【悲惨】子供は親の所有物ではない、手足拘束娘死亡!
滋賀県で嫌な事件が発生しましたね。
親が精神病を患っている33歳の娘さんを、暴れると言うので手足を拘束して放置しておいたらしいのですが、なんと、十数時間後には心肺停止で動かない状態だったといいます。
2月3日の話です。
父と母はそれぞれ70歳と69歳。
親の気持ちとしては、子供と一緒にいたいし、かと言って精神的にパニックになり暴れると手がつけられないし、どうして良いかわからなくなるのだと思います。
このような事態になってしまって、親としては悔いても悔いても、泣いても泣いても涙が止まらないのではないでしょうか。
社会にはいろいろな福祉の仕組みがあります。
このようになる前に、どなたかに相談してほしかったと思います。
障がい者地域相談支援センターのような、気軽に相談できるところが、どんどん増設されていっています。
もちろん、まだまだ不足していてわが町にはそんな機関は無いとか、いろいろ不便なこともあると思います。
ですが、「死」に至るまでは、やはり思い切って相談するべきだったでしょう。
辛いかもしれませんが、親としての責務、努めではないでしょうか?
もちろん、親だけの責任ではありません。
行政にも一旦の責任はあるのです。
それは、行政というのは福祉行政に関しても申請主義が取られているからです。
行政が自ら困っている人、相談したくてもできない人を積極的に探して手を差し伸べるところまではしてくれません。
このような助け合い、寄り添いの福祉は、住民同士に任されているのです。
これが、日本の福祉行政の最大の問題点なのです。
このような障がい者にしても、生活困窮者にしても、孤独死がいかに多いことか、そして、行方不明者、自殺者、悪いことには世をはかなんだ無理心中、もっと悪いことには、受託殺人などと言うのもあるのです。
これらを解決するためには、もっともっと日本が豊にならなければなりません。
単に経済的財政的だけではなく、社会的互助の精神もです。
亡くなられた娘さん。どうか安らかに眠ってください。
(画像引用)
http://sakuyahime.jp/wp-content/uploads/2011/02/082_s02_01.jpg
スポンサーリンク
33歳次女の手足縛り監禁した疑い、両親を逮捕 滋賀
朝日新聞デジタル 2/4(土) 1:24配信
次女(33)の手足を粘着テープで縛り、監禁したとして、滋賀県警は3日、滋賀県近江八幡市の無職の男(70)とその妻(69)を逮捕監禁の疑いで逮捕し、発表した。次女は同日午後、死亡が確認され、県警は監禁致死容疑の可能性もあるとみて調べている。
近江八幡署によると、2人は3日午前3~5時半、自宅台所で、無職の次女の両手足を粘着テープで縛って監禁した疑いがある。次女は同日午後7時、死亡が確認された。
3日午後1時10分ごろ、「手足を拘束した娘が冷たくなっている」と119番通報があり、消防署員らがかけつけたところ、次女は心肺停止の状態だったという。
一家は夫婦と次女の3人暮らし。次女は精神病を患っていたといい、夫婦は調べに対し、暴れたために縛ったと供述しているという。
出典 http://