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拳銃と実弾 元町議に実刑判決

02月03日 09時56分

拳銃と実弾 元町議に実刑判決

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拳銃2丁と実弾11発を隠し持っていたとして、銃刀法違反の罪に問われた三重県紀北町の元町議会議員の男に津地方裁判所は、2日、「反社会的で危険性の高い行為だ」として懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。
紀北町の元町議会議員、東篤布被告は(63)は、去年10月、町内の自宅で回転式の拳銃2丁と実弾11発を隠し持っていたとして、銃刀法違反の罪に問われました。
これまでの裁判で検察側は「殺傷能力のある拳銃を所持していたことの社会的な危険性は極めて高い」などとして懲役5年を求刑していました。
一方、弁護側は「議員を辞職するなど、社会的な制裁は受けている」などとして、執行猶予の付いた判決を求めていました。
2日の判決で津地方裁判所の増田啓祐裁判長は「被告は、『拳銃は知人の暴力団員から預かり保管していたもので処分しようと考えていた』と供述するが、にわかに信用しがたい。いかなる理由で入手したにせよ、反社会的で危険性の高い行為で実刑をもって臨むほかない」と指摘して、懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しました。

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