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「走力」を新たな武器に 阪神・鳥谷

秋本さん(後方)から走り方の個別指導を受ける鳥谷=沖縄県宜野座村で2017年2月4日、坂本太郎撮影

阪神・鳥谷敬内野手(35)

 新たな武器として「走力」を手に入れようとしている。今キャンプでは陸上200メートル障害のアジア記録保持者でスプリントコーチ、秋本真吾さん(34)から2日連続で走り方の密着指導を受け、「速くなった感じがする」と手応えを口にする。

     これまでは右すねの筋力が弱く、地面を蹴った右脚が後方に流れていたという。この日は約30分間、映像を確認しながらフォーム改善に取り組んだ。昨季の13盗塁はチーム最多だが、今季は大幅な上積みを図る。

     昨季は打率2割3分6厘と低迷。連続フルイニング出場が667試合で止まり、シーズン終盤には遊撃手の定位置を13歳下の北條に奪われた。野球人生の正念場を迎えており、今季は「勝負の年になる」と自覚している。

     キャンプでは軽快な守備を見せ、打撃練習で柵越えを連発。この日のベースランニングでは、他の選手が本塁を駆け抜けるのに対し、足からスライディングを決めてスタンドのファンを喜ばせた。笑顔も時折見せ、悲壮感を漂わせずに背水のシーズンに臨む。【宜野座・坂本太郎】

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