自称パロディ説
2015年 09月09日 (水) 17:23
・元ネタの話
パクリかパロディかを決定するのは読み手に他ならず、作者がパロディのつもりでしたなんていうのは笑い話にしかならない。訂正、笑い話にしもならない。
知り合いが言っていたのだが、パロディとパクリとオマージュの違いは
・パロディ→元ネタを知らなくても楽しめるが、知っていたらより楽しめる
・パクリ→元ネタを知ってる読者にキレられる。
・オマージュ→元ネタを知ってたらくすりとくる。
みたいな感じだったと思う。
真昼さんもときどきパロディ (と言い張るもの) を使っていた。例えば「魅入られる」の主人公の二つ名、「七つ道具」にルビのトラップトラップトラップは、戯れ言遣いシリーズの戯れ言殺し、ウツリギガイスケの異名である「害悪細菌 (グリーングリーングリーン)」だろう。当人が忘れているが探したらもっとあると思う。ふむ、なにが言いたいのかさっぱりわからない。
特に目的意識もなく書き出したから当たり前か。パロディとして非常におもしろかったのは、初期の頃の入間人間先生。非常に多様なパロディの引き出しをお持ちだったのだが、しかし悲しいかな。引き出しが尽きてからはなんだか散発的に散髪的なお話を多数書きなぐってらっしゃる。つまりなにがいいたいかというと中身がない。つらい。せつない。