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【プロ野球】

西野、初2桁なら石垣牛丸ごと1頭 焼き肉1000人前の仰天ボーナス

2017年2月5日 紙面から

沖縄県石垣市の「平成29年は肉の年大使」に任命されたロッテの西野(右)=沖縄・石垣市中央運動公園で(小林良二撮影)

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 2桁勝利で肉ざんまいだ。ロッテの西野勇士投手(25)が4日、キャンプ地・沖縄県石垣市の「平成29年は肉の年大使」に任命された。西野の背番号「29」にちなみ白羽の矢を立てた石垣市は、今季抑えから先発に再転向した右腕が自身初の10勝を達成すれば、ビッグボーナスを用意。そのご褒美は「石垣牛」1頭だ。

 地元名産の「石垣牛」は2000年の沖縄サミットで各国首脳に振る舞われた高級牛。石垣市関係者によると、西野が狙う純粋黒毛和種の希少品は1頭約200万円。焼き肉に換算すると約1000人前の大盤振る舞いとなる。

 西野にとって肉料理は「焼き肉は大好き。1人焼き肉もしていた」という大好物。それだけに「結果を出してたくさん肉を食べたい!」と目をぎらつかせる。その野望を達成するため、トレーニングに励んでいるキャンプ地は、同関係者が「約30件焼き肉屋がある」と胸を張る「焼き肉アイランド」だ。

 そんなパラダイスで“肉人(にくんちゅ)”西野は焼き肉を堪能。すでにチームメートの唐川らと足を運んだ石垣市内の人気焼き肉店で、口の中でとろけるような絶品牛肉に舌鼓を打っている。

 自己最多の勝ち星は2013年の9勝。今季は、その時以来4年ぶりに先発復帰する。太っ腹な「石垣牛1頭」のニンジンで、モチベーションが急上昇している西野は「僕の中で10勝は最低ラインの目標。もっとたくさん勝って2頭もらえるように頑張ります」と意気込み十分だ。

 カルビにハラミ、タン、ホルモン。数ある部位の中でも西野のお気に入りはロース。心機一転のシーズンは、脂っ気の少ない投球で勝ち星を積み上げ、最高級牛肉をゲットしてみせる。 (小林良二)

 

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