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【マッド・ドッグ来日】
マティス氏が駐留費負担を絶賛「日本は他国のモデルだ!」 日米共同会見詳報
「日本は域内の安全および同盟に特筆に値する貢献をなさっておられます。アメリカは日本の貢献に深く感謝しております。ただ間違えないでください。日本のリーダーとの会見で、双方ともいろいろ課題が噴出する現在でありますので、今の状態に決して慢心してはいけないので慢心してはいけないということは意識しあっております。同盟の成長に合わせて日米両国が防衛の人材能力に投資を続けることが重要であります。それを通じて常に真のパートナー同士として今日も今後も何年も進んでいくことができるのであります。米国は友好国と同盟国に寄り添ってまいります。稲田大臣、ホストしていただいてどうもありがとうございました。日本に戻ってこれてうれしかったです。ワシントンで次、大臣をお迎えするのを楽しみにしています。どうもありがとうございました」
【質疑応答】
--日米同盟の重要性をどのように考えるか。尖閣諸島に日米安全保障条約は適用されるか。南シナ海、東シナ海で海洋進出を続けている中国、北朝鮮にどのように対処するか。普天間移設についてどのように取り組むか。
稲田氏「まず日米同盟の重要性、これは揺るぎのないものであって、わが国の平和と安定そしてこの地域全体の平和と安定、そして繁栄、そしてこの地域の将来にとって非常に重要なものであることを改めて本日の会談で確認した。また米国からは累次にわたって尖閣諸島が日本の施政下にあって、日米安保条約5条の適用の範囲であることが表明されてきたわけですけれども、これが新政権においてもマティス長官から明確に適用の範囲であることが表明をされ、また、米国の継続したプレゼンスを通じてアジア太平洋地域への米国のコミットメントを強化していく旨の表明があったことは、わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中において、こうした米国のコミットメントは大変に意義のあることだと思っております」