帝王切開に対する偏見は根強いので、帝王切開で産むと母乳は出ないと思われているようです。
私には3人の子供がいますが、3人とも帝王切開で出産しました。
帝王切開は、母乳がでにくいと思っていた1人です。
母乳育児に対してのこだわりもなかったので、1人目と2人目は混合でした。
3人目にして、母乳育児ができたのです。
最後の出産になるから、どうしても母乳で育ててみたいと思いました。
母乳育児が成功した理由を紹介します!
水分をしっかり取る
母乳は、母親の血液からできています。
血液の大部分は水分なので、水分をしっかり取らなければなりません。
毎日2リットルは飲むようにしていました。
体が温まると血行が良くなるので、温かい飲み物がオススメです。
私は、タンポポコーヒーやたんぽぽ茶を愛飲していました。
これを飲むと、ぎゅーんとおっぱいが張ってくるのが分かりました。
授乳間隔をあけない
産院で助産師さんから、左右のおっぱいをそれぞれ5分ずつを2往復飲ませて下さい、と指導されていたので実行しました。
もちろん、最初は2往復では足りず、泣き止まないこともありました。
いつまで吸わせても泣き止まない時は、少しだけミルクを与えました。
基本的に、授乳間隔を3時間以上はあけないようにして、泣いたら授乳を繰り返していました。1日に20回とか授乳した日もあります。
とにかく赤ちゃんに、しっかり吸ってもらうことで刺激されたのか、母乳が出るようになったのです。
食事内容に気を付ける
脂っこいもの(揚げ物や焼き肉)、甘いもの(チョコレートや菓子パン)、添加物の多いもの(ジャンクフードやポテトチップスなどのスナック菓子)は極力食べないように気を付けました。
あと、お餅も、乳腺が詰まりやすくなる食べ物で、母乳育児にはすすめられていません。
これらの食べ物は、おっぱいの質が悪くなり、不味くなるので赤ちゃんも飲まなくなりるといわれています。
実際に、たまには良いかぁと焼き肉を食べたあとの授乳は、あまり飲んでくれませんでした。
(しかし、これは個人差があるのか長女と次女は普通に飲んでいました。)
基本的に、母乳育児で食べていけないものはないのですが、赤ちゃんが飲んでくれないとなると、母乳育児に大切な、とにかく吸わせることができなくなります。
詰まってしまうことで乳腺炎になる可能性も出てきます。
私は乳腺炎にはなりませんでしたが、乳腺炎になると、発熱や頭痛、倦怠感などインフルエンザの様な症状になるそうです。
私は焼き肉を食べたあと、搾乳してみると、ドロッとした母乳がでてきました。
普段は、サラサラしていたのに、驚いたことがあります。
そして母乳育児は、とにかくお腹が空きます。あっさりした食べ物だけでは正直足りません(笑)
我慢してストレスも母乳には良くないので、思いきって食べてしまうことも時には必要だと思います。
脂っこいもの、甘いものなどで乳腺炎になりやすくなる理由は、母乳がおっぱいに残ったままになることだと言われています。
乳腺炎を予防するには、赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ与えることが大切なのだと思います。
赤ちゃんの体重が思ったより増えていない
私は、母乳が、足りていないのだと思っていました。
しかし、そうとも限らないようです。
おしっこの回数が1日6回以上あること
1日に8回以上の授乳
活発に、良く手足を動かしている
筋肉に緊張感がある
おしっこの項目は特に重要ですが、これらの目安があると、そこまで心配はしなくても、良いと思います。
また、いくら授乳しても、泣き止まないことがありました。
原因を、考えると、おっぱいが足りないのではなく、眠い時、抱っこしてほしいとき、甘えたいときに、そのようなことがありました。
赤ちゃんが泣く、イコール、おっぱいが欲しいというわけではないこともあるので、あまり母乳が足りない!と思い詰めないで下さいね。
最後に
出産後、カンガルーケアができ、おっぱいをあげられて、すぐお世話ができたり、母子同室になるのが早い自然分娩のお母さんの方が母乳育児は成功しやすいと思うのですが、帝王切開で産んでも、母乳育児はできます。
帝王切開で出産したお母さんの中で、母乳育児をしたいと思われている方の参考になれば幸いです。
助産師さんから指導された内容を記事にしましたが、数ある母乳育児の本の中で、おススメの本です。