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トヨタ“我々も米国メーカー”

02月02日 19時03分

トヨタ“我々も米国メーカー”

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アメリカのトランプ大統領が日米の自動車市場に不公平があると厳しい姿勢を示していることに関連してトヨタ自動車の豊田章男社長は積極的に現地生産に取り組んでいると強調し、「我々もアメリカのメーカーのひとつだと理解してほしい」と述べました。
トヨタの豊田社長は、2日、東京都内で、自社のイベントのあと、記者団の取材に応じました。
この中で、豊田社長はトランプ大統領が日米の自動車市場に不公平があると厳しい姿勢を示していることに関連して「1980年代のトヨタと、現在では状況は大きく変わっている」とした上で、「アメリカで現地生産し、販売網も育ててきた。先日、発表したカムリは最もメード・イン・アメリカの車といわれ、アメリカの工場でアメリカの従業員がアメリカの顧客のためにつくっている。我々もアメリカのメーカーのひとつだと理解してほしい」と述べました。
また、豊田社長はトランプ大統領がNAFTA=北米自由貿易協定を見直すとしていることについて、「NAFTAというルールが変わるなら、そのルールにあわせた形で企業努力を重ねたい。今後の動向を注視したい」と述べました。
一方、豊田社長は、3日、安倍総理大臣と会談するかどうかについては「あす会うかどうか、はっきり分からない。チャンスがあれば、お会いできるかなと思う」と述べるにとどめ、会談した場合はトヨタの基本的な方針を説明する考えを示しました。

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