先月ヤフーのニュース記事をじろじろ見ていたら、元焼き鳥屋さんの店主が作る鶏にこだわったラーメンに関する記事を読んで、猛烈に行きたくなったお店、それがこの「麺LABOひろ」さんです。
ラーメン店の数だけ、その店主の歴史がありますし、興味もわきます。
こちらの店主は前職が武蔵小山にあった「やきとりまさ吉」という〆のラーメンが有名なお店のご出身のようです。
僕もテレビで何度か見かけましたが、すっごく美味しそうだけど、武蔵小山って行ったこと無いしやきとりを注文した人しかオーダーできない特別なメニューだったり、なんといっても下戸の僕が夜に一匹で入店しづらいから諦めていた一杯でした。
それが、そのお店で働いていた人の作る一杯がラーメン専門店として開店すると聞いて大喜びで学芸大学駅までいってきました(^ω^)b
午前営業ギリギリの時間にお邪魔したので、とても空いていてラッキーでした。
まだお店を開いて一月ちょっとという事もあり、店内がすっごく綺麗で、お洒落です。
とりあえず、券売機を見たところ、曜日によって塩らーめんの日と醤油ラーメンの日があり、基本的に塩と醤油が同時に現れることは無い珍しいスタイルでの営業ですね。
この日は塩ラーメンだけの日だったので、LABOラーメン1200円をぽちり。
サイドメニューにはサーモン丼などの限定もありましたが、お邪魔した時間が時間なので、売り切れていました(^-^; 機会があれば食べてみたいなと思えるラインナップ。
カウンター席に座ると、無化調ながら卓上調味料も添えてくれる優しいスタイル。
僕は使いませんが、ほんのり風味を変えて食べたい人は必ずいますから、そういうお客さんのことを考えるスタイルは素敵ですよね♪
他には外観からは想像できない程に奥行があって店内は思いの他広いです。
カウンター席が10席くらいありましたし、そこから一枚撮らせてもらったテーブル席も四人掛けでこれだけあるとなると、混雑していても店内にすぐには入れそうで魅力的です。
やってきたらーめんがこちら! う…美しい。
で、らーめんのお味は…。なんという鶏と塩な一杯! 鯖節を軸としたLABOオイルの風味と塩特有の尖った部分を鶏や魚介の旨みでやさしく包み込まれた、類を見ない美味しさ。
僕の個人的好みとしては塩よりも醤油の方が好きですが、塩のとんがったしょっぱさの無いスープであれば、塩スープもゴクゴクいけちゃいますね(*'ω'*)
そして、盛り付けから感じる三種類のチャーシューの豪華さがこの一杯の魅力でもあります。
真空低温調理というご家庭では手間がかかり過ぎて、作る人も少ないと思われる技法により右から豚、鳥、鴨と思われるチャーシューが並んでいて、麺が見える隙間すら見えないほど丼というキャンバスを彩っていて食欲を刺激しますねぇ。
この美しさから察するに味付けはしていない素材本来の味わいかな? と思いきやしっかりとした味付けが施されていて、特に豚と鴨の味付けは塩ラーメンの淡麗な味にすごく合います(*´ω`*)
そして控えめでいて触感のしっとりとした優しさの鶏チャーシューが他の二種類の味わいを際立たせる味わいでいて、特製にして良かった…。と思える一杯でした。
去年散歩した時はまだお店の内装工事をしていましたが、駅からけっこう距離があるし、看板からして家系かなぁ? と勘違いしていたのでヤフーニュースを見なければお邪魔する機会はなかったかもしれません(^-^;
ですが、お味はとても個性的でお店の雰囲気も丁寧なので、一人で行くよりも二人以上でテーブル席で食べれたらもっと美味しく感じちゃうかもしれませんね☆彡
次に行く機会があれば醤油ラーメンを食べたいなと思う反面、夜限定のフォアグラそばがすっごく気になっているので、すでに再訪したい気持ちがモリモリです。
ごちそうさまでした。