02月01日 09時41分
岐阜県の下呂警察署の警察官が、1月31日、軽乗用車で交番に向かう途中、軽トラックと衝突して相手の男性にけがをさせる事故を起こし、基準を超えるアルコールが検出されたことから酒気帯び運転などの疑いで逮捕されました。
警察官は「寝酒が残っていたのはわかっていたが運転してしまった」と話しているということです。
逮捕されたのは、岐阜県の下呂警察署地域課の警部補、浦部貴宏容疑者(45)です。
警察によりますと、浦部警部補は、1月31日午前9時20分ごろ、勤務先の下呂市内の交番に軽乗用車で向かう途中の市道で、軽トラックと衝突する事故を起こし、相手の男性は肩を打つ軽いけがをしました。
駆けつけた別の警察官が検査したところ、基準を超えるアルコールが検出されたということで、その後酒気帯び運転と過失運転傷害の疑いで逮捕されました。
調べに対して浦部警部補は「寝酒が残っていたことはわかっていたが、運転してしまった」話しているということで、警察は酒を飲んだ時間や量などを調べています。
岐阜県警察本部の監察課は「現職の警察官が逮捕されたことは誠に遺憾です。今後、事実関係を捜査・調査の上、厳正に対処します」とコメントしています。
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