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【プロ野球】

巨人・坂本を侍クリーンアップに 小久保監督が指名

2017年2月3日 紙面から

日本代表の小久保監督(左)の前で打撃練習に取り組む巨人の坂本勇=宮崎で

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 3月のWBCで、巨人・坂本勇人内野手(28)は中軸を打つことになりそうだ。2日に宮崎市内で行われている巨人の春季キャンプを視察した日本代表・小久保裕紀監督(45)が、坂本勇の起用について「現状ではクリーンアップの一角を、と思っています」と語った。

 昨季のセ・リーグ首位打者は、昨年11月の強化試合では1、3、6番で起用された。WBCでは日本ハム・中田とDeNA・筒香の4、5番が濃厚。6番候補はソフトバンク・内川で、坂本勇は「3番・遊撃」が最有力とみられる。

 指揮官からは打順とともに、キャプテンシーにも大きな期待が寄せられている。小久保監督は高橋監督との会話を思い出しながら「チーム全体を見て、引っ張る姿が出てきたと言っていた。代表チームも引っ張っていってもらいたい」と話した。

 坂本勇も要望に応える気満々。「どこを打つにしてもしっかり準備する」と意気込み、キャプテンシーにも「そういうところもチームを見ながら、しっかりやっていけたらいいのかな」と意欲を示した。

 巨人はこの日で第1クールが終了。フリー打撃では柵越えも披露。4日からはWBC公認球を使ったノックを受けるなど、代表招集への身支度を整えていく。

 「ボールにしても、どうやったら滑らないかやっていきます」

 クリーンアップと、キャプテン的役割。坂本勇はV逸した第3回大会を知るメンバーでもある。悔しさは忘れていない。小久保監督の要求に応えて、日の丸を2大会ぶり頂点へと導く。 (川本光憲)

 

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