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16歳少年 傷害致死罪で起訴
02月02日 19時03分
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去年10月、三重県鈴鹿市の公園で、当時14歳の男子中学生が暴行を受けて死亡した事件で、津地方検察庁は刑事処分が相当だとして、家庭裁判所から送り返された16歳の少年を傷害致死の罪で起訴しました。
起訴されたのは鈴鹿市に住むとび職の16歳の少年です。
起訴状などによりますと、少年は去年10月、鈴鹿市の公園で津市の中学2年生、森祥太さん(当時14)に殴る蹴るの暴行を加えて死亡させたとして傷害致死の罪に問われています。
この事件では、当時15歳から18歳の少年少女4人が逮捕され、3人は少年院に送られる決定が出ていますが、16歳の少年については津家庭裁判所が「とりわけ危険性の高い激しい暴行に及んでおり、責任は重大だ」として、去年11月、検察庁に送り返していました。
津地方検察庁は専門家による精神鑑定を行ったうえで、刑事責任が問えると判断し、2日、16歳の少年を傷害致死の罪で起訴しました。検察は少年の認否を明らかにしていません。
少年は今後、成人と同じように裁判員裁判を受けることになります。
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