昨季ナ・リーグ本塁打王のカーター　「日本より米に残りたい」

　日本より大リーグでプレーしたい−。今季は日本でプレーする可能性が伝えられているクリス・カーター一塁手（３０）＝ブルワーズからＦＡ＝が、大リーグでのプレー続行を希望した。１日、米放送局ＥＳＰＮのボーデン記者のツイッターによれば、昨季ナ・リーグ最多の４１本塁打をマークしたカーターは「日本に行くよりも、ここ（米国）に残って大リーグでプレーしたい」と明言した。

　カーターのステュワート代理人は１月３１日、「日本でのプレーも真剣に考慮しなければならない」とコメントし、日本の複数球団からオファーがあることも明かした。現時点ではレイズ、レンジャーズと契約交渉中だが、両軍ともに獲得の本命候補は同じＦＡの大砲ナポリと伝えられ、カーターとの交渉は難航しているもようだ。

　昨季は初の本塁打王に輝いたが、変化球への対応力が低く、打率は２割２分２厘の低空飛行。リーグ最多の２０６三振も喫し、三振王は３年ぶり２度目だった。どちらかといえば、大リーグでやった方がいいのでは…。