無人の軽ワゴン車が小学校の校庭を暴走 東京・多摩

無人の軽ワゴン車が小学校の校庭を暴走 東京・多摩
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3日午前、東京・多摩市の小学校で、無人の軽ワゴン車が動きだし、運転手が飛び乗って止めようとしましたが、校門をなぎ倒したあと、校庭などおよそ100メートルにわたって走りました。当時、校庭では児童が体育の授業を受けていましたが、けが人はいなかったということで、警視庁は、シフトレバーがドライブに入っていたため、車が動きだしたと見て調べています。
3日午前11時すぎ、東京・多摩市の貝取小学校で、校門付近に止まった宅配業者の軽ワゴン車が、70代の男性運転手が降りたあと無人の状態で動きだしました。

男性は車を止めようと、運転席に飛び乗りましたが、車は止まらず、校門をなぎ倒したあと、鉄製の車止めを乗り越えて校庭などおよそ100メートルにわたって走りましたが、ポールに衝突して止まりました。

警視庁によりますと、この間、男性は車から振り落とされて肩を打つなどの軽いけがをしたということです。また、当時、校庭ではおよそ50人の児童が体育の授業を受けていましたが、全員逃げるなどして、けが人はいなかったということです。

警視庁は、シフトレバーがドライブに入っていたため、車が動きだしたと見て調べています。

貝取小学校の布宮英明校長は「児童にけがは無かったが、車が向かってきて怖い思いをした子もいるので、心のケアをしたい」と話していました。

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