トランプ旋風　天龍源一郎が止める！？　ドキュメンタリー映画　公開初日舞台あいさつ

　元プロレスラーでタレントの天龍源一郎（６７）のドキュメンタリー映画「ＬＩＶＥ　ＦＯＲ　ＴＯＤＡＹ−天龍源一郎−」が４日に公開初日を迎え、東京・新宿の新宿武蔵野館では天龍と川野浩司監督（４４）、ナレーションを務めた俳優の染谷将太（２４）が舞台あいさつした。

　２０１５年２月の引退発表会見から、同１１月のオカダ・カズチカとのラストマッチ（両国国技館）までの日々に密着。天龍は「冥土のいい土産ができた。あの世に行ったら（ジャイアント）馬場さんとジャンボ鶴田に自慢してやろうと思います」と喜びを語った。

　プロレス人生を振り返る中で、米国の団体ＷＷＥに参戦していたときに当時は実業家だったドナルド・トランプ現大統領と試合会場で会い、記念撮影したエピソードを明かし、「（当時は）あんなに日本のことをどうたらこうたら言ってる感じは受けなかった」。川野監督から「じゃあ、“天龍外交”で何とかすれば」と水を向けられ、「やめてください」とたじたじになっていた。