米国防長官「尖閣に安保適用」明言…首相と会談

読売新聞 / 2017年2月4日 0時16分

マティス米国防長官(左)との会談に臨む安倍首相(3日午後5時39分、首相官邸で)=青山謙太郎撮影

 安倍首相は3日、来日したマティス米国防長官と首相官邸で会談した。

 マティス氏は、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条が沖縄県の尖閣諸島に適用されると明言した。両氏は、北朝鮮の核・ミサイル問題を含む東アジア情勢の安定に向けた連携や、米国の「核の傘」による拡大抑止の維持を再確認した。10日にワシントンで行われる首相とトランプ米大統領との首脳会談を前に、強固な同盟関係を改めて国際社会に示した形だ。

 トランプ政権の閣僚の来日はマティス氏が初めて。会談は、マティス氏が首相を表敬訪問する形式で約50分間、行われた。

Yomiuri On-Line

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング