はじめに
こんにちは!ひめだかです。
今回は毎月1万円ひたすら積み立てて6年経過するとどのようになったかをご紹介します。
投資はしてみたいけれどもリスクがちょっと・・・とお思いの方もおられると思いますので参考になればいいかなと思い調べてみました。
では積み立て口座についてお話しします。
積み立てていた口座について
私のインデックス投資は以前からお話ししているとおり「バリュー平均法」にしたがって投資しています。
今回ご紹介する積み立て口座はそうではなくほんとうにシンプルに積み立てていた口座です。
まずはこの口座についてからお話しします。
子供名義の積み立て口座
この口座は子供名義で作成した口座です。
マネックス証券で開設したいわゆる「未成年口座」というものです。
子供が大きくなった時に学資などに使えるようにしています。もちろん児童手当とは別です。
ちなみに児童手当は個人向け国債で運用中です。
児童手当はリスク資産としては運用しないという方針があります。個人向け国債がリスク資産かどうかは意見がわかれますが・・・・
子供が産まれたあと2歳くらいからなくなっても泣かないという方針でひっそりと積み立てています。
「なくなっても泣かない」をコンセプトにしていますので資産総額にも入れていません。
私の資産にとっては持株会とならんで棚卸し除外な資産なんです。
ドルコスト平均法
この子供名義口座、正直ほとんどなんにもしていません。
毎月1万円をポートフォリオで割った金額をひたすらドルコスト平均法にしたがって自動的に積み立て投資を行っています。
途中2回くらいリバランスを行なったくらいで、口座情報を見るのも数ヶ月に1回という適当さです。
金額
積み立て金額はすっきりしています。
毎月1万円ぽっきり
追加拠出することもありません。
だってなくなっても泣かない棚卸し除外の資産ですから。
ただ生まれた時点に作成したものではなく2歳過ぎくらいのときに口座をつくったもので、
産まれたときからの1ヶ月1万円分を一括で入れて最初にポートフォリオを構成しました。
ボーナスから年間12万円マネックス証券の口座へ振り込んで勝手に投資してもらっています。
ポートフォリオ
ポートフォリオも超適当です。
このポートフォリオは効率的フロンティアによるポートフォリオ計算もへったくれもなくただこんなもんやろと10秒ほどで決めたものです。
資産 | 割合 |
---|---|
先進国株式 | 50% |
国内株式 | 20% |
新興国株式 | 20% |
国内債券 | 10% |
ほら、適当でしょ?思いつきそうでしょ?
いっぽうで私の資産はこのころいろいろと試行錯誤を繰り返しているころでした。海外ETFであるVTを頑張って買い付けたりしていた頃です。
なくなっても泣かないをコンセプトにしていますので株式の割合が9割と結構アグレッシブなポートフォリオとなっています。
結果こうなった
そうやって良くも悪くも放置かましていたこの積み立て口座、現在はどうなっているでしょうか。
金額
子供が先月8歳になりましたので積み立て金額(元本)は12*8=96万円です。
それが現在ではこのようになりました。
およそ150万円です
この資産額はわたしがボーナスに半年ごとに6万円振り込んでいますので待機資金も含まれます。
元本に対しての資産はおよそ1.5倍にふくらんでいます。
ちなみに資産別の金額は以下の通りとなっています。
推移
この資産の推移をみてみますと口座を開設したのは東日本大震災の直前だったのですが、
震災ショックやアベノミクス、それにここ1年ほどのいろんなショックを経験し
大きくなっていることがわかります。
やはりコツコツとした積み立て投資は有効であるといえますね。
考察
このひたすらドルコスト平均法で積み立てた子供の口座の推移をみて思ったことを書いてみます。
ドルコスト平均法は有効
まず言えるのはドルコスト平均法は有効だということです。
この6年間先ほども言いました東日本大震災やアベノミクス、チャイナショックにイギリスのEU離脱、最近ではトランプラリーもあって資産の浮き沈みが激しいはずです。
そんななかでもこれだけの資産に育つことができました。
投資金額に対しての増加率は6年で約50%、つまり1.5倍です。年平均で約8%になります
預金では絶対にこれだけの資産を増やすことはできません。
ぼろ儲けはできない
ところが投資になれた方ならたった6年でたった1.5倍じゃないかと思われる方も多いと思います。
そうなんです。
ドルコスト平均法は大損もしませんがぼろ儲けもできません
株式の割合が9割に達するチャレンジャーなポートフォリオの割に年平均たった8%です。
さらに株主優待などもありませんので正直つまらないものであるともいえます。
そのぶん資産のマイナスの変化もマイルドなはずですのでそこはつまらない代わりに精神的ダメージも少ない投資といえます。
それでも短期的に見ると年20%程度の変動はみておかないとしんどいとは思いますね。
この口座の場合は資金を振り込んだらほったらかしなのでどんなに資産が変動しようとも気になりませんでした。
積み立ては投資に有効
こうしてみてみるとコツコツとドルコスト平均法による積み立て投資はビギナーから玄人の方まで幅広い層に利用価値があると思います。
ビギナーの方ならば価格の変動リスクがシビアに感じられるでしょうから、変動しても泣かない金額を毎月コツコツと投資をすることで
自分のリスクに対する受け止め方のトレーニングにつながると思います。
いっぽうでばりばりと個別株投資をされている方も変動リスクの大きさは理解されていると思います。
その変動リスクをマイルドにする方法としてドルコスト平均法によるインデックス投資は有効ではないかなと私は思います。
解約も自由自在ですので種銭作りにもいいのではないかとも思います。
たった6年間積み立てただけでもこれだけの資産に育ったのは私にとっても参考になりました。
自分自身の資産はあれやこれやといじり回していたのに対して子供用口座のほうはまったくの放置プレイとなっていますので純粋な結果がわかりましたので良かったと思います。
まとめ
今回は子供が2歳くらいの時に作成した口座が6年間毎月1万円投資してどのようになったかをご紹介しました。
積み立て投資の世界ではよく必ず耳にする「ドルコスト平均法」がどのように育ったのか知っていただけたら幸いです。
ご自身の投資スタイルの参考にしてみてくださいね。
なおこの結果はあくまで過去のものですので未来がどのようになるかはわかりません。
そのため投資は自己責任でお願いします。
では、またよろしくです!
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