米の雇用統計 就業者数が市場予想を大幅に上回る
アメリカの景気の現状を示す重要な指標、雇用統計が発表され、先月の農業分野以外の就業者数は前の月と比べて、22万7000人の増加と市場の予想を大幅に上回りました。市場では、FRB=連邦準備制度理事会がトランプ大統領が掲げる、積極的な財政政策の具体的な規模なども見極めた上で追加の利上げの時期を早めるかどうか注目しています。
アメリカ労働省が3日、発表した先月の雇用統計は、農業分野以外の就業者数が前の月と比べて、22万7000人の増加と、市場の予想を大幅に上回りました。
また、失業率は前の月が4.7%だったのに対し、先月は4.8%でした。
一方、物価の動向を見極める上で重要な先月の平均の時給は、前の年の同じ月と比べて、2.5%のプラスとなりました。
イエレン議長は先月の講演で、雇用情勢などが目標に近づいているとして、追加の利上げについて、「今後数か月の経済しだいだろう」と述べ、意欲を示しています。
市場では労働市場の改善を踏まえ、次の利上げの時期は、6月ごろという見方が出ていますが、FRBがトランプ大統領が掲げる積極的な財政政策の具体的な規模や、ドル高による経済への影響なども見極めたうえで、追加の利上げの時期を早めるかどうか注目しています。
また、失業率は前の月が4.7%だったのに対し、先月は4.8%でした。
一方、物価の動向を見極める上で重要な先月の平均の時給は、前の年の同じ月と比べて、2.5%のプラスとなりました。
イエレン議長は先月の講演で、雇用情勢などが目標に近づいているとして、追加の利上げについて、「今後数か月の経済しだいだろう」と述べ、意欲を示しています。
市場では労働市場の改善を踏まえ、次の利上げの時期は、6月ごろという見方が出ていますが、FRBがトランプ大統領が掲げる積極的な財政政策の具体的な規模や、ドル高による経済への影響なども見極めたうえで、追加の利上げの時期を早めるかどうか注目しています。