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札幌護国神社も在特会の行事を後援 境内で自民党議員のアイヌ民族批判集会も

北海道札幌市の由緒のある神社「札幌護国神社」が、2011年11月に開催された在特会による行事の後援を行っていたことがわかった。終戦の日の参拝行事などでも関わりがあるほか、自民党議員がらみの「日本の中で歴史の捏造や誇張によって卑怯な賠償請求と税金搾取が行われ郷土と国を蝕むアイヌ政策」集会も実施していた

更新日: 2016年02月06日

gudachanさん

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札幌護国神社とは

北海道札幌市中央区にある札幌護国神社は、1879円に建立。西南戦争の戦没者などを祀る由緒のある神社だ

札幌護国神社は、 明治10年の西南の役に
戦病没した屯田兵の霊をお慰めするために
明治12年に創建されました。

現在では、西南の役で亡くなられた屯田兵
のほか、その後の幾多戦役の戦病役者の
霊と殉職警察官、殉職消防官の霊を合祀
申し上げております。
また、境内社の多賀殿では、滋賀県多賀
大社より分霊いただき、昭和24年9月より、
御祭神をお祀り申し上げております。

問題の行事がこちら

問題の行事は2011年11月14日から16日にかけて開催されたもの。在特会北海道支部のほか、地元の在特会系団体である「俊傑憂憤の集い」や「そよ風北海道」などが連盟となっており、その後援に札幌護国神社の名前がある(在特会の札幌市内での反韓デモの様子)

【場所】
かでる2・7 一階展示ホール

【主催】
「日韓併合」の真実を明らかにするパネル展実行委員会

【賛同団体】※50音順
新しい歴史教科書をつくる会札幌支部
永住外国人の地方参政権を考える札幌市民の会
英霊にこたえる会北海道本部
在日特権を許さない市民の会北海道支部
俊傑憂憤の集い
戦争体験を正しく伝える会
そよ風北海道
特選隊友の会
日本シルクロード科学倶楽部北海道
北海道の教育を考える市民ネットワーク

【後援】
日本会議北海道本部
札幌護國神社
維新政党・新風北海道本部

【現場責任者】
北田(「日韓併合」の真実を明らかにするパネル展実行委員会・委員長)

【入場料】
無料

2009年には在特会ら協賛で「正式昇殿参拝」を実施

2009年8月15日には、在特会北海道支部や俊傑憂憤の集いらによる正式昇殿参拝も行われている。「日本を大切に思う道民の会」の主催となっているが、この顧問は俊傑憂憤の集いの渡邉代表であり、同会のページ上で告知されている

戦争を戦われた御英霊に対し、誠心敬愛の念を表するのが誇りある国民としての姿と考え、札幌護国神社におきまして正式昇殿参拝を下記日程にて執り行わせて頂きます。
万障繰り合わせの上、ご賛同ご参集頂きますよう切にお願い申し上げます。 記


と き 平成二十一年八月十五日  午後一時三十分集合

ところ 札幌護国神社(札幌市中央区南十五条西五丁目一番地)
地下鉄南北線幌平橋駅下車徒歩五分/市電行啓通駅下車徒歩五分

第一部 昇殿参拝 / 第二部 座談会~維新政党新風北海道本部
          綿谷 新代表よりご挨拶
参加費 五百円(参加費は、玉串料として奉納させて頂きます。)


主 催 日本を大切に思う道民の会 (通称 思う会)


協 賛   維新政党新風北海道公式参拝推進協議会/
      在日特権を許さない市民の会北海道支部/ 俊傑憂憤の集い

お問い合わせ先 思う会顧問 渡邊喜楽

2010年にも参拝を実施

また2010年の終戦の日にも同様の参拝を実施。実施報告によれば、前の年の参拝とは異なり、主催の「日本を大切に思う道民の会」が神社側や遺族会と連携して賑わいを見せたという。遺族会の高齢化を憂慮した上で、協力体制作りをにおわす文章になっている

八月十五日 札幌護国神社参拝のご案内
    
 昭和二十年、あの敗戦の日から六十五年目の夏を迎えようとしております。
小泉元首相在任最終年靖国神社参拝以来、歴代首相の靖国神社参拝が見送られております。戦争を戦われた英霊に対し、顕彰の念を表するのが誇りある国民としての姿と思い、札幌護国神社におきまして札幌戦没者連合遺族会が主催されます、正式昇殿参拝に日本を大切に思う道民の会として、参集させていただけることとなりました。万障繰り合せの上、ご参集頂きます様宜しくお願い申上げます。




【日時】  平成二十二年八月十五日  午前11:15分集合

【場所】  札幌護国神社 中央区南十五条西五丁目 電話011-511-5422
    (地下鉄南北線幌平橋駅下車徒歩五分  市電行啓通駅下車徒歩五分)

平和祈念祭 午前十一時三十分 札幌護国神社本殿にて参拝

参加費 千円 (玉ぐし料として奉納させていただきます。)

例年、日本を大切に思う道民の会主催で、遺族会や神社とは別に、単独の団体昇殿参拝を行ってきたが、
今年は、神社と遺族会と連携して、遺族会・神社主催の慰霊祭に便乗して団体参拝を呼びかけたようである。

殿内に入り切れないくらいの多くの方々が参拝に来られて、おそらく近年にない賑わいだったに違いない。

靖国神社周辺の大騒ぎと違って、札幌では粛々と慰霊祭を執り行えたことに感謝したい。

遺族会の高齢化を考えるとき、10年後は、きっと寂しい祭典になるでしょう。
そういうことを予想するとき、今回の思う会の行った手法というのは、今後の護国神社にとっても大いなる収穫であったと思うし、これを機会に神社側も英霊顕彰の後継者育成の面でも前向きに協力体制を創作していただきたい思いである。

そして、2011年度は遺族会主催の参拝を告知

前年度の成果が奏効したのか、2011年の終戦の日は札幌戦没者連合遺族会の主催による「平和祈念祭」を、日本を大切に思う道民の会が呼びかけており、俊傑憂憤の集いページ上で告知されている

★8.15札幌護国神社 平和祈念祭 のお知らせ★

【日時】平成23年8月15日(月)    
     集合:11時15分  本殿にて参拝:11時30分~
【場所】札幌市中央区南15条西5丁目
【主催】札幌戦没者連合遺族会
【呼びかけ】日本を大切に思う道民の会(思う会)
※玉串料として、千円をご用意ください。
※当日は、「遺品殿」が一般公開されます。 英霊の方々のご遺品などが展示されています。
 ぜひ一度見学し、先人たちの偉業を偲び、 英霊の方々のうえに現在の平和が築かれている事を
 身をもって体験していただければ幸いです。

2012年には「郷土と国を蝕むアイヌ」問題の集会を神社内で実施

2012年には札幌護国神社内にある多賀殿で、「アイヌ民族問題」の集会が行われており、やはり俊傑憂憤の集いページ上で告知されている。この講演会の講師には自民党所属の小野寺まさる道議会議員と川田ただひさ札幌市議が登壇。さらに、告知のチラシにはヤハリ自民党所属で「ヤンキー先生」で有名な義家弘介参議院議員のメッセージが寄せられている

8.26★「アイヌ民族」問題学習会
※「アイヌ民族」問題学習会ブログより転載
http://koushinminzoku.blog117.fc2.com/blog-entry-266.html

詳細は、↓宣伝チラシをご覧下さい。
http://blog-imgs-35-origin.fc2.com/k/o/u/koushinminzoku/chirashi2.jpg


【日時】平成24年8月26日(日)14時~17時
【会場】札幌護国神社多賀殿(札幌市中央区南15条西5丁目1-1)
【会費】500円(資料代)
【主催】自主憲法を願う道民会議
【協力】秀陣会
【アクセス】http://www3.ocn.ne.jp/~gokoku30/

【講師】
小野寺秀氏(北海道議会議員)
川田ただひさ氏(札幌市議会議員)
河野本道氏(文化人類学者)
的場光昭氏(旭川ペインクリニック病院理事長)

【コーディネーター】砂澤陣氏(工芸家)

今、日本の中で歴史の捏造や誇張によって卑怯な賠償請求と税金搾取が行われ
郷土と国を蝕むアイヌ政策の現実とその先にある負の連鎖を断ち切らねければなりません。
一人でも多くの皆さんと情報を共有しこの問題を広めたいと考えております。御参加お待ちしております。

*当日は勉強会前に市街でのビラ配布を行います。御協力いただける方募集いたします。
13時頃より参拝も予定しております。

*日頃、アイヌ政策に疑問を持っているいわゆるアイヌ系の方々やアイヌ協会不正の実情を詳しく知りたいアイヌ協会会員の方も御遠慮なく参加して下さい。不正について包み隠さず詳細にお答えいたします。
特にアイヌ協会札幌支部の不正を役員は何の説明も行っていないどころか「シャモの差別だ!」と論点のすり替えを行っている様では「真実」を知る事はできません。
この機会に是非御参加下さい。

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gudachanさん



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