焼酒シェア1位「チャミスル」、韓国成人1人当たり年間42本

焼酒シェア1位「チャミスル」、韓国成人1人当たり年間42本

 韓国酒造大手のハイト真露は2日、焼酒(ソジュ、韓国式蒸留酒)ブランド「チャミスル」の昨年の売上高が1兆ウォン(約980億円)を突破したとみられると発表した。出荷本数は17億本(360ミリリットル基準)で、韓国の成人(4015万人)が1人当たり42本飲んだ計算になる。

 韓国の焼酒ブランドが「1兆クラブ」入りを果たすのは初めてで、1998年にチャミスルが発売されて以来18年目での快挙だ。チャミスルの売上高は、2014年が9636億ウォン、15年が9756億ウォンだった。ハイト真露関係者によると、昨年1-9月の売上高は前年同期比7.8%増の7626億ウォンで、10月以降も販売が好調だったことから、通年で1兆ウォンを超えたことが確実視されるという。

 チャミスルは発売翌年の99年から現在まで焼酒部門の販売首位を守っている。酒類業界はメーカー別の販売量を公表していないが、チャミスルのシェアは約50%と推定される。

キム・チュンリョン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 焼酒シェア1位「チャミスル」、韓国成人1人当たり年間42本

right

関連ニュース