02月02日 12時37分
東北地方や北海道の企業が自動車産業が盛んな愛知県に、最新の製品や技術を売り込むための商談会を刈谷市で開き、担当者が自社の強みをPRしました。
商談会は東北地方や北海道など8つの道と県、それに、企業が、自動車関連の企業が集まる愛知県に販路を拡大しようと、毎年、開いています。
ことしは81の企業や団体が出展し、担当者が、ブースを訪れた自動車部品メーカーの関係者と名刺を交換したり、自社の製品を手にとって、最新の技術を紹介したりしていました。
このうち、宮城県多賀城市に工場がある化学メーカーは車の窓ガラスやミラーが曇らないようにする塗料やフィルムを紹介し、実演しながら開発中の技術をPRしていました。
出展した山形県の金型部品メーカーの担当者は「リーマンショック以降、主力製品を家電から自動車向けに移行したので、自動車産業が強い愛知県で、1件でも多くのお客様とつながりたい」と話していました。
会場を訪れた名古屋市の自動車部品メーカーの担当者は「東北や北海道の最新技術を見ることができて良かった」と話していました。
商談会は刈谷市産業振興センターで、3日まで開かれています。
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