三菱重工 仏の原子力関連新会社に300億円出資へ
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三菱重工業は、経営再建を進める世界最大級の原子力関連企業、アレバを支援するため、本体から分社化される燃料サイクル事業の新会社に対して、2億5000万ユーロ(日本円で300億円余り)を出資することで、大筋合意したことを明らかにしました。
発表によりますと、三菱重工はアレバから分社化される使用済み核燃料の再処理などを手がける燃料サイクル事業の新会社に出資することで大筋で合意したということです。出資比率は5%で、出資額は2億5000万ユーロ(日本円で300億円余り)に上るということです。
アレバは、フランスに本社を置く世界最大級の原子力関連企業ですが、東京電力・福島第一原子力発電所の事故などをきっかけにした世界的な原発建設の需要の低迷で業績が悪化しています。
このため、比較的業績が好調な燃料サイクル事業を分社化し、三菱重工などから出資を受ける一方で、不振が続く原子炉の建設事業はフランスの電力公社から出資を受け経営を立て直すことにしています。
アレバをめぐっては、三菱重工が原子炉の建設事業にも出資を検討しているほか、使用済み核燃料の再処理工場を運営する日本原燃も燃料サイクル事業の新会社に5%の出資することで近く合意する見通しで、日本勢でアレバの経営を支援することになりそうです。
アレバは、フランスに本社を置く世界最大級の原子力関連企業ですが、東京電力・福島第一原子力発電所の事故などをきっかけにした世界的な原発建設の需要の低迷で業績が悪化しています。
このため、比較的業績が好調な燃料サイクル事業を分社化し、三菱重工などから出資を受ける一方で、不振が続く原子炉の建設事業はフランスの電力公社から出資を受け経営を立て直すことにしています。
アレバをめぐっては、三菱重工が原子炉の建設事業にも出資を検討しているほか、使用済み核燃料の再処理工場を運営する日本原燃も燃料サイクル事業の新会社に5%の出資することで近く合意する見通しで、日本勢でアレバの経営を支援することになりそうです。