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 4日午前、防衛省講堂。トランプ政権発足後初の日米防衛相会談を終え、米国のマティス国防長官は稲田朋美防衛相と壇上に並んで記者会見に臨んだ。終了後、マティス氏はすっと右手を差し出してほほえみ、稲田氏と握手した。

 「狂犬」の異名をとるマティス氏の来日を、日本側は緊張の中で迎えた。トランプ政権は発足早々、同盟国に負担増を迫るのでは――。「首脳会談の前哨戦になる」(防衛省幹部)、「黒船の再来ではないか」(自民党国会議員)といった声も出ていた。

 マティス氏の言動には、最近まで務めていた軍司令官としての物腰が際立っていた。すっくと立ち、簡明に語る。米軍の対北朝鮮攻撃を想定した質問に答える稲田氏をじっと見つめ、同時通訳機をぐっと耳に押しつけた。

 そして、アジア太平洋の安定に…

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