溶融燃料を調べる遠隔操作ロボット。垂らしている機器にカメラと線量計のセンサーが付いている=茨城県日立市で2017年2月3日午前10時39分、柳楽未来撮影
東京電力福島第1原発1号機で溶融した核燃料の状態を調べる遠隔操作ロボットが3日、開発した日立GEニュークリア・エナジー(茨城県日立市)で報道陣に公開された。東電は3月までの調査開始を目指している。
ロボットは棒状で、長さ約70センチ、幅約7センチ、高さ約9センチ。貫通部から原子炉格納容器に入れ、中間部の縁にある足場を「コ」の字の形で移動。カメラと線量計のセンサーが一体になった機器をケーブルで下に垂らし、東日本大震災による事故で溶け落ちた燃料を調べる。データは廃炉作業立案の資料とする。
約100トンあった燃料集合体はほとんどが深さ約2.5メートルの水中で固まっているとみられる。2015年4月に別のロボットを入れたが下部は調べず、溶融燃料は確認していない。
2号機で行った1月のロボット調査では、溶融燃料とみられる堆積(たいせき)物などが見つかった。【柳楽未来】