で、チラッと原稿料の話をしたのですが、
以前、こんな記事を書いたのを思い出しました。
3年前の記事ですが、状況は全然変わってない
■ウェブライターの原稿料は、
大量に募集をかけているキュレーションサイトだと、ひと記事100円くらい。
とても生活していけない水準です
■私がライター仕事を始めた2012年の夏は、
まだ単著もなかったし、ひと記事2000円の仕事を受けていました。
ライターデビューした月の原稿料は、なんと2000円。たしかそのくらい。思い出したくない


もう、将来不安ばっかりです。
それでバイトを掛け持ちしながら書いていたのですが、
ライターとして生活できるようにはなりませんでした

その頃、ツイッターでは一応、フォロワーが万単位の「有名人」
で、
一定のファンがいて、
はてなブログを更新したら毎回なんとなく、普通の人よりアクセスを稼げる……レベルではあったのですが、
それでも、ひと記事5000円もらえれば良い方。
なので、毎月、北条かやとしての月収は2万円くらいでした
切ない。
■それが大きく変わったのは、
売れた!という実感は皆無だったけど、
週刊文春さんが【新刊コーナー】で取り上げてくれて、色々と話題にしてもらえた。
その後は、
■テレビに呼んでもらえたり(初めてのテレビは、桃華絵里さんがサブMCだったテレ東の深夜番組でした
ギャラは4万円だった ←コラ!暴露すな)
■インタビューや、目上の方との対談企画に呼んでいただけるようになって、
それが収入として加わったので、一気に生活できるようになりました。
その後は少しずつ単価の高い仕事が増えて、
■2000円の仕事や5000円の仕事も断らず続ける一方で、
■エッセイを書いて4万円とか、雑誌の電話インタビューで1万円とか、ウェブ記事2万円とか、
「万単位の仕事」が増えてきたので、なんとか生活が成り立つようになりました。
まだ、ライターだけの収入で生きていくようになってから3年くらいです。
そう考えると恐ろしい。
社会人3年目なんて、会社にもよるけど
「仕事には慣れたがまだまだひよっこ」レベル
ですもんね。でもミスは許されない感じ。
一時は印税をのぞいた月収が60万円とか、驚くほどの金額になったけど、
それまでに失った収入(もし正社員だったら2年分のお給料が貰えた期間、ほぼ無職だったわけで)
を考えると、
全然ペイしてない

苦笑
今も、ひと記事2〜5万円で書かないと厳しいです。赤裸々かよ。でも、そのくらいの価値は提供できてると思う。
入院してから、書く体力と気力がぐんと落ちてしまって、本当はもっと書かなきゃいけないのに、体がついていかないのでツライです。
はぁ…….弱音。30代はもう少し稼ぎたいなぁ。
■今年は4月に単行本が出るのと、テレビに加えて講演の仕事も受けられそうなので、
どんどん、自分のできることを増やしていこうと思っています。
寄稿する本数も、もちろん増やしていきたい。
そうしないと、将来不安すぎます

なんだか暗〜い話になってしまいましたが……
暗いまま終わります。←
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