、今週初のボギー。プレー後の不満は、これが原因のようだ。 「いいところもあれば悪いところもという感じ。悪い位置じゃないので、明日から楽しみだなと思います」と、コメントもやや歯切れが悪かった。体の状態を聞かれると「まあ、よくないですけど、ゆっくり休めば治るかなと思います」と話した。プレー後もしきりに首筋を気にしていたのが、連覇への不安材料だ。 PR情報
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