岐阜大学で学年末の定期テストにあわせて「単位」と焼き印が押されたどら焼きが販売され、学生たちの人気を集めています。
販売しているのは岐阜大学の大学生協で、直径約１０センチのどら焼きの表面に漢字で「単位」と大きく焼き印され、１単位、１４５円で販売されています。
生協によりますと、テスト期間になると「単位がほしい」という切実な意見が、毎年、生協によせられることから学生と共同で企画してことし初めて作りました。
これまで生協が取り扱っていた大学のマーク入りどら焼きは、一日５個程度の売れ行きでしたが、単位どら焼きは１月下旬の販売開始初日に２００個以上売れるなど、学生に大人気だということです。
女子学生は「単位が取得できるかどうか、ぎりぎりのところなので、あすのテストを前に単位を買いました。アイデアがおもしろいです」と話していました。
生協学生委員会の三矢厚樹副委員長は「学生の単位が欲しいという率直な気持ちを商品にしました。
単位の取得は甘くないですがこの甘いどら焼きを食べて頑張ってほしいです」と話しています。
単位どら焼きは３日まで岐阜大学の生協で販売されます。